神田沙也加
“もし神田沙也加がボカロキャラになったら”をテーマにしたボカロカバーシリーズ最終作『MUSICALOID #38 Curtain Call!』とオリジナル楽曲やミュージカルのカバー曲で構成されたベスト盤『LIBERTY ~memorial~』の2枚のベストアルバムがリリースされた。
『MUSICALOID #38 Curtain Call!』
『MUSICALOID #38 Curtain Call!』は、“神田沙也加がボカロキャラになったら”をテーマに、セルフプロデュースを1作目から3作目まで貫き通したこのシリーズ企画。「最後のタイトルにはカーテンコールという言葉を入れたい」という生前の意向を元に、最終作に対する彼女の生前の思いを受け止めた追悼盤で、未発表曲の「アスノヨゾラ哨戒班」を収録、一部ファンリクエスト投票により決定する15曲を加えた、全16曲にて構成され、彼女の一周忌の4日前となる2022年12月14日に発売する運びとなった。
特典として付属するDVDには、”彼方乃サヤ”をモチーフに新規に描き下ろされたイラストによるオリジナルカバーバージョンの「地球最後の告白を」のミュージックビデオが収録。彼女の透明感のある歌声が、往年のボカロ名曲に対してさらにエモーショナルなエッセンスをプラスしている。
未公開の制作メイキング他、2021年6月に行われた配信ライブ「MUSICALOID #38 Act.3 発売記念オンラインライブ~彼方と此方と其方~」のメイキング映像が収録されている。何気ない日々のやりとりや制作段階でのスタッフとのやりとり、普段は見ることができない微笑ましい風景がたっぷりと垣間見れる内容だ。
『LIBERTY ~memorial~』
また、『LIBERTY ~memorial~』は2011年にリリースされたデビュー10周年記念アルバム『LIBERTY』の収録楽曲の中から、作詞は全て本人による書き下ろしのJ-POP楽曲、英語詞にも挑戦したミュージカルのカバー楽曲などのソロ歌唱楽曲7曲に加え、2002年のデビュー曲「ever since」を含むSAYAKA名義のシングル4曲の全11曲を収録。さらに、DVDにはリード曲「流星」のミュージックビデオを収録。
ミュージカルを中心に歌手や声優などあらゆるジャンルで活躍した神田沙也加のこれまでを彩るすべての魅力をコンパイルした、彼女のキャリアを振り返る思い出の作品となる。
追悼ベスト盤2枚を通して今も色褪せない神田沙也加の伸びやかな歌声と表現力に今一度思いを馳せよう。
広告・取材掲載