Knight A – 騎士A –
Knight A – 騎士A -が、全7曲が収録された1st配信限定EP『『A』BYSS』を2022年12月19日(月)にリリースした。
本記事では、「新たな大人の騎士Aの魅力がいっぱい詰まった曲」が収められ、「自分の“今”をそのまま出せた」作品になったと語る今作について、そして初めて関東以外の場所で行うライブツアーと、1月8日・9日にぴあアリーナMMで行うツアーファイナルに向けて、たっぷりと語ってもらったメールインタビューをお届けする。
――1stフルアルバム『Knight A』を2022年8月3日にリリースしてから、わずか約4か月にして発表される1st配信限定 EP『『A』BYSS』。あまりのペースの速さに驚いておりますが、なにがみなさんを突き動かし、駆り立てるのでしょうか。
ばぁう:待ってくれてるリスナーのため、求めてくれる声があるからまた一歩一歩踏み出せるし、その声が勇気になる。一緒に歩んで見てくれる子たちと前に進めてきたことを誇りに思ってる。
そうま:Knight A – 騎士A -は結成してわずか2年と少しの間に多くの経験と成長をしてきました。横浜アリーナ、幕張メッセなど数々のライブを成功させたいっぽうで、2022年5月メンバーの卒業、2022年8月の神戸、幕張でのライブ中止、短い期間の間に変わりゆく環境にリスナーは不安になったと思います。そして、我々も悔しく、苦しいときでした。でも、5人として活動する中で「メンバー、そして関わっているすべての人たちとひとつになって頑張ろう」とあらためて走ってきた4か月でもありました。待ってるのは常に応援してくれるひとりひとりの君だと想い続け、必死にここまできた道のりのように感じます。
しゆん:確かにかなり早いペースでの新曲だと思うのですが、自分の考え方だと前提の価値観が少し違っていて、リスナーからの需要が高いからこそ実現できることだと思っているんですよね。早く新しい曲が聴きたいという声はたくさん届いていて、だからこそ頑張れたし、頑張りたいし、届けられたものだと思います。そして本当に個人的な感情で言えば、この2022年は我々にとって色々なことが動いた1年で、各メンバーさまざまな場所で考え方や心境の変化があったと思います(もちろん自分も)。そういった中で「歌」という形に残るものにして騎士Aの歴史を刻むことができるのは自分的にめちゃくちゃ好きなので、そういった部分はモチベになったのかもしれません。
てるとくん:待っていてくれるリスナーさんを喜ばせたい。その一心でEPの収録に挑みました! リスナーさんが期待して待っていてくれる限り、僕たちはなんでもやります!
まひとくん。:画面の前にいてくれるリスナーさんがたくさん伝えてくれるから、僕たちもその想いに応えたい。より目の前の子に伝えたい、届けたいと思って、日々新しいことに挑戦してますっ!
――1stミニアルバム『The Night』、1stフルアルバム『Knight A』でさまざまな表情を見せてきたKnight A – 騎士 A -ですが、『『A』BYSS』はまたもや躊躇なく新たな扉を開けた色彩豊かな作品。みなさんの手応えを聞かせてください。
ばぁう:今回は大人の俺たち。色気があり勢いがある。自分の中では、ミニアルバム、フルアルバムを超えた歌唱力。それぞれが個性を最大限に出しきった作品。聴けばわかる。俺たちの無限の可能性、感じてくれ。
そうま:『『A』BYSS』は、今までのアルバムに比べて“新しい俺たち”がより多く聴ける作品ではないかと確信してます。関わってくださった最高のクリエイターのもと、我々5人の個性をすべてぶつけた作品になっているので、是非最初から最後まで楽しんで聴いてもらいたいですね。
しゆん:自分は騎士Aの中で一番「心情の変化が表に出る」一面があると思っていて(よくも悪くも)(悪めかもしれない)(でもそこが好き)。今はそれをポジティブに捉えられているからかもしれませんが、フルアルバム『Knight A』のころよりもそういった変化を歌に残す意識が強かったです。自分は歌に対してのこだわりもすごく強いと思っていて、「この声の出し方はNG」「このパートはこの発声の仕方が一番好き」といった自分の中の“決まりごと”のようなものがそのときの心情によって生まれます。そういった意味で、今回のEP『『A』BYSS』では自分の“今”をそのまま出せたんじゃないかなぁ、と実感しています。そうであれ。
てるとくん:新たな大人の騎士Aの魅力がいっぱい詰まった曲です! 曲自体が歌うのが難しかったり、今までとはまた違ったりする曲たちなんですが、120%良い作品にできました! 自信を持ってリスナーさんに届けられます。
まひとくん。:手応えしかないです。今までとはまた違った“顔”を見せられると思うので、リスナーさんの反応がすごく楽しみです。聴いた子がもっと沼ってしまう、そんな作品となっています。
――“深淵”を意味するタイトルを冠した『『A』BYSS』に込めた想いとは?
