中森明菜、文化放送特番「中森明菜ベストソングリクエスト カウントダウン」の番組レポート到着
12月21日、文化放送は特番「中森明菜ベストソングリクエスト カウントダウン」をオンエアした。リスナーから“あなたの好きな中森明菜の楽曲”を募集し、カウントダウン形式で発表。パーソナリティーは吉田照美、小池美波(櫻坂46)の予定だったが、小池の体調不良により、大園玲(櫻坂46)がピンチヒッターを務めた。なお、番組冒頭で小池からのメッセージも紹介された。
吉田照美:中森明菜さんのことはご存じだと思いますけど、どういう感じで明菜さんを知りました?
大園玲:やはりレジェンド的な方なので。いまも音楽番組のランキングとかで、たくさんランクインされている。そんな中で両親から「当時、お父さんはファンだったんだよ」という話を聴いて。
吉田:お父さんはいくつですか?
大園:51、2、3のどれかです(笑)。
吉田:どストライクゾーンですね! いまの50代はもう、完全に明菜さんにハマりましたからね。
大園:はい。大好きだと言っていました。
吉田:お父さんも聴いてくれているといいですね! さてスタッフが見つけてきてくれたんですけど、雑誌の企画でね。僕は憶えていない、明菜さんも憶えていないと思うんですけど(笑)、明菜さんにけっこうスケベなことを聞いてしまっていたのね……。
大園:あららら……。
吉田:明菜さんが答えているっていう。
大園:しっかり答えてくださっている(笑)。
吉田:貴重なものなのでとっておきたいと思います(笑)。中森明菜さん、今年デビュー40周年ということで、たいへん注目を集めました! 伝説のコンサート「中森明菜スペシャル・ライブ1989リマスター版」、7月にNHKで放送された際には、Twitterのトレンド1位に! 伝説のコンサートには文化放送も関わっていると。8月30日に明菜さんのTwitterアカウントが開設、再始動と個人事務所の設立が報告されました。きのう(12月20日)はWOWOWでライブ特集、きょうはベストアルバムと書籍が発売、という流れになっております。……紅白、期待したんですけどね。いつ復帰されるかというのは、ファンならずとも期待していると思います。
大園:はい!
放送ではリクエストのトップ20を、カウントダウン形式で発表、曲の紹介や感想に加え、思い出話も多々飛び出した。その中で「十戒(1984)」について、吉田が自身の番組で関係者から聴いた、こんなエピソードを話した。
吉田:作詞・売野雅勇さん、作曲・高中正義さんです。売野さんによると「僕が作る前にユーミンが書いた歌詞がついていた」。すごくいい歌詞だったみたいだけど、方向性が違ったからボツにした。売野さん自身は「2、3時間で書きあげちゃった」と。
大園:すご~い!
吉田:速いね。曲を聴いてバーッと書いちゃうんだろうね。この「十戒」に関しては、「やるマン(吉田照美のやる気MANMAN!)」っていう番組に売野さんが来たときに伺ったんだけど、当時は池袋のマンションの10階に住んでいたの。
大園:え?
吉田:そこから発想していって、モーゼの十戒に行きついた、という話を聴きましたね。
大園:おもしろ~い!
吉田:どういう発想しているかよくわからない、すごいね(笑)。
全20曲を紹介し、番組最後には吉田が大園に、中森明菜と現在のアイドルとの違いを訊いた。
吉田:玲ちゃんが感じる明菜さん世代と、いまのアイドルとの違いってありますか?
大園:B面になる予定だった曲を自分の意志でA面にするとか、受け身か受け身じゃないか、っていうのは、いまと全然違うなと感じました。私たちは「曲をいただく」と思ってしまうので。
吉田:自分の気持ちとか意見とか、「こうしたら」みたいなものを強く言える。そういうの明菜さんはできる人なんだろうね。
大園:格好いいなと。振りも考えたとお聞きしました。
吉田:パフォーマンスも自分で曲に取り入れてね。そういうことができる方なんだろうね。
大園:能動的な気持ちが(いまのアイドルと)違うのかな、というふうに思いました。
「中森明菜ベストソングリクエスト カウントダウン」トップ20
20位「BLONDE」
19位「赤い鳥逃げた」
18位「Fin」
17位「ジプシー・クイーン」
16位「トワイライト -夕暮れ便り-」
15位「TATTOO」
14位「難破船」
13位「TANGO NOIR」
12位「サザン・ウインド」
11位「SAND BEIGE -砂漠へ-」
10位「禁区」
9位「1/2の神話」
8位「十戒(1984)」
7位「北ウイング」
6位「少女A」
5位「飾りじゃないのよ涙は」
4位「セカンド・ラブ」
3位「ミ・アモーレ」
2位「DESIRE -情熱-」
1位「スローモーション」