秦基博 Photo by SEIYA FUJII (W)
秦 基博が新曲「イカロス」を2023年2月1日(水)に配信リリースすることを発表した。ドラマ『六本木クラス』挿入歌として起用された楽曲「残影」より約半年ぶりに発表される新曲「イカロス」は、秦自身が「この時代を生きる中で湧き上がるように生まれてきた」という楽曲で、テーマは“喪失”。ギリシャ神話に登場するイカロスをタイトルに掲げたこの最新曲で、秦がどのような世界を描くか注目だ。
そして、この楽曲「イカロス」にインスピレーションを受けた3本の映画が制作され、その作品群を束ねた映画「イカロス 片羽の街」が完成。それぞれの作品の監督をつとめたのは、児山隆(代表作『猿楽町で会いましょう』)、枝 優花
(代表作『少女邂逅』)、中川龍太郎(代表作『やがて海へと届く』)の3監督。監督陣が自ら脚本も務め、「イカロス」からインスピレーションを受けた喪失と再生を描く物語を完全オリジナル脚本で映画化。物語の舞台は3作品とも秦の出身地でもある横浜で、各作品のキャストや物語のあらすじは追って発表される。
映画『イカロス 片羽の街』と、物語の中でも連動している秦 基博の撮りおろし最新ライブ映像が、『秦 基博 × U-NEXT FILM「イカロス 片羽の街」&PREMIUM LIVE「ICARUS」』としてU-NEXTにて2023年2月11日に独占配信されることが決定。このライブは、作品の制作と並行しファンクラブにだけアナウンスされ有観客にて収録されたプレミアムな公演となっている。
コメント
秦 基博
「イカロス」は、今というこの時代を生きる自分の中から湧き上がるように生まれてきた楽曲です。その楽曲からインスピレーションを受けた3つの映画が生まれ、その3つの同心円によって広がるイカロスの世界を是非、感じていただければと思います。
児山 隆 監督
秦 基博の楽曲でオリジナルストーリーを作る。このお話をいただいた時、率直に自分にそれができるのか? と感じたのを覚えています。楽曲をイヤホンで聴きながら駅に歩いていると、物語の根幹となる「風景」がよぎりました。「イカロス」はいとも簡単に僕に物語を与えてくれたのです。それはとても不思議な感覚でした。素晴らしい作品が出来上がったと思います、「イカロス」と共にたくさんの人の元に届きますように。
枝 優花 監督
楽曲から好きなように作って良いとのことで、本当に自由に制作させていただきました。かなり好き勝手やってしまったので、怒られるのでは..と一抹の不安もありましたが、秦さん並びに関係者の皆さまがこの作品を受け入れてくださり…感謝です。生きづらさも希望に変えて、まあこんな頓痴気な人生も最高じゃないか、と前を向ける作品になったと思います。早くお届けしたいです。
中川 龍太郎 監督
秦さんの音楽を聴いて、十年前に書いた『十年後のきみに』という詩を思い出しました(厚かましい限りですが……!)。
そして、ちょうど十年前に自分の書いた詩に、今の自分がちょっとだけ助けられました。この作品が秦さんの音楽と共に誰かの心に届くことを祈っています。
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