ばぁう:深淵。聴いてくれる子を沼らせる。俺たちだけの世界に連れていく。
しゆん:本当にいろんな案をメンバーみんなで出し合って、その上での『『A』BYSS』なのは前提として。騎士Aを5人でやるようになって以来、さまざまな新しいことに挑戦してきました。そのまま通常運転っていうのも味気ないし、こちら側の熱意はここまでついてきてくれたリスナーの方々なら受け取ってくれてるという実感はあるのですが、自分的にはまだまだ足りない。もっと伝わってほしい、ということで大枠からガラっと変えちゃいたいと思って。今までのライブが「Knight」「The Night」「Re:Night」「Secret Night」と、「ナイト」に重きを置いていたことはリスナーサイドも察していたと思うのですが、前回のライブが「Show Time」。超簡単に言うと「ナイトの新時代の幕開け」というテーマだったんですけれど、このライブタイトルですごく自由になったなと自分は感じて、「自分たちの変化を伝えられる手段は最大限使っていきたい」なと。それでいろいろ考えたのですが、おいおい、あるじゃないかウチには。「ナイト」だけじゃないだろと。『A』もあるじゃないかと。それでライブタイトルで今まで着目されていなかった『A』のほうに重きを置きました。これは今まで明かしてない『Knight A』の名前の由来ではないんですけれど、『A』単体でも“一番手”“エース”“切り札”“最強”などの意味があって、自分たちが掲げてきたグループ名として、十二分に看板を張れるポテンシャルがあります。そして急にラフになるんですけど、ここでクイズです(急になに)。「Knight Aの一番好きなところ」ってどこですか? 「Knight A」の魅力、いろんな側面があると思います。でも自分は客観視しても断然、カッケェところ、ダークなところなんですよ。これは共感してくれる方、めちゃめちゃ多いと思います。なのでダークな部分をめちゃ推したいと思いまして、そのとき急に浮かんできたのが、アルバム『Knight A』で出した「Perfect Crime」でした。いや、直前で「ダークなナイトが一番カッケェ」ってキメてたんですけど、実はキラキラしたアイドルな騎士Aもめっっっちゃ好きなんですよ自分(わかるでしょ?)。なので、たぶんTikTokとかでも一番音源使って推してたんじゃないかな。<絶対絶対沼っちゃう>ってフレーズ、めちゃいいですよね。そんなん言われたら沼っちゃうに決まってるし。でも、そんな完璧最高アイドルソング「Perfect Crime」、アレってあくまで光属性なんですよ。自分から言わせてもらうと、「もっと闇の、ナイトらしい<沼っちゃう>を自分は見たい。見せたい。ここまで信じてついてきてくれたお前ら、新しい自分たちになってから見つけてくれて応援してくれるようになったお前らを、もっともっと沼らせてやりたい、あくまで騎士Aらしいダークサイドから沼らせたい、と思ってしまって。さぁきますよ、ここからすべてが繋がります。「闇の<沼っちゃう>」を見せたい。『A』をテーマにしたい。『A』から始まる単語ってなに。……….『A』BYSS。運命キタ!勝った!ありがとうございました!!!完!!!!!! あ、待って、あとこれだけ言わせて! 『A』BYSSのカッコの部分、これは『A』を強調させたいというところからきてるんですけど、プラス自分のフェチです。ここまでのクソ長文章を見れば一目瞭然なんですけど(ここまで読んでくれてありがとうね)、自分普段から文章を書くときは「」『』をつけるのが大好きなんですよ。いいじゃないですか括弧をつけるの、自分はずっと括弧つけていたい、「格好つけていたい」です。蛇足でした。以上!!!! 解散!!!!!!!!
