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エイベックス、株主限定ライヴ「avex next-gen + a ~ avex shareholders exclusive live ~」開催

アーティスト

倖田來未

エイベックスは、11月20日に株主限定ライヴ「avex next-gen + a 〜 avex shareholders exclusive live 〜」を東京・東京ドームシティホールにて開催し、avex ROYALBRATS、Awesome City Club、QUEENDOM、倖田來未、GENIC、Da-iCE(50音順)の計6組のアーティストが出演し、各アーティストが大いに会場を沸かせた。

エイベックスが開催してきた直近の株主限定ライヴでは、次世代を担うアーティストが中心に出演していたが、今回は次世代アーティストに加えて、エイベックスを代表する多くの所属・契約アーティストなどが出演し、エイベックスの多様性を感じさせる幅広いラインナップを楽しめるライヴとなった。なお、この日のMCは伊藤洋介(東京プリン)、hibiki(lol-エルオーエル-)が務めた。また、「劇団4ドル50セント」のメンバーが入場受付とお見送り、グッズ販売などを行った。

なお、今回の株主限定ライヴでは、エイベックスが取り組むサステナビリティ活動の一環で開催されており、次世代型スマートライヴのテストケースとして実施された。当日は、日本自然エネルギー株式会社が発行する「グリーン電力証書システム」の導入による国内の自然エネルギー普及や温暖化の抑制、省エネルギー(化石燃料の消費削減)等への貢献をはじめ、サステナビリティ素材で制作した限定グッズの販売等を実施。なお、グッズ販売の収益は一般社団法人Empower Childrenへの寄付も予定している。加えて、来場者が使用するサイリウムはライヴ終了後に会場で回収を実施し、リユースすることで使い捨ての場合と比較しゴミを削減する取り組みも行った。

この日のトップバッターは男女ツインヴォーカルの3人グループAwesome City Clubが務めた。1曲目には「夏の午後はコバルト」を披露。続けて、映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングでグループの代表曲「勿忘」をパフォーマンス。さらに、Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形〜」の主題歌「Setting Sail 〜 モダンラブ・東京 〜」を披露し、自身の代表曲から最新曲まで計3曲を歌唱した。MCでは、自身の活動を振り返り、「我々Awesome City Clubが、エイベックスに所属して色々活動している中で、本当に色々な景色を見させてもらいました。これからも、もう11月ですから、間もなく年末に差し掛かろうというところですけど、来年も精一杯頑張りますので、是非今後とも応援のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

次に登場したのはlolからhibikiとmoca、FAKYからAkinaとTaki、GENICから金谷鞠杏の5人が参加するスペシャルユニットQUEENDOM。彼女たちが歌う「チキチキバンバン」は2022年上半期に大きな話題を集めたTVアニメ「パリピ孔明」のオープニングテーマで、アニメの盛り上がりと合わせて、世界中でブームが巻き起こった。その中毒性のある音や振り付けに注目が集まっており、YouTubeやTikTokなどSNS・ストリーミングを含む総再生回数が“3億”を超えるなど、多くの話題を集めた「チキチキバンバン」をフル歌唱した。

そして、日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参画するavex ROYALBRATSがパフォーマンスを披露。黒の衣装で統一したメンバー8名が登場し、会場をキレのあるダンスパフォーマンスで魅了した。MCではチームのディレクターを務めるYuta Nakamuraが登場し、「初年度は優勝させていただきました。去年も準優勝させていただき、今は3シーズン目を戦っている最中でございます。約半年間のシーズンで12試合を行うのですが、2週間に1回、新しい楽曲で新しいダンスで戦っています。今は、王座奪還に向けて頑張っておりますので、是非応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

続くGENICは、各メンバーが赤やワインレッドを基調とした衣装で登場し、一糸乱れぬダンスパフォーマンスで、Da-iCEの工藤大輝が作詞作曲を手がけた「SUN COMES UP」をはじめ計5曲を披露。GENICはグループでの活動に加えてソロ活動も積極的に実施しており、この日は残念ながらメンバーの増子敦貴がミュージカル「東京ラブストーリー」の舞台稽古のため欠席となり、計6名でのパフォーマンスとなった。メンバーの西本茉生によるMCでは、「僕達GENICというグループは、2020年の5月にデビューした男女7人組のダンスボーカルグループです。僕たちは個人でも色々な挑戦をさせており、増子敦貴というメンバーが東京ラブストーリーという舞台の稽古ということで、今日は6人でパフォーマンスをさせていただきます。今日は6人ですけども、しっかり盛り上げていきたいと思っております。よろしくお願いします。僕たちはコロナ禍でデビューをして、デビュー発表もZOOMで行いました。来年も、ライヴツアーを行いますので、是非皆さん足を運んでいただければ嬉しいです」と述べた。

そして、4オクターブのツインボーカルが魅力の男性5人組アーティストDa-iCEが満を持して登場。1曲目は「FAKE ME FAKE ME OUT」でマイクスタンドを使ったパフォーマンス。会場内にボーカルの大野雄大の力強い歌声と花村想太のハイトーンボイスが響き渡るなど、「DREAMIN’ ON」、グループ代表曲の「CITRUS」や最新曲「スターマイン」などアップテンポからバラードまで幅広い計4曲を披露した。

この日の大トリは、エイベックスを代表するアーティストである倖田來未が務めた。倖田の登場前には、MCのhibikiもエイベックスで倖田の後輩になれていることが嬉しいとコメントするなど、観客以外にも倖田の登場を待ちわびている様子。倖田の登場でこの日の観客の熱気が一層高まり、観客も歓声を出せない代わりに、一斉にペンライトで会場を盛り上げていく。上下白の衣装でシックにきめ、1曲目はいきなり「キューティーハニー」、さらに2曲目には「Butterfly」を披露し、冒頭から会場のボルテージは最高潮に達した。続いて、「愛のうた」を披露したほか、この日最後の楽曲となった「め組のひと」では、観客にスタンディングを促してステージと観客が一体となり、この日一番の盛り上がりを見せた。

MCでは、「2009年以来に株主総会でパフォーマンスしました。久しぶりに株主様限定ライヴでパフォーマンスができて、めっちゃ嬉しいです。エイベックスと契約したのは17歳のとき、18歳でデビューで本当にピチピチだったんですよ。今月で、40ちゃい(歳)になっちゃいました。大人気ないところもまだまだありますが、音楽が大好きだということは、ずっと変わらずにこの23年間やってきました。コロナ禍、超大変ですよ。音楽業界も本当に大変なんです。それでも毎年、アルバムを出せていただいたり、ツアーをやらせていただいておりますが、ルーティーン化にならずに、当たり前だと感じずに、一つ一つのことを大切にやっていかなければと思っています」と語った。

セットリスト(出演順)

Awesome City Club

M1:夏の午後はコバルト
M2:勿忘
M3:Setting Sail〜モダンラブ・東京〜

QUEENDOM

M1:チキチキバンバン

avex ROYALBRATS

M1:AKLO / SPARK

GENIC

M1:Shaky Shaky
M2:Aventure
M3:FUTURES
M4:夏恋
M5:SUN COMES UP

Da-iCE

M1:FAKE ME FAKE ME OUT
M2:DREAMIN’ ON
M3:CITRUS
M4:スターマイン

倖田來未

M1:キューティーハニー
M2:Butterfly
M3:愛のうた
M4:め組のひと