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クレナズム、推し曲を集めた驚異の初アルバム『日々は季節をめくって』を語る――「記憶の片隅じゃなくて、全てを埋め尽くすぐらい大きな存在になりたい」

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クレナズム

クレナズム 撮影=ハヤシマコ

轟音の中をゆらめくギターとはかない歌声を軸としたシューゲイザーサウンドに、時流を反映した次世代のポップソングが溶け合うハイブリッドな求心力で、その勢力を拡大する福岡在住の4人組ロックバンド・クレナズムが、キャリア初のフルアルバム『日々は季節をめくって』を完成させた。話題のラッパー・クボタカイとの2度目のコラボレーションとなる「二人の答え」や、TikTokで大バズりのオリエンタルなシンセポップ「明日には振り向いてよ」、宇多田ヒカルの名曲とクレナズムのすさまじい音像が美しき邂逅を遂げた至高のカバー「SAKURAドロップス」他、メンバー全員がソングライティングを手掛けた珠玉の全9曲は、あなたの日々に強烈な没入感と余韻を生み落とすことだろう。現在は、12月25日(日)大阪・梅田クラブクアトロまで続く『冬のバリよかワンマンツアー 2022』の真っ最中。その音楽同様、渾身の一作を作り上げた4人が語る言葉の端々からにじみ出る純度と信頼に、耳を傾ける価値は十分にある――。

萌映(Vo.Gt)

萌映(Vo.Gt)

いろんな方面で「音楽のお仕事」ができた分、忙しかったですけど、成長できた

――いつもは萌映さんがバンドを代表して話してくれますが、取材用に要点をまとめたノートが手元にあるのを見て、毎回、背負っているものを感じ(笑)。

萌映(Vo.Gt):やっとメンバー全員で大阪に来れました(笑)。やっぱり4人だと楽しいし、去年も今年も大阪で一番ライブをしてるから、何だか安心感があります。

けんじろう(Gt):本当に「第二のホーム」みたいな。

しゅうた(Dr):あと、(取材を受ける萌映を見て)よくそんなにすぐ言葉が出てくるなって。やっぱり僕たちと背負ってるものが違うのかな?(笑)

――濃密な2022年もあと少しで終わりますが、振り返ってどうでしたか?

まこと(Ba):今年の1月から10日に1回、各々がデモを出すようにしたんですけど、結構大変だったというか……この1年でみんなの作曲技術が高まったと思いますね。

萌映:あっという間に次の締切が来るから(笑)。

――「今回は間に合いませんでした……」みたいなことは起きないんですか?

けんじろう:ちらほらあったよね?(笑) 。でも、誰か1曲はさすがにあるから。

しゅうた:今年は宇多田ヒカルさんの「SAKURAドロップス」をカバーさせていただいたり、企業タイアップで「進め。」(東亜道路工業 公式就活応援ソング第2弾)を作ったり、他にも福岡ローカルのCM曲(にしてつホーム)を書き下ろしたり……いろんな方面で「音楽のお仕事」ができた分、忙しかったですけど、成長できた実感はありますね。

萌映:「福岡のクレナズム」ということを知ってもらえたのはうれしかったですね。映画『ふたりの傷跡』にも関わらせていただいて、その主題歌も作ったんですけど、私は演者としても出させていただいたんです。人生で初めて演技をしたので、表現の幅が広がったのはすごくありますね。だからって役者を目指すわけではないんですけど(笑)、実際に自分が演じたからこそ作れる音楽があるなと思って。主題歌も歌詞の面でメンバーと相談しながら作ったり……新しい世界に足を踏み込んだのは、自分の中で大きな出来事でした。

しゅうた:その主題歌のレコーディングはもう終わっているんですけど、劇伴も僕たちが担当するんです。元々ゲーム音楽とか、そういう作中に出てくる音楽を作りたかったのもあって、ひとつ夢がかなったような。

けんじろう(Gt)

けんじろう(Gt)