てるとくん:“深淵”までリスナーさんを沼らせてしまうほど自信のあるタイトルです。メンバーと何回も話し合ったりいろんな案を出したりして生まれました。語らずとも、曲を聴けば納得するタイトルだと思います! メンバー全員で考えついたタイトルです。
まひとくん。:僕は、リスナーさんに僕たち騎士Aをどう見せたいのかをすごく重要視していて。タイトルを考えていたとき、よりかっこいい騎士Aを見せたい、っていうのは5人全員一致だったんですね。そんな中で、よりこう見せたい、もっとリスナーさんを騎士Aらしく闇に沼らせたい、ということで『『A』BYSS』に決まりました!
そうま:みんなアルバムタイトルについて語ってくれるだろうから、僕はツアータイトルについて。今回のライブは初のツアーということもあり、たくさんの子たちが待ち望んでくれていると思います。どんな気持ちで臨んだらいいのか、誰に向けて届けたいのか、騎士Aとはなんなのかを今一度時間をかけて考え、 話し合いの中で『1st LIVE TOUR “One Knight”』、『LIVE TOUR FINAL “『A』BYSS – 深淵 』というタイトルに至りました。ライブも楽しみに待っていてください。
『『A』BYSS』
――EPの幕開けを飾るのは「『A』BYSS」。ドラマティックな展開や退廃的で赤裸々な歌詞が、5人の魅力を最大限に引き出す挑戦的なナンバーですね。
ばぁう:より迫力が出るように、“ばぁうだったら”を意識したすごく。俺の中でこの曲がEPの中で1番の推し曲で、騎士Aのいいところを存分に楽しめる曲になってる。より進化した騎士Aを届けるよ。曲は難しかったけど、お前(リスナー)のことを考えて必死こいて食らいついた。特に難しかったのはラップの部分。かっこよくなってるんで沢山聴いてくれよ。
そうま:「『A』BYSS」は今回のEPを代表する最高傑作ともいえる曲となっています。最近では自分が思ってることをなかなか口にできない子たちが増えているそうですが、そんな中でも頑張って応援してくれているリスナーはたくさんいます。伝えられないぶん、俺たちが「言葉にして伝える」ことでより気持ちをひとつに、そしてより深め合ったこの「愛」を深い底に大切にしまっておきたい、そんな気持ちで臨んだレコーディングはかなり時間かかりましたが、よりひと言ひと言が心に残る作品になりました。
しゆん:前の質問でクソ長オタク文章を書いてしまったので、ここからは簡単にします。疲れたわけじゃないです。メンバーがすべて語ってくれると信じてるので。そっち読んでください。頼んだぞみんな。この曲のために、コンディション一番いい日に収録の日程をズラしてもらいました。すみませんでした。
てるとくん:僕は大人の雰囲気だったり、かっこよく歌ったりするのがあまり得意ではなかったのですが、今回のEPを経てより大人の騎士Aとしてかっこよく歌うことができました! お気に入りポイントはたくさんありすぎて語りきれませんが、5人合わさった騎士Aの歌声は無敵です(笑)。
まひとくん。:今までにない曲調で、レコーディングのときはすごく難しかったけれど、聴けば聴くほどいい曲。タイトルの通り、沼っていきました。特に苦戦したところは、ラップの部分。滑舌が全然ついてこなくて何回も何回も録り直りました(笑)。レコーディングあるあるなんですけど、詰まって立ち止まったときは、リスナーさんの前でライブしている姿を想像するんです。このときも、同じように想像したら100%以上のテイクを録ることができました!
