小澤征爾(C)Shintaro Shiratori
2023年3月、京都・東京・名古屋の3都市にて開催される、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』。このたび、本プロジェクトのオーケストラメンバーのオーディションが、東京と京都にて開催されることが決定した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オーディションの開催は3年ぶりとなる。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と指揮者 小澤征爾がオペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾」。毎年、国内外のオーディションによって選ばれた若い音楽家でオーケストラを結成し、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする講師陣の指導のもと、世界中のオペラハウスで活躍する一流の歌手や演出家とともにリハーサルを重ね、その成果をオペラやコンサートで披露する教育プログラムだ。次回、2023年3月の公演は、今年2022年6月に小澤征爾音楽塾初の首席指揮者に就任したディエゴ・マテウスの指揮で演奏される。
ディエゴ・マテウス
今回のオーディション対象となる楽器は全15種類(京都はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのみ)。それぞれのオーディションを、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーらが審査する。オーディション通過者は、来年3月のオペラ公演に加えて、8月、9月には『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』にて『子どものためのオペラ』と『子どものための音楽会』にも出演となる。詳細は小澤征爾音楽塾公式ウェブサイト オーディションページを確認してほしい。
(C)大窪道治/2022SOMA
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