――事前に脚本を読んで主題歌を書き下ろすだけならまだしも、もう一歩、作品の中に入って、演じたり劇伴を作るなんて、なかなか体験できることではないですもんね。

萌映:そうなんです。だから頑張ってダイエットもしました(笑)。

けんじろう:何だろう、この1年でみんなの見た目もシュッとした感じが。

――それは人に見られる意識が出てきたのかもしれないですね。

萌映:美容院にも通ったし、映画では学生の役なんですけど金髪だったんです。傷みまくった髪を映像には映せないので、普段はあまり気にしないようなことまで意識しましたね。元々監督さんがクレナズムのことを好きでいてくださったのが全てのきっかけで、監督さんはギターのけんじろうくんとも似たところがあるんですけど、物作りをする人って不思議な人が多いのかなぁと(笑)。映画はこの冬、『MOOSIC LAB 2023』という祭典に出品されて、全国的に見られるのは来春ぐらいですね。

クレナズムの推し曲を集めたプレイリスト的な感覚

クレナズム

クレナズム

――映画の撮影もしながら劇伴も作って、もちろん1stフルアルバム『日々は季節をめくって』の制作も同時進行であったわけですけど、今作へのビジョンは何かあったんですか?

しゅうた:今回は1stフルアルバムというのもあって、クレナズムの推し曲を集めたプレイリスト的な感覚でしたね。

――アルバムの冒頭からコラボ曲「二人の答え」で始まるのはインパクトがありました。これは前回の「解けない駆け引き」のアンサーソングで。

萌映:今年の10日に1回のデモ出しのときに、毎回テーマを決めていたんです。その内の一つが「もしクボタ(カイ)くんと続編を作るなら」で。そこから生まれた曲が「二人の答え」なんですよね。前回の「解けない駆け引き」では、クボタくんにメロディを含ませたラップをしてもらったんですけど、今回はがっつりラッパーとしてアプローチしてもらったのが面白いところだと思います。あと、編曲をお願いしたボカロPの100回嘔吐さんは、最近のずとまよ(=ずっと真夜中でいいのに。)さんとかもアレンジされている方なので、今っぽいサウンドになったのは大きな特徴だと思いますね。

――割と深夜まで追い込んだ大変な作業だったみたいですね。

まこと:100回嘔吐さんがレコーディングに付き合ってくださったんですけど、「やっぱりここで何かフレーズを入れられませんか?」とかその都度、新しい提案があったので、いつもの3倍ぐらい時間がかかって。

けんじろう:ものすごいアイデアマンで、「ここでコード進行を変えましょうか」とか……それで落ちサビもガラッと変わり、その場で曲の進化を感じられたのはビックリしました。いろいろと勉強になったし、さすがだなと。

まこと(Ba)

まこと(Ba)

――MVは映像に漫画のようなコマ割りがあって、本当に読み進めるように展開する素敵な仕上がりですね。

萌映:「解けない駆け引き」で演じてくださった男女の方に、今回もまた演じてもらおうというのはクボタくんの案で。そこから実写とイラストを組み合わせて……やっぱり自分たちだけじゃ生まれない発想があるから、コラボの意味があるなと思いますね。

――しかも、クボタさんの口ぶりでは、もう1回「おかわり」がありそうな雰囲気でしたから、そちらも楽しみですね。続く「明日には振り向いてよ」は、時流を反映したオリエンタルなシンセポップで、AKB48や坂道シリーズでおなじみの若田部誠さんのアレンジです。

まこと:若田部さんに編曲してもらうのは3曲目なんですけど、レコーディング前の段階で若田部さんのお家にお邪魔して、「ここはどうする? これがいいんじゃない?」とかそんなやりとりをメンバー以外と初めてして……それも相まって、アイデアが詰まった楽曲に仕上がったのかなと。

