澤野弘之のボーカルプロジェクトSawanoHiroyuki[nZk]、最新アルバム「V」にASKAが参加
作曲家・澤野弘之が展開するボーカルプロジェクトSawanoHiroyuki[nZk]の最新アルバム「V」が来年1月18日に発売されるが、アルバムの未発表楽曲の1曲「地球という名の都」にASKAがゲストボーカルとして参加することが発表された。
新曲「地球という名の都」は作詞をASKAが担当し、澤野弘之が作曲を手掛けており、澤野は「ASKAさんの音楽との出会いは僕が音楽の世界に進む切っ掛けであり、その後も幾度となく多大なる影響を受けてきました。今回参加して頂けた事を心から幸せに感じています」と語っており、いつか一緒に共演したいという思いを持ちながら音楽活動をしてきた中、今回ついに念願のASKAとのコラボレーションが叶った。そしてASKAは「今回、『澤野弘之』という僕にとっての若いミュージシャンは僕を未開の地に連れて行ってくれた。僕にとっても大切な1曲になりました」とコメントしている。
このほか「未定」となっている収録楽曲は随時発表予定となっており、澤野がどんなボーカリストとコラボレーションを繰り広げるのか注目だ。
澤野弘之コメント
ASKAさんの音楽との出会いは僕が音楽の世界に進む切っ掛けであり、その後も幾度となく多大なる影響を受けてきました。そしていつかご一緒できればという思いを持ちながら音楽活動をしてきた中、今回、ASKAさんにこの[nZk]プロジェクトに作詞・ボーカルという形で参加して頂けた事を心から幸せに感じています。ASKAさんとの音楽制作はとにかく刺激的で発見の連続、途中、コラボ音楽制作という事を忘れ ASKAさんの生ドキュメントを見ているような感覚にもなりました。レコーディング・ミュージックビデオ 撮影を通して、ASKAさんの音楽家としてのエネルギーに常に魅了・圧倒された忘れられない時間。間違いなく、これからも一番尊敬し続ける音楽家です。そんな方が、僕の楽曲に真正面から向き合って下さったことにただただ感謝するばかりです。「地球という名の都」、これから自分の背中を押し続けてくれる、ずっと大事にしていきたい楽曲になりました。ASKAさんの音楽に初めて触れ、目をキラキラ輝かせていたあの頃に戻って、「未来に凄い事があるぞ!」と伝えに行きたいですね。笑
ASKAコメント
これまでも自分が関わった関わっていない他のミュージシャンへのコメント、そして感想を文字にしてきました。それを読まれる方が読んでくれることを気にしながらね。だって、ウケの良い文章にするのがお約束でしょう?ここではそんなものは必要ないですね。今回、「澤野弘之」という僕にとっての若いミュージシャンは僕を未開の地に連れて行ってくれた。ん?ウケを狙っているような発言に聞こえるでしょうが、正直な感想です。どんな時代にも流行りの音楽はあります。それでも普遍的な気持ちの良さを持つメロディは変わらない。僕も、いまだにそれを追求しています。優れたプロデューサーが持ち合わせているものは、モノ作りへのこだわりと、柔軟さです。澤野君には、それがあった。そして伝えたいこと。澤野君の楽曲にはニヤリとなる仕掛けがあった。これなんですよね。共鳴の中の発見。僕にとっても大切な1曲になりました。ありがとう。
P.S.
髭を剃りなさい。
すごく端正な顔。もったいない。もう舐められないって(笑)