広告・取材掲載

広告・取材掲載

INORAN、プレミアムな映像作品のダイジェスト視聴トレーラー解禁

アーティスト

SPICE

INORAN

INORAN

LUNA SEAのギタリスト・INORANが、12月14日にリリースするBlu-ray『IN MY OASIS Billboard Session』のダイジェスト視聴トレーラーが公開された。

今作『IN MY OASIS Billboard Session』は、今年6月に発売された同タイトルのアルバムを全編映像化したもの。こちらの作品レビューとあわせて、いち早く、映像版『IN MY OASIS Billboard Session』の世界に触れて欲しい。

 

■『IN MY OASIS Billboard Session』レビュー

芳醇で洗練された音たちの生み出す、格別で瀟洒なるひとときをご堪能あれ。2022年9月をもってついにソロアーティストとしての25周年を迎えたINORANが、このたび12月14日に発表するのはとびきりプレミアムな映像作品『IN MY OASIS Billboard Session』だ。

LUNA SEAのギタリストとしてもゆうに30年以上のキャリアを誇る一方で、2019年より世界標準のライブレストランとして名高いBillboard Liveでのアコースティックライブ『Billboard Session』をシリーズ化してきたINORANは、なにしろ繊細で奥行きのある上質な生音というものに対しての揺るぎないこだわりを持つミュージシャンにしてボーカリストでもある。

そんなINORANが、Billboard Live YOKOHAMAにて新規にライブレコーディングを行ったアコースティック・スペシャルアルバム『IN MY OASIS Billboard Session』が2022年6月にリリースされたことはまだ記憶に新しいが、ここに来て今度はその貴重なライブを映像化したBlu-rayディスク『IN MY OASIS Billboard Session』があらたに我々の元へと届けられることになったというのは、なんとも嬉しく喜ばしい限り。

ちなみに、コロナ禍の勃発を受けたここしばらくのINORANはいわば“おひとりさま”での宅録スタイルでの音源制作を積極的にすすめていく中、オリジナルアルバムとして2020年9月の『Libertine Dreams』、2021年2月の『Between The World And Me』、さらに2021年10月の『ANY DAY NOW』と続いた3部作を完結させてきた流れがあった。しかし、この秋からはようやく3年ぶりとなったバンドスタイルでの全国ツアー[INORAN TOUR BACK TO ROCK'N ROLL 2022]も大成功させ、いよいよここに来てソロ活動25周年を迎えたINORANがロックミュージシャンとしての存在感をよりブーストさせたことは間違いない。

もっとも、それでいてINORANというアーティストはアコースティックな音楽に対する造詣も愛情も相当に深い人物であるがゆえ、やはりソロアーティストとしての活動の脈絡の中ではおのずと『Billboard Session』のようなアプローチも並行して必要不可欠になってくるのだと思われる。なお、このBlu-rayディスク『IN MY OASIS Billboard Session』ではかねてからTourbillonでINORANと活動を共にしてきた盟友・葉山拓亮氏がピアニストとして参加しているほか、Yui(violin)、島津由美(cello)というメンバーが強力な布陣として参加し、具体的には22年4月14日にBillboard Live YOKOHAMAにて収録が実施されたそう。

この作品のためにリアレンジがなされた「千年花」で幕開けする今作では、2006年の3rdアルバム『photograph』の1曲目として世に出て以降、ベスト盤やセルフカバーアルバムにも収録されてきた名曲「raize」や「Rise Again」などがたっぷりと聴けるだけにとどまらず、途中には80's洋楽の大ヒットチューンであるシンディ・ローパーの「Time After Time」のカバーがはさまれる一幕もある。

そして、今作のために書き下ろされたという全編日本語詞の新曲「Glorious Sky」を始めとする計3曲については、R&Bシンガー・傳田真央もゲスト参加しており、優雅でソフィスティケートされた歌をしっとりじっくりと楽しめる点にもご注目いただきたいところ。それにくわえ、単なるライブ映像とは一線を画する凝ったカメラワークや、さりげない視覚演出が入れられている部分までつぶさにご覧いただければ、さらに趣深い世界を感じられることだろう。

しかも、今作の特典映像「The Story of IN MY OASIS」ではライブ収録当日の模様がドキュメントとしてまとめられているのも特筆すべきポイントで、ここではINORANが舞台演出や撮影方針にまで細かく携わっているシーン、ミュージシャンたちとの綿密な打ち合わせの雰囲気、当日リハーサルの臨場感あふれる場面、開演前の楽屋内を撮った激レア映像、本番中のマルチアングルショットまでをもいろいろと観ることが出来るため、受け手側は本編と併せて観賞することにより、この『IN MY OASIS Billboard Session』をより多角的なものとしてとらえることが出来るはず。

気付けば、おりしも季節はホリデーシーズンであるだけに。ここはホットワインやココアでも片手に、INORANが全12曲にもわたっておりなす芳醇で瀟洒なるひとときが音と映像をもっておさめられたこのBlu-rayディスク『IN MY OASIS Billboard Session』を心のオアシスにするべく、ぜひとも贅沢に味わっていただきたい。

文=杉江 由紀

関連タグ

関連タグはありません