萌映:音色自体は今までと変わらないですけど、その上にデジタルサウンドも鳴ってるから、そこの印象がどうしても付いちゃうじゃないですか? それが今までのクレナズムとの決定的な違いなので、ファンの方はどう反応するんだろうという不安が最初はありました。けど、自分たちがいい曲だと思う自信はあったので、いろんな感情が入り混じりながらリリースしたという意味では、挑戦でしたね。

――このMVのダンスは同じ福岡在住のyurinasiaさんの振付で。もう学校のMVと言えば=クレナズムみたいになってきましたね。

萌映:うれしいな。何か青春な感じ。

まこと:撮影現場に行かせてもらったんですけど、今でも学生が通っている学校だったんで、本当に懐かしい気持ちになって。クーラーもないところだったけど、チームがその暑い中、めっちゃ楽しそうに撮影していて……。映像もいいものになったし、こっちも見習わなきゃと思いましたね。

「宇多田ヒカルさんの曲なのにクレナズムのサウンド」になったのは一番の幸せでした

しゅうた(Dr)

しゅうた(Dr)

――「進め。」は冒頭で話していた企業タイアップ曲=就活応援ソングであり、第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会『新生堂薬局presentsウインターカップ2022高校バスケットボール 福岡県大会決勝』実況中継テーマソングにもなった、アッパーで疾走感のある曲です。

萌映:応援ソングを作るのが初めてで、「こういうテーマで、こういうワードが欲しいです」とか、企業の方とミーティングしながら一緒に作っていったので、自分たちだけじゃ絶対に出てこないようなワードが……クレナズムはどちらかと言えばダークな曲が多いから、<進め>と歌っている自分たちが新鮮だったし、ライブでも「みんな着いてこい!」ぐらいの気持ちになれるので、自分に言い聞かせられるような曲にもなりました。

――こちらのMVは演奏シーンが中心のオーソドックスなものですが、ドラマ仕立ての映像が多いクレナズムがやると、逆に新鮮に映りますね。

しゅうた:このMVは千葉のすごい山奥で撮ったんですけど、本当に寒い日だったから実際は凍えてたよね?(笑)。映像を奇麗に見せるために床にも水を張っていたので、さらに寒くて。

――<目立たなくても 遠回りでも/君だけの道へ>という一節もそうですが、その道を選んだなら壁にぶつかる覚悟で進まなきゃという、芯の強さを感じます。バンドだって、決して成功が約束されてるわけじゃないですもんね。

萌映:そうなんですよ。でも、やるからには行けるところまで行きたいし、できる限り続けたい気持ちもありますし。ね?

――「さまよう」は、去年の今頃にはすでにレコーディングしていた曲だと。イントロからリフが効いているし、裏でコーラスっぽく鳴っているあの音はいったい?

けんじろう:あれは打ち込みで、萌映ちゃんの声に聴こえるかなと思ってやってみたんです。リズムも今までにはなかったパターンですね。

萌映:不思議な感覚ですもん。自分の声じゃないコーラスが鳴っているみたいで。

萌映(Vo.Gt)

萌映(Vo.Gt)

――「SAKURAドロップス」はラジオの企画から始まったカバー曲で。こうやって改めて聴くと、宇多田ヒカルさんはやっぱり天才だなと思い知らされますね。カバーして分かるすごさもいっぱいあったと思いますけど。

萌映:その一つが、やっぱり表現力で。曲も作って、歌詞も書けて、歌も歌えて。その表現の仕方も唯一無二じゃないですか。「これこれこういう理由でカバーさせていただきたく思っております。本当に大好きです!」みたいな手紙を書いて送ったら、担当の方からお返事が来て……。自分でお願いしておいてプレッシャーと言うのも何なんですけど(笑)、どう表現しようか悩んだし、宇多田ヒカルさんがすご過ぎるから、尊敬してるからこそ、出来上がったものが「宇多田ヒカルさんの曲なのにクレナズムのサウンド」になったのは一番の幸せでしたね。

――この曲ではシューゲイザー色を強く打ち出すことで化学反応が生まれていますね。ちなみに、フィンガースナップみたいな音も隠し味的に入ってます?