――野球の実況中継風にメンバー紹介をしていく、斬新すぎる「Knight Game」。絶対王者感満載、挑発的で痛快なフレーズの数々もライブを盛り上げてくれそうです。
ばぁう:最初の実況が実は1番時間がかかった(笑)。ライブでは絶対に盛り上がると思っているので、マジでみんなで爆上げしていきたい曲。ダミ声めっちゃ意識した。
そうま:甲子園がテーマになっているこの「Knight Game」ですが、とにかくホームランを打ち続ける無敗の騎士Aを意識していました。俺たちが最強、だから負けるわけにはいかないだろ、と。前向きな気持ちが声と歌詞に込められているので、絶対聴いてほしい1曲です。
しゆん:とにかく殺意でいきました。
てるとくん:みんなでひとりひとり名前を呼ぶところが大好きです! ソロパートでは、それぞれの魅力が発揮できたと思います。ラップや早口の部分があって、レコーディングのときは大変でした。何時間もかけてみんなで完成させて感動したのを、昨日のことのように覚えています(笑)。
まひとくん。:この曲は、隠された沸きポイントがあって。ひとつ言うと、1番の<そうま筆頭 打線やべー奴ばっか>のところの<そうま筆頭>なんですが、“そまひと”と実は発音していて、僕が歌うイメージで歌詞そして歌い分けが作られています。なので、曲調としては新しい挑戦だけど、そこに僕たち5人の絡みが表現されているので、聴けば聴くほど楽しめる曲になっています!
――「OVERDRIVER」は、さすが和楽器バンドさん提供曲!な雅やかでエモーショナルな和ロックであり、Knight A – 騎士 A -の不屈の精神を宿したナンバーですね。
ばぁう:俺たちが騎士Aだ、一緒にこの5人で掴むぞ、っていう気持ちを最大限に堂々と込めた。特にラップのところが好き。お前の心を奪う一撃、食らってくれ。
そうま:フルアルバム『Knight A』の「真世界」から引き続き携わってくださった和楽器バンドさん。今回の歌詞には騎士Aメンバーの生き様、気持ちがより感じられる瞬間があると思います。常に前線で立ち向かい続ける我々の想いを聴いてくれると嬉しい。
しゆん:早口苦手なので大変でした。
てるとくん:騎士Aのかっこよさを感じて、勇気をもらえるような曲です! 冷静沈着に、その反面勢いがある歌い方でかなり苦戦しました。途中の早口で歌うところが一番好きなポイントで、レコーディングでもっとも苦戦したところでもあり、1番こだわったところでもあり。よりかっこいい騎士Aが魅せられたのかなと思います。
まひとくん。:この曲に出てくる、<さぁ皆、立ち上がる時だ>というフレーズがすごく大好きで、僕たち騎士Aは個人で戦ってるわけじゃなくて、リスナーさんやスタッフさんメンバー全員で立ち上がって前に進んできたからこそ、このフレーズが僕の中でしっくりきて。これからも一緒に立ち上がって一緒に掴み取っていきたい、という想いでレコーディングに臨みました!
――エレクトリックジャズのような「Jump!」では、みなさんの艶っぽい歌声にドキっとさせられたりもします。
ばぁう:ライブで盛り上がること間違いなしの、サビのフレーズ。キーが高い曲ではあるが自分の中で低い声をイメージしつつ、可憐さや色気さを考えた歌唱になってる。今宵カオスへご招待!
