『VIVA LA ROCK 2023』ロゴ
さいたまスーパーアリーナにて毎年GWに開催するロックフェスティバル『VIVA LA ROCK 2023』が、出演アーティストの第2弾発表を行った。今回発表されたのは21組のアーティスト、第1弾発表と合わせると計53組の出演が発表されたこととなる。
チケット第1次先行販売は「ビバラ公式アプリ」にて実施中。5日通し券と2日券各種を先着制にて受付中なので、2023年Verの公式アプリをダウンロードの上、ぜひこの機会にお申し込みいただきたい。受付期限は1月19日(木)23:59まで。なお、2023年も小学生以下のキッズは、保護者同伴の下、保護者1名につき1名まで入場無料になる。
また、先日発表された通り、コロナ禍以降開催できずにいたビバラ名物・入場無料の屋外フリーフェス「VIVA LA GARDEN」も4年ぶりに復活。こちらはさいたまスーパーアリーナに隣接するけやきひろばにて、ビバラ開催期間の直前の週末からスタート。4月29日(土)・30日(日)ならびに5月2日(火)〜7日(日)の8デイズにわたるロング開催となるので、こちらもお楽しみに。
「VIVA LA ROCK」プロデューサー 鹿野 淳によるメッセージ
クリスマスイブの、夜より一足早いお昼に、出演アーティストの第2弾発表をしました。今回は21組のアーティスト、バンドの告知となりました。第1弾の32組と合わせて、53組のアーティスト発表をしたことになります。出演してくださるアーティストの皆様、楽しみにしてくれている参加者の皆様、本当にありがとうございます。メリークリスマス!
今回の発表で、約半分の出演アーティストの発表をしたことになります。第1弾の発表は今まで9年間のビバラにたくさん出演してくださった方々――調子に乗って申し上げれば常連? いや、仲間達に名前を連ねていただきました。今回の発表は初めて出演してくださる方々や、フレッシュな方々を中心に名前を連ねていただきました。来年もこんなにも素敵で最高な、そして信頼と希望と可能性に満ちたアーティストの皆様をお迎えし、最高のライヴをしていただけることを心の底から嬉しく思いますし、ビバラ自体がもう、春まで待ちきれませんっ!
何度も申し上げていますが、来年のVIVA LA ROCKは10回目の開催となります。自信満々のフリをしながら、もの凄くおっかなびっくり始めたフェスですが、初回からひとつだけ目標を口にしてきました。それが「しがみついてでも10回は開催したい!」ということでした。遂にその10回目に辿り着こうとしている今回の開催は、我々VIVA LA ROCKにとって大袈裟でもなんでもなく、思い残すことは何ひとつないぐらいのことなのです。そして、この10回目を大成功に終わらせることによって、初めてその先の道のりが見えてくるものなのです。そういう気持ちを込めて、今回は特別開催として5日間のロング開催を行います。2度とこんなにも長いビバラはないと思います。いつも以上の全力でお迎えしますので、いつも通りの全力でいらっしゃってください。
年末なので振り返ってしまうのですが、ビバラは5回目の開催まではイケイケで進んできた気がします。前述した通りビビりながら始めましたが、ラッキーが重なり、最高のアーティストと参加者がこのフェスの熱と愛を作ってくださったので、我々はその器として恥じないフェスを作るべく、ワクワクを爆発させながらずっと開催してきました。
その結果、もっと大きなフェスにしたいと思い、6回目の2019年にさいたまスーパーアリーナをアリーナモードからスタジアムモードにスタイルを替え、同時に導線対策も抜本的に変えました。これも大成功だったと思い、さらにイケイケで向かった2020年の開催準備の途中でコロナ禍が始まりました。一気にすべてが吹っ飛びました。だけど、どうにも開催中止という選択をしたくなかったんです。それは何がなんでも10回目まではしがみついてやると決めていたからです。なので世の中に迷惑をかけずにビバラを開くために30アーティストに集まっていただき、東京でオンラインフェスを開催しました。それが今も続いている「ビバラ!オンライン」です。2020年の7月、オンラインといえども30組もの覚悟を持ったアーティストに集まっていただき、フェス形式で開催するのはとても大胆なことで、ここで我々はフェスを開催するというのはどういうことなのか?という本質論を闘わせ、徹底した感染対策の実施など、たくさんの試行錯誤と経験を重ねました。そのことがあったからこそ、2021年の春には何がなんでも埼玉に戻って、さいたまスーパーアリーナでスタジアムモードで、何よりも有観客のスタンディング開催を成し遂げるんだ!という気持ちを実現させることができました。そして、そのノウハウや成功があったからこそ、今年の開催がより自由なレギュレーションのものに進化できたと思っています。
こうやって綴ったことは、我々ビバラの主催や運営のストーリーではありません。2020年から2022年の3年間、毎年姿形やスタイルやルールを替え続けてでも一歩一歩進められたのは、意を決して出演に踏み切ってくれたアーティストの皆様や、そんなアーティストを、そしてライヴを、フェスを支えよう応援しようと意を決して参加してくださった音楽ファン&ライヴファン、オーディエンスがたくさんいてくれたからだと心の底から思っています。ありがとうという言葉では足りないほどの感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。
そんな6回目以降の毎年のハードな挑戦を経て、ビバラは似合わないほど逞しくなった気がしています。その逞しくなったことが気のせいではなく本当のことであると証明するのも、10回目の開催テーマだとスタッフ一同思っています。2022年もありがとうございました。2014年からずっとずっと、本当にありがとうございました。2023年、10回目のVIVA LA ROCKも、どうかよろしくお願いします。
我々ビバラは、あなたと共にあります。だから2023年もあなたと共にありたいです。
鹿野 淳(VIVA LA ROCK プロデューサー)
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