しゅうた:フィンガースナップとトップのハイハットの音とかも組み合わせて、宇多田ヒカルさんのヒップホップ/R&B要素を入れつつ、シューゲイザーに落とし込んだ感じですね。(時間の都合上)アレンジは2~3日で仕上げたんですけど、本当にキツかった……。最後のCメロのところは僕が歌っているんですけど、僕も宇多田ヒカルさんのファンなので、それぐらいはやってもいいだろうと(笑)。親もすごく喜んでくれました。親の影響で聴いてきたようなものなので。

――存在感的にもボーナストラックではなく、アルバムを構成する一つのピースとして違和感のない出来で。続く「面影」は、萌映さんがかつてインタビューで「私としゅうたが作るとだいたい悲しい歌になる」と言っていたのを地で行く曲です(笑)。

萌映:もうまさにその通り(笑)。

まこと:これも2021年の2月ぐらいにはもうレコーディングしていて。今、聴くと自分の音もけんじろうの音も若いから、一年でめっちゃ変わったんだなと思いました。

――エレピの加工音も効果的で、この曲はある意味、クレナズムの王道ですよね。

クレナズム自体も変化しているし、もっと伝わる表現をしたい

けんじろう(Gt)

けんじろう(Gt)

――「あの人の好きな音楽を聴いた」は、萌映さんのソロ時代の曲をバンドで再録したと。

萌映:この曲は聴いていて自分でも何だか切なくなるんです。というのも、実体験を元に書いてたので、いまだにこの曲を聴くと、当時をちょっと思い出してノスタルジーな気持ちになったりして。リスナーの方にとってもそういう存在になってほしいなと思う曲です。

――「あの人の好きな音楽」の「好き」があまりに強いと、そのアーティストを聴くと=あの人になって、良くも悪くも思い出しちゃいますよね。

萌映:そうなんですよ! 別にあの人が歌っているわけじゃないのに、ぼや〜っと顔が浮かんでくる(笑)。

――でも、高校生の時点でこんなに何もかも察する人って、すごい大人の恋愛ですよ。

しゅうた:確かに物分かりがよ過ぎますよね?(笑)。

萌映:いやいや。本当にものすご~く苦い思い出があったんです。実ることもなく終わった恋が。

――ただ、この歌詞の相手が言う<じゃあまたね>は、大阪で言うところの<行けたら行く>と一緒ですけど(笑)。

(一同爆笑)

萌映:めちゃくちゃ面白いですそれ(笑)。今後の取材で言っていこうかな(笑)。

――サウンドは「ジブリっぽさ」を意識したとのことでしたけど、こんな悲しい歌を?(笑)。

萌映:森の中にいるような、ちょっと湿っぽいサウンドを入れたくて。そういう意味でのジブリっぽさですね(笑)。

――音像の情報量が多いクレナズムの楽曲の中では、より間が生かされたグルーヴですね。「紫苑」もダークなクレナズムを感じる曲ですけど、これも3年前にはあった曲だと。

萌映:デモの段階からずっと大好きな曲で、しょっちゅう聴いていたぐらいなんですけど、毎回リリースのタイミングで(しゅうたに)「ちょいちょいちょい、この曲は推さないの?」と(笑)。多分、ファンの方はこういう曲を待っているだろうなという意味でもやっと実現できて、この曲のファンとしてはうれしいですね。

しゅうた:今回で一番古い曲で、元々はもっと抽象的な、本当に初期のクレナズムという感じの歌詞で。当時は<亡骸>とか直接的な言葉は使ってなかったんですけど、クレナズム自体も変化しているし、もっと伝わる表現をしたいなと思って、<花を手向けた>とか、死をテーマにした曲だと前面に出してみました。

――アウトロではエモーショナルなギターが鳴って、フィードバックで終わる。シューゲイザーのお手本みたいなカタルシスは気持ちいいですよね、やっぱり。

SNSのプロフィールの一番最初に名前が書かれるような存在になりたい

まこと(Ba)

まこと(Ba)

――最後の「わたしの生きる物語(Live Ver.)」は配信で先行リリースされていましたが、あえてライブレコーディングし直して収録したのは?