そうま:タイトル通りジャンプしながら盛り上がれる曲。どこかあやしげで、最初から最後まで飽きさせないジャズサウンドにも注目。ライブで歌えば、盛り上がること間違いなし。
しゆん:これ早くライブでやりたいです。
てるとくん:リスナーさんを誘うような曲で、新しい5人の一面が魅せられる曲です! レコーディングするときにリスナーさん目線でどういうふうに歌ったら喜ばれるのかな、って考えました(笑)。いつもと違う雰囲気で歌ったので大変だったぶん、想いが詰まった曲です。
まひとくん。:なんといっても、サビがすごく盛り上がる曲になっていて。<行くぜ Jump!!>から始まるサビはみんなと一緒にすごく盛り上がれると思うので、配信などでもそうだけど、一緒に言える日が楽しみです。
――スタイリッシュなK-POP的ダンスナンバー「Tokyo Loverʼs Night」。歌声のかけ合いや重なり、美しいハイトーンやファルセットも際立ちますね。
ばぁう:これもばぁうの推し曲。今までの騎士Aのいいところがすごくあふれていると思っている。ハモリやそれぞれの声にスポットを当てて聴いてほしい。歌詞にしても“こんなの好きだろ?”すぎて、これからの騎士Aの無限の可能性も感じるこの一曲。マジで好き。
そうま:過去一番難しかった曲。爽やかなサウンドの中にいくつもテクニカルなところも含まれており、「5人だからこそ完成できた作品」と言っても過言ではありません。力強いメンバーの声から柔らかくなる瞬間やコーラスワーク、どれをとっても最高傑作。たくさん聴いてね。
しゆん:聴けばわかる。
てるとくん:レコーディングが一番大変だった曲です(笑)。K-POP的なテイストで、今にも体が踊りだしてしまいそうなリズミカルな曲。リスナーさんが聴いたときに明るい気分になれるように意識をして歌いました。かっこいいや綺麗とかだけじゃ語りきれないくらい大好きな曲です。勢いあるハイトーンやメンバーとのかけ合い、すべてのパートに注目してほしいです。
まひとくん。:リズムに乗りやすいすごく乗れる曲かつ、すごくおしゃれな曲なんですが、耳を澄まして聴くとメインボーカルの裏にさまざまな声が入ってるんですね。そこにもすごく注目して聞いてほしいです!(ちなみに、その箇所のレコーディングは鬼ムズすぎて何回も録り直したので絶対聴いてください><)
――ポップでキャッチーな「Christmas Kiss」は、クリスマスソングでありラブソングとしても受け取れます。
ばぁう:12月。冬。クリスマスの夜もお前と一緒にいたい。どんなときでも側にいるよっていう気持ち。独占欲がある歌詞はすごい共感。寂しいときに聴いて。今夜過ごす相手俺しかいないでしょ?
そうま:「Christmas Kiss」はHoneyWorksさんが作詞・作曲してくださったこともあり、とてもキャッチーで楽しいサウンドを演出してくれました。レコーディング前にボカロが入っている音声を聴いたときはかわいい曲調だな、と思ったんです。でも、いざ5人の声が重なると、やっぱり俺たちだよなというかっこいい曲に仕上がりました。クリスマスも寂しくないように声に気持ちを込めたから、何回も聴いてほしいな。
しゆん:てるまひがかわいかった。
てるとくん:リスナーさんとデートしてる気分で歌いました!(笑)普段の曲とは違いポップな曲なんですが、<独り占めしたい><目を見て ?>など、大人なワードに注目です。寒い冬、明るい気分でワクワクしながら聴くリスナーさんの姿を想像して挑んだ曲です。
まひとくん。:すごくかわいくてポップな曲調だと思うんですけど、そこに僕たち騎士Aらしさが詰め込まれている曲になっていて。特にサビの部分なんて、リスナーさんが聴いたらドキドキしすぎちゃわないか心配してます(笑)。
――歌詞の通りチルなナンバー「One Night Love」。大人っぽさをたたえた個性豊かな歌声、それらが重なったときの好相性も耳に心地よいです。
ばぁう:動画もたくさんリピートしてくれてるんじゃないかな。なんといってもサビが好き。今までにない騎士Aの大人っぽさや色気がすごくあふれている曲になってる。<わざと寸止め もっと焦らして>ってワードが好き。その後のキーの高い<眠れない 夜からエスケープ>は気持ち込めて収録した。動画公開してEPの中で最初にお披露目したこの曲、思い出深い。
そうま:甘い一夜を過ごすというイメージで、騎士Aの曲の中では新しい雰囲気を感じられる曲となっています。Night=夜ということもあり、5人がそれぞれの表現で聴いてくれる子を誘うように甘く歌い上げました。
しゆん:うるさい聴け。
てるとくん:すっごく大人全開な曲です!(笑) 今回のライブツアータイトルにも入ってる“One Knight”。ライブの一夜一夜、一番素敵な夜にしよう。普段の活動の生放送1回1回、一夜一夜、最高の時間にしよう。そんなことを想いながら歌いました。夜寝る前に聴いてもらいたい曲です!
まひとくん。:一夜限りの思い出なんだけど、一夜限りの思い出にはしたくない、どこまでも一緒にいたい、そんな曲となっています! この曲を聴くだけで、一夜限りの時間をリスナーさんと一緒に過ごしてる気持ちになれるし、リスナーさんも僕たちと一緒に過ごしてるような気持ちになっていくこと間違いなしです!
