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KIRITO、初のディナーショーをグランドプリンスホテル新高輪「飛天」で開催 「俺が皆さんに約束するのは、“これで正しかった”と心から思える音楽や道をこれからも作って、楽しんでもらうということ」

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KIRITOが12月27日にグランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天で開催した初のディナーショー『KIRITO Dinner Show 2022「LIMITED – A new kind of cell -」』のオフィシャルレポートが到着した。


2022年1月のAngeloの無期限活動休止後、すぐさまソロワークスを始動させたKIRITOが、自身のキャリアにおける新たな試みとして、12月27日にグランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天にて初のディナーショー『KIRITO Dinner Show 2022「LIMITED – A new kind of cell -」』を開催した。

当日は、円卓でコース料理を堪能したあとに、そのまま着席スタイルでショー(ライブ)を観覧する構成で進行。ライブに関しては、KIRITOはボーカルに専念し、アコースティックギターにJOHN、ピアノに菅野大地、パーカッションに李令貴という面々をサポートメンバーに迎えた、この日のためのスペシャルな編成だ。いわゆるアコースティックライブの形式ではあるが、ピアノとパーカッションが加わることで楽曲に大きな躍動感をもたらす場面もしばしば生まれ、現在継続しているシリーズライブ『KIRITO Acoustic live 22’「Phantom」』(KIRITOとJOHNが共にアコースティックギターを手にして演奏するスタイル)とはまた異なる新鮮な味わいを見せていたことが印象深い。

そして、別掲のセットリストにあるとおり、今回披露された楽曲も特別な一夜にふさわしいタイトルが選ばれていることが分かる。KIRITO、Angelo、PIERROTと、彼のヒストリーを分け隔てなくギュッと凝縮/総括するメニューの中で、序盤で登場した「MOTHER sceneⅡ」(PIERROT)は多くの観客にとって驚きを伴ったはずであり、またアウトロのピアノアレンジも秀逸だったあの「ラストレター」(PIERROT)が呼び起こした感動も忘れがたい。

「俺が皆さんに約束するのは、歩いてきた道のりを時間を経て振り返った時、“やっぱりこれで正しかったんだ”と心からそう思えるような音楽や道をこれからも作って、皆さんに楽しんでもらうということです。皆さんがKIRITOの歌を聴きたい、音楽を聴きたい、そして帰る場所が欲しいと思い続ける限り、その場所を用意しておきます。何があろうと、どんな形であろうと、俺はここに立っています」

 

終盤、“ファンとの約束”として、こう伝えたKIRITO。