ヴィットリオ・グリゴーロ
2023年1月28日(土)、世界最高峰のテノールの一人 ヴィットリオ・グリゴーロのコンサートが東京・サントリーホールにて開催される。
23歳でミラノ・スカラ座にデビューし、以降メトロポリタン・オペラ、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座をはじめとする世界最高峰の歌劇場で「椿姫」、「トスカ」、「ボエーム」、「ファウスト」、「ウェルテル」をはじめとするイタリアとフランスのオペラにおいて主要な役を演じているヴィットリオ・グリゴーロ。舞台上のグリゴーロは役柄を自らに憑依させ、圧倒的な存在感をもって観客を惹きつける。
レパートリーの中心は王道のイタリア・オペラ。マントヴァ公爵(「リゴレット」)もカヴァラドッシ(「トスカ」)も、まるで彼のために創作された役のように自然に歌い上げる。さらに、その柔らかな美声を駆使してフランス・オペラでもその真価を発揮。イタリアの伝統とフランスの優美さを兼ね備えた、今日最高峰のテノールの一人と評されている。
「日本人はイタリア人より熱いものを内面に秘めている。僕の歌でその情熱に火をつけたい」と語るグリゴーロ。今回、そんなグリゴーロとともに舞台にあがるのはオペラ指揮者として世界中で辣腕をふるうダニエル・オーレンだ。
なお、グリゴーロは来年2023年9月に予定されているローマ歌劇場日本公演「トスカ」の出演も決定している。
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