――作品を重ねるたびに歌の難易度が上がっているように感じますが、今作も見事に歌いこなしているみなさん。どんな秘訣があるのでしょうか。
ばぁう:普段からばぁうとしてもっと魅力的になれるように歌の練習、声の練習をして、自分が納得できる歌唱じゃない限りは挑戦し続ける努力をする。決して妥協はしない。俺たちのいいところを引き出して、作品愛を持って関わってくれるスタッフさんたちも含め、騎士Aチームで最高の作品EP『『A』BYSS』を作り上げている。誰にも負けない気持ちで挑んでいる。
そうま:常に探求心を持っている我々騎士Aなので、スタッフさんと話し合い、方向性を決め、自分たちを120%出せるように何度もチャレンジしました。決してさらっとこなしてるわけではなく、貪欲に曲と向き合ってきたからこそ今回も最高のEPが完成しました。
しゆん:自分への信頼です。
てるとくん:難易度は間違いなく上がっています!(笑) 何時間もスタッフさんとレコーディングしたり、話し合いしたりして乗り越えた曲たちです。上手くいかずに挫けそうになる時もあります(ちょっと挫けた曲もありました(笑))。でも期待してくれるリスナーさん、待っててくれるリスナーさんがいるから頑張れます。リスナーさんが求めてくれるのなら、どこまでもいけます!
まひとくん。:そうなんです!! すごくすごく、僕たちの歌・曲調は難しい!!;; だけど、画面の前にいる子たちのことを考えながら歌うと、うまく歌いこなせるんです!(語彙力) 伝えたい子がいるおかげです(照)。
――初めて関東以外の場所でライブを行うツアー『Knight A – 騎士 A – 1st LIVE TOUR “One Knight”』と、1月8日と9日にぴあアリーナMMで行う『Knight A – 騎士 A – LIVE TOUR FINAL “『A』BYSS – 深淵 ”』。どんな公演になりそうでしょうか。
ばぁう:初めてのツアー。前回のライブではメンバーのコロナ発症があり、関西公演はできなかった。あの悔しさも胸に、騎士Aが好きな子たち、今まで会えなかった子たちと最高の思い出を作りたい。騎士Aを推しててよかったなって思うライブになること間違いなし。最高の“One Knight”にしよう。“『A』BYSS – 深淵 ”は、その名の通りのライブになる。この記事を見てるお前に来てほしい。お前を沼らせる。このひと言だ。
そうま:画面越しに会っていた子たちと直接会って顔を見られることは、俺にとって最高の喜びです。伝えたいことはひとつだけ、「いい子で待ってろよ」。
しゆん: 早く会いたい。
てるとくん:日々の感謝を届けたい、進化し続ける僕たちを見せつけたい。そんな想いで挑みます! シンプルに超楽しみです(笑)。来てもらえればわかるんですが、敢えて言うなら「最高の時間を約束するよ!」です!!
まひとくん。:僕としては、初めてのZepp、初めてのツアー、初めての関東以外でのライブ。初めてのことだらけなんですが、すごく楽しみです。今まで関東には行けなかったよって子も、今回はたくさん来られると思うのでより、自分の好きな子たちにたくさん会えると思うと楽しみで仕方ないです! 「さらに沼ってしまう覚悟だけはしてて?」
――ライブで華やかに幕を開ける2023年、どんな1年にしたいと考えていますか?
ばぁう:「No.1」。リスナーが胸を張って俺たちを好きだと言えるグループになる。
そうま:1日1日「今日が最高だった」と言える2023年にしたい。俺たちとリスナーがいれば最高なんだ、と伝え続けたい。
しゆん:最強。
てるとくん:もっともっとリスナーさんを幸せにする2023年にしたいです!
まひとくん。:今までリスナーのみんなと一緒に積み重ねてきて花を咲かせてきた騎士Aなんですが、2023年はより満開の花をメンバー、画面の前のリスナーさん、スタッフさんと共に咲かせられるように、もっともっといろんなことに挑戦していきたいです!
取材・文=杉江優花
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