RCサクセション、初武道館公演の爆音上映会がクリスマスにアンコール上映決定 ティザー映像公開も
今年5月に東京、札幌、名古屋、大阪で開催されたRCサクセション初の東京・日本武道館公演の爆音上映会。このライブは1981年のクリスマスに開催されたもので、これ以降、クリスマス公演は定番化し、「クリスマスはRC」と言われるようになったという。この爆音上映会のクリスマス・アンコール上映が決定、チケットの一般販売が11月5日よりスタートし、ティザー映像が公開された。
この映像は、RCサクセションが3人組のフォークグループからバンド編成に変わり、1980年1月の渋谷のライブハウス屋根裏4daysソールドアウトを皮切りに、4月の東京・久保講堂、81年5月の東京・日比谷野外音楽堂2daysなどを経て破竹の勢いで観客動員を増やした、まさに大ブレイクを果たした瞬間のライブ映像。
オープニングナンバー「よォーこそ」のイントロ終わりでジャンプしながらステージに登場する清志郎(Vo)の姿は鳥肌ものだ。曲の中で彼が叫ぶ「メリー・クリスマス!」はこの映像が一気に41年という時間を巻き戻す。「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「雨あがりの夜空に」などの定番曲をはじめ、当時の最新アルバム「BLUE」からの新曲「ロックン・ロール・ショー」「多摩蘭坂」を含めた全14曲。スタートからラストまで興奮の映像の連続で、今年5月の上映の際には各会場、立ち上がって踊り出す観客や感動に涙する観客も見受けられた。
そんなクリスマス公演が41年経った今年のクリスマスに上映される。まさにRCファンにとってはあの時代に戻ったような感動と感慨に溢れる企画であり、初めて見るものにとっては新たな衝撃を届けてくれるライブ体験となりそうだ。今回はライブ映像だけでなく、キーボーディストGee2wo、サックス梅津和時、当時のディレクター森川欣信や当時の宣伝担当 宗像和男のレアなインタビューを編集し、彼らだけが知るあの頃の裏側エピソードの数々がちりばめられたスペシャル映像の上映も決定した。