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『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』が開幕~SAOの世界が感じられる舞台写真&オフィシャルゲネプロレポートなど到着

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『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』取材会より

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』取材会より  (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

2022年11月8日(火)東京国際フォーラム ホールCにて、『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』が開幕した。初日に先駆けてキャスト登壇の取材会および公開ゲネプロが行われ、舞台写真とオフィシャルのゲネプロレポートが届いたので紹介する。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』舞台写真  (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』舞台写真  (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

ゲネプロに先駆けて行われた取材会では、キリト(CV:松岡禎丞)役/松原凛、アスナ(CV:戸松遥)役/佃井皆美、ユイ(CV:伊藤かな恵)役/及川結依、シリカ(CV:日高里菜)役/鈴木桃子、リズベット(CV:高垣彩陽)役/朝倉ふゆな、クライン(CV:平田広明)役/関修人、エギル(CV:安元洋貴)役/宮河愛一郎、サチ(CV:早見沙織)役/橋本彩花が登壇。公演への意気込みや注目して見て欲しいところなどを語った。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

ゲネプロレポート

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」が開幕した。

原作は、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(『電撃文庫』刊)。アニメ放送開始から10年、様々なメディアミックスにより盛り上がりが加速する中、本作はソードアート・オンライン初のライブ・エンターテインメントショーとなる。

作中で、《SAO》の正式サービスが開始されたのは、2022年11月6日。すべての始まりである“SAO事件”にいよいよ現実が追いついたかたちとなる。そんな歴史的なタイミングで、ついに舞台の幕も上がる。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

あの日、夢見たゲームの世界がどのように具現化されたのか。初日に先駆けて行われたゲネプロ(最終通し稽古)の模様をレポートする。

まず驚かされるのが、開演前の風景だ。舞台上に映し出されるのは、秋葉原の家電量販店。《SAO》発売のその日の様子が一面に広がっている。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

そこから客電が落ち、「2022年、人類はついに―完全なる仮想空間を実現した」というアニメと同じ一文と共に物語が始まる。キリト(演:松原凛/CV:松岡禎丞)がナーヴギアを装着すると、観客の目の前にはログイン画面。そしてタイトル画面へと進んでいき、まるで自分自身がナーヴギアをつけてアインクラッドにダイブしたかのような気分になる。

さらに、馴染み深いLiSAの『crossing field』が流れれば、そこはもう完全に《SAO》の世界。その体に染み込んだ《SAO》愛が一気に覚醒するはずだ。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

本作の大きな特徴は、声はアニメと同じ声優が務めること。時間の都合上、多少の省略はあるが、場面の展開や台詞もほぼアニメと同じ。まさに画面で観ていた名場面が、次々と目の前で繰り広げられているような感覚だ。だから、臆する必要は何もない。アニメを応援してきたファンならきっと自然と没入できるだろう。

CVは声優、アクションは生身のキャストという手法は、前例がないわけではないが、まだまだ演劇界ではイレギュラー。だが、声とアクションが別だからこそできる演出が本作には散りばめられていた。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

そのひとつが、ファンにとって忘れられない名場面のひとつであろう、キリトとアスナ (演:佃井皆美/CV:戸松遥)の心が通い合うあの夜のシーン。松岡禎丞と戸松遥の台詞に重ねるように、舞台上ではキャストがしとやかに舞う。白いシーツを用いた演出も幻想的で、まるで夢を見ているような陶酔感が劇場を包み込む。

また、身体能力の高いキャストが揃っているだけにアクションシーンの見応えは抜群。キリトを演じる松原凛はジャパンアクションエンタープライズに所属し、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageなど、運動量の多い作品で爪痕を残してきた2.5次元舞台界きってのアクション派。そのキレのある動きは本作でも存分に発揮されており、激しい殺陣の合間に側宙などのアクロバットを組み込んで、見せ場をつくった。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

アスナ役の佃井皆美もジャパンアクションエンタープライズ出身で、『仮面ライダー鎧武/ガイム』や『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』など数多くの作品で活躍する実力派。アスナの武器であるレイピアを構える立ち姿が凛々しく、その突きはまさにアスナそのもの。ここにアクロバットダンス・カンパニー・G-Rocketsによるアクロバットが加わり、見どころである剣戟をさらに勇壮かつ華やかに盛り上げている。

