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赤塚不二夫への想いを馳せて創作 田名網敬一の個展『TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s all Right!!』開催決定

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『 TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s all Right!! 』

『 TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s all Right!! 』 (C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

田名網敬一による個展『 TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s all Right!! 』が、2022年1月21日(土)から2月13日(月)まで、渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて開催される。

本展は、田名網が、生前に親交があった赤塚不二夫への想いを馳せて鋭意創作を続けて生まれたスペシャルコラボレーション。田名網と赤塚は、田名網の秘めた尊敬の念によって細く長く結ばれている。70〜80年代によく新宿や六本木のバーで一緒に酒を飲んだ記憶を語る田名網だが、幼少期に漫画家に憧れていた自分のプライドが邪魔をして、当時プライベートな時間を共有する関係性までは築けなかったと言う。しかし、「信じられないくらい良い人だった」と田名網が語る赤塚の存在は、「バカは真面目に」という赤塚の精神と共に、田名網の作品にも深く刻まれている。

田名網 敬一 Keiichi Tanaami

田名網 敬一 Keiichi Tanaami

本展は赤塚りえ子氏の協力のもと、赤塚不二夫の代表作である「ひみつのあっこちゃん」や「天才バカボン」などの原画をモチーフに、ペインティング、コラージュ、ネオン、インスタレーションと様々な形式で新たな作品を制作。なかでも「天才バカボン」のエピソード「整形手術の熊さんなのだ」に登場する顔を家にされてしまった男のキャラクターが田名網の手によって茶室として生まれ変わったインスタレーション作品、イヤミの象徴的なフォルムと赤塚作品の最大の特徴でもある漫符、オノマトペを抽出して制作されたネオン作品は、本展覧会最大の見どころとなる。

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

(C) Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (C)Fujio Productions Ltd.

また、本展企画に合わせて、集英社による特装版作品集「That‘s all Right!!」、SHUEISHA MANGA-ART HERITAGEによるプリント作品の販売も予定している。

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