まこと:配信されている方は(Aメロを)ボソボソ喋る感じで歌っていて、当時はそれがいいと思ってたんですけど、ライブで声を張るようになってから、こっちもいいなと思い始めて。この1年のライブで成長した大事な曲なので、アルバムに入れるならライブバージョンで録った方が絶対にいいなと思って。

――ただ、スタジオレコーディングと違ってライブ録音となると、お客さんもいるし一発勝負で。

萌映:本当にそのときの空気感が詰め込まれてる。しかも録り直しもできないし。

しゅうた:だから、配信の音源と実はちょっとフレーズが違うんだよね(笑)。クレナズムって明るい曲と暗い曲の差が激しいんで、明るい曲から知ってくれた方は、普段どんなライブをしているのかイメージが湧かないと思うんですよ。そういう方たちにも音源として届けられたらという思いが僕的にはありましたね。

――ライブは盛り上がるだけじゃなく、浸る楽しみ方もあるんだと。遠くでうっすら鳴っている轟音は?

けんじろう:アーミングしたギターのリバーブの残り香かも。ああいうのは生のアンプでしか出ない音ですよね。

――収録曲について順を追って聞いてきましたが、アルバムタイトルの『日々は季節をめくって』の由来を聞かせてください。

けんじろう:この案を出したのは僕なんですけど、季節とか思い出って、風景のページの羅列のようなものだと思っていて。その日々をめくっていくのは僕たちで、一緒に季節を通り越してきた曲の集大成みたいな意味で、みんなと決めました。

――このジャケットのカレンダーには何か意味があるのかなと思ったら、結成月の2018年5月のカレンダーだと。

萌映:クレナズムはここから始まって日々をめくっていったよ、という意味を込めて配置してみました。

しゅうた(Dr)

しゅうた(Dr)

――『冬のバリよかワンマンツアー 2022』も始まりましたが、12月25日(日)大阪・梅田クラブクアトロはファイナルでクリスマスという。

萌映:大阪でファイナルを迎えるのは初めてなので、どういう空気感でお客さんが待っていてくれるんだろう? それも楽しみだし、クレナズムのライブは没入感が大事になってくると思うので、間も含めた表現を追求していきたいですね。

しゅうた:さっきも言いましたけど、僕たちはライブも曲も明暗の差が激しいから、その陰と陽のギャップを楽しんでほしいなと思って。陽の部分は楽しくライブを見てほしいですし、逆に陰の部分は拍手もできないぐらいの緊張感なので。

けんじろう:クボタくんとのコラボで新しく知ってくれた方もいると思うし、音楽を知る上で早いも遅いもないので、一度ライブに来てほしいですね。楽しいだけじゃ終わらないライブに。

まこと:自分たちの大事な曲をまとめた9曲を引っ提げてワンマンツアーを回るので、しっかり構成もして、死ぬほど練習するので、ぜひ見に来てください!

萌映:初めてのフルアルバムを出して達成感はすごくあるんですけど、これで終わりじゃないし、私はここからがスタートだと思っているので。ツアーに関しては、頭から最後までクレナズムの世界観に浸れるのはやっぱりワンマンならではだし、そこで全員の心をつかむぐらいの勢いで、全員の一番になるぐらいの気合いを込めて回るので、ぜひ遊びにいらしてください!

――最近は、「記憶に残ってほしい」みたいなところから一歩進んで、「その人の一番になりたい」という意欲を萌映さんからも感じますね。

萌映:SNSのプロフィールの一番最初に名前が書かれるような存在になりたいんです。バンドも4年目だし、どんどん高みを目指していきたい。記憶の片隅じゃなくて、全てを埋め尽くすぐらい大きな存在になりたいです!

クレナズム

クレナズム

取材・文:奥“ボウイ”昌史 撮影:ハヤシマコ

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