そして、アクションシーンの大きな目玉となるのが最新のデジタルテクノロジーとのコラボレーションだ。LEDスクリーンに映し出される美麗なムービーが、東京国際フォーラムをアインクラッドに変える。死神が、スカルリーパーが、容赦なく襲いかかるバトルシーンは臨場感たっぷり。G-Rocketsによるエアリアルも圧巻で、見たことのない戦闘空間がつくり出される。

また、バトルシーンだけではなく、たとえば手元にメニューを表示させるところにもLEDを使った演出が用いられている。何もない空中にメニュー画面が映し出されるのを見たら、きっと「アニメのままだ!」と思わず興奮してしまうことだろう。

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

アニメのまま、という意味でもうひとつ印象に残ったのが、キャラクター死亡時の演出だ。アニメではグラフィックが粉々に砕けるようなモーションが採用されていた。これを舞台でどう表現するか。劇中では様々なパターンが用いられていたが、中でもいちばん胸を打ったのは、やはりクライマックス。舞台ならではのアナログな手法を盛り込みながら、その命の散り際を儚く美しく描いていた。ぜひこれは劇場でその目で確認してほしい。

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」は11月13日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて上演。初日と千穐楽の全3公演は、Streaming+にてライブ配信される。

文:横川良明

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

 (C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project (C)SAO Stage Project

出演者コメント

■キリト(CV:松岡禎丞)/松原 凛
作中のSAOの正式ゲームサービスが開始しているこの期間にこの世界へフルダイブできること、非常に嬉しく思います!
皆様も是非ソードアート・オンラインの世界観、物語をお楽しみ下さい。
「リンク・スタート!」

■アスナ(CV:戸松 遥)/佃井皆美
ついに開幕です。
劇場に入り、みんなの力がひとつとなって、本当にアインクラッドが目の前に現れています!
SAO正式サービス開始日を迎えたということも相まって、こんなにもリアルタイムでこの世界に入れる奇跡にずっとドキドキしています。
キャスト、スタッフ、みんなSAOが大好きなのです。
みんなでステージショーとしてSAOを全力で盛り上げて行きたいと思います。
ぜひ、私たちと一緒にSAOの世界へフルダイブして、この世界の行く末を見届けてください!

■ユイ(CV:伊藤かな恵)/及川結依
初めて目にするようなテクノロジーが様々な場面で活用されており、現実世界の舞台上で表現するとこうなるんだ!!という驚きが何度も生まれます! 稽古場でもSAOの話で盛り上がるほどSAO愛が溢れた座組みで作り上げたこの世界観を、SAOが好きな多くの方々にも体感していただきたいです!! 劇場でお待ちしております!

■シリカ(CV:日高里菜)/鈴木桃子
SAOの世界へようこそ!です!
元々SAOファンの私が、時を経て、このDIVE TO STAGEの舞台でシリカとして生きることができる。とっても幸せです。
このDIVE TO STAGEを通して、もっとたくさんの方々にSAOを愛していただけますように。
さあ! みなさん一緒にフルダイブしましょう! リンクスタート!

■リズベット(CV:高垣彩陽)/朝倉ふゆな
まず、アニメ「ソードアート・オンライン」10周年おめでとうございます!
SAOサービス開始日に現実が追いついた記念すべき年に、こうした形で作品に携わることが出来てとても幸せです。
圧倒的な臨場感を生で体感できるステージになっていると思いますので、お楽しみに!!

■クライン(CV:平田広明)/関 修人
ソードアートオンラインを通して、DIVE TO STAGEと出逢ってくださり、僕らと出逢ってくださり感謝の念で溢れています。最高のフルダイブ体験を、共にしましょう! マジ、この時代に生まれてよかったー!

■エギル(CV:安元洋貴)/宮河愛一郎
先日、舞台の仕込み模様をタイムラプスで撮影した映像を拝見したのですが、大勢のスタッフさんが休むことなく動き、命を吹き込むように丁寧にアインクラッドが築かれていく様に凄い感動しました!
この舞台に込めた沢山の想い、お客さまにしっかりとお届けできますよう、精一杯頑張ります!!

■サチ(CV:早見沙織)/橋本彩花
稽古が進むにつれてSAOの世界が立体的になり、初めて台本を読ませて頂いたときの想像をはるかに超えた作品になりました。
懸命に生きようとするサチを大切に皆様にお届けしたいと思います。
劇場でお待ちしております。

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