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髙橋真梨子、最後の全国ツアー東京追加公演2daysでソロ史上初となるWアンコール ライブ・アルバム発売も決定

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写真:田中聖太郎

1月27日東京・立川ステージガーデンよりスタートした、髙橋真梨子・最後の全国ツアー「Mariko Takahashi Concert vol.44 2022 our Days – Last Date – 」の追加公演が11月9日・10日東京・東京国際フォーラム・ホールAにて開催され、この公演の模様が来年3月8日にライブ・アルバム「Last Tour LIVE!our Days」として発売されることが本日発表となった。

「ありがとう」「遥かな人へ」で幕を開けた高橋の第一声は、「最後の全国コンサートツアー、今日、東京最後のステージを迎えました。みなさん、寂しい??でもまた会えるチャンスを作ろうと思ってます。本当に、今日みなさんに会えてよかったと思います!」と挨拶。割れんばかりの会場の拍手に「今日は東京最後のステージなんで気を引き締めて、お客さんからの拍手という元気をもらってこのステージを最後まで勤めたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします」と続け、「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」「桃色吐息」「ごめんね…」といった代表曲を中心に本編を終了。

アンコールではメンバー紹介の流れで髙橋の旦那様であり音楽プロデューサー・ヘンリー広瀬が、「彼女の50年は今日のためのものだと思います。これもファンのみなさんあってこそ。スタッフにも感謝します。そしてなにより髙橋真梨子に感謝します!ステージを降りるとただの旦那なんですが、ステージにあがると真梨子に引っ張られてここまでやってきました」と語ると、受けて髙橋が「優しい旦那様なんです」とのろけつつも「本当に本当にみなさん、ありがとう!」とコメントし、自身の半生を詩にした「The Road」を歌い上げた。

アンコールが終わり一度下がった緞帳が、鳴りやまぬ会場の拍手喝采に応えて再度あがると、全国ツアー44回目を数えた髙橋真梨子ソロ・コンサート史上初となるダブル・アンコールとしてペドロ&カプリシャスの代表曲のひとつ「別れの朝」が披露され、その後もいつまでも鳴りやむことなく続く拍手の中、2時間にわたった東京追加公演は幕を閉じた。

髙橋は、一昨年2020年に自身のキャリア集大成作品「髙橋千秋楽」のリリースを発表するとともに、1979年のソロコンサートツアースタート以来欠かすことなく開催してきた全国ツアーを「納得するステージを毎回継続していくことが年々厳しくなってきた」ことを理由に“卒業”することを発表し全国コンサートを予定したが、コロナの影響で20年・21年と、ツアーは延期・中止を余儀なくされ、いよいよ迎えた今年22年1月より約10か月にわたって全国行脚を続けてきた。ステージ上の髙橋は、丸2年のブランクを全く感じさせることのない、例年通りのパワフル且つ情感たっぷりの歌声で毎公演を全う、駆け付けた全国のファンからも、これが最後のツアーであることを大いに惜しむ声が日に日に強くなっていた。

そんな全国のファンの声に応える形で、来年2023年3月10日に迎えるレコードデビュー50周年というアニバーサリーの節目にあわせて、このツアーの総決算とも呼ぶべき髙橋のホームグラウンド東京国際フォーラム・ホールAでのライブの模様をMCと共にCD化されることが決定となった。

東京国際フォーラム・ホールAは、コンサートを主軸に音楽活動を行ってきた髙橋がそれまでの東京・東京厚生年金会館から会場を移して、2001年から2019年までの毎年と今年2022年の計20年にわたってマイクを握ってきた場所で、今回の2日間の公演でこのステージでの公演回数は計79回を数えた。そんな公演を収録した髙橋にとっては貴重なライブ・アルバム「Last Tour LIVE!our Days」は、東京追加公演のみのサプライズとなったWアンコールでの「別れの朝」を含むCD2枚組全22曲収録の作品となる。

そんな最後の全国ツアーは天災の影響等で追加や延期となった、郡山公演・福岡公演と続く予定。髙橋は、「1月にスタートした全国ツアー、その追加公演と銘打った東京国際フォーラム2daysも無事終了することが出来ました。19年にわたってホーム・グラウンドとして慣れ親しんだこのステージは、何度立っても緊張はするけれど歌いだすと戻ってきたなぁって、不思議に心地良く、気持ちを解放させてくれる会場です。この会場をあとにしてからも、延期公演となったステージ(郡山・福岡)がディナーショーを挟んでまだまだ続いていきます。丸2年ぶりの全国行脚、楽しく回らせていただいてます。まだまだ精一杯歌います」とコメントしている。

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