HOWL BE QUIET
HOWL BE QUIETが来年・2023年3月の全国ライブツアーをもって解散する事を発表した。
そして、2023年3月1日に、バンドとして集大成となるラストフルアルバム『HOWL BE QUIET』をリリースする。近年リリースされた「ベストフレンド」、「染み」、インディーズ・ファーストシングル「GOOD BYE」を現体制で再レコーディング、さらにライブでしか披露してこなかったファンにとってはお馴染みのライブアンセム「I’M HOME」「味噌汁」、インディーズ時代の「逢いたい」の初音源化、そして幻の名曲「ケシゴムライフ」「つよがりの唄」を収録。新曲、インディーズ時代の楽曲を完全収録した18曲入りとなっている。また、初回限定盤には結成13年を迎えたHOWL BE QUIETを一冊に詰め込んだブックレットが同梱される。
そして、バンドとして思い入れの強い恵比寿リキッドルームや大阪MusicClub JANUSでの東名阪で開催されるラストライブツアー『Evergreen』も開催する。詳細はHOWL BE QUIET公式HPをチェックしよう。
メンバーコメント
【竹縄航太(Vocal, Guitar, Piano)コメント】
HOWL BE QUIETと出会ってくれたすべての人へ。
僕たちは、来年3月のアルバム「HOWL BE QUIET」
そして「Evergreen」というツアーをもって
解散します。
早いものでハウルは来年で結成13年になります。13歳。子どもで考えると中学生になる年月を、このバンドで過ごしてきました。
そんなタイミングでなぜ、解散という結論に至ったか、それはとてもシンプルで
「やり切った」
ただ、この一言に尽きます。
高校1年、同じ部活で出会った3人が、無我夢中で駆け抜けて、途中で仲間を1人失えど、その道すがら新たに出会った、心強い弟とともに、とにかく駆け抜けました。
紆余曲折の一言では収まらないくらい、一筋縄ではいかないバンドだったけど、それでもここまでやってこれたのはメンバー、スタッフ、これまでに出会ったいろんな仲間たち、そしていつも応援してくれるあなたがいたからです。
本当にみんな、どうもありがとうね。
この文章を書いていると、まるで走馬灯のようにこの13年を思い出します。
そして「よく頑張ったよおれたち!」と、声をかけてあげたくなります。
だから、解散はするけれど、とても心は晴れていて
黒木は相変わらず笑うとき声バカでかいし、拓郎は車の話になるともう止まらないし、とーるはうちにくると必ずおにぎりを2つ食べます。
こいつらとバンドが組めてよかったなあ、としみじみ思います。
この先、
人生をあと何年生きれるかはわからないけれど
今この時点で「やり切った!」と思えるモノが
一つ、ここにあることが何よりも誇らしいです。
一度きりの人生
この思い出があるから
どんなことがあっても、もう大丈夫。
そんな気がしてます。
最後に18曲入りのアルバムってのが、なんだかハウルらしいでしょ?
たくさんの感謝と想いを込めて作った、最後のアルバムには、自分たちの冠をつけました。
「HOWL BE QUIET」
ぜひ最後に、受け取ってください。
そして最後のツアー「Evergreen」
おれたちの最後の晴れ舞台、どうかみんなに見届けてもらえたら、嬉しいです。
あらためて
HOWL BE QUIETと出会ってくれたみんな
応援してくれたみんな
愛してくれたみんな
本当に今までどうもありがとう。
言い尽くせないほどに、
ありがとうございました!!!!
【黒木健志(Guitar)コメント】
HOWL BE QUIETがここまで走り続けることができたのは、
皆が俺たちの音を聞いてくれたからです。
この一点に尽きます。
本当にありがとう。
高校生の時、
バンドという生命体を生み出していなかったら
こんな発表をすることもないのだろうな、
と今になって思います。
この想いは後悔からではなくて、
いつかは手放さないといけない愛しい生命体を作ってしまった。という寂しさから来るものなのかもしれません。
未来は不確かで わがままで いつも自由さ
と自分たちの曲に言い聞かされながら
最後まで走り抜けて華々しく散ります。
濃密な13年間でした。
ありがとう。
【松本拓郎(Bass)コメント】
ベーシストの松本拓郎としてのアイデンティティは、HOWL BE QUIETの中で生まれたのかもしれません。
僕が合奏をさせて頂きはじめた2018年から、今に至るまで、様々な方々の力を借りて生きてきました。
酸いも甘いもしょっぱいも、色々な味がありましたが、解散を心に決め最後突っ走る竹縄くんをみて、僕ができる最大限の恩返しをしようと思いました。
残念なお知らせではありますが、最後に笑って、それぞれの門出とさせて頂ければと。
ありがとうございました。
【岩野亨 (Drums)コメント】
結成から13年。
僕にとっては家族の次に長い付き合いのこのバンドは人生そのものでした。
それが家族みたいに当たり前に居てくれる存在ではなく、何か一つの目標を持って、バンドとして切磋琢磨してきたのだから、
それは奇跡的な関係でした。
それができたのは、このメンバーだったからです。
出会った時からメンバーは僕の憧れです。
凄い才能と個性を合わせ持った友達が、自分のような鈍臭い男をリーダーって呼んでくれた事がすごく嬉しくて、青春全てを捧げたくなりました。
だから今の僕を育ててくれたのは間違いなくメンバーなんです。
そんな居場所を自ら失うのは正直とても怖いですが、
自分自身、一人の人間として立っていかなければいけないと思った事も事実。
言葉では説明しがたいですが、このバンドをやりきったと感じてしまった事も事実です。
そんな事を何度も何度もメンバーで相談させてもらった結果、この結論に至りました。
そしてその結論をチームに伝えたところ、
最高の環境で最後にアルバムを作ろう!と言ってくれました。
涙が出るほど嬉しかったです。
本当に素敵な方々に支えられている事を再認識しました。
素晴らしい一枚が出来ました。
売れてほしいではなく、聞いてほしいと今だからこそ強く思います。
こんな人生が送れている事も、全てはいつも応援してくれる皆さんのおかげです。
悲しい思いをさせてしまって本当にごめんなさい。
チームもメンバーもファンの皆さんも大好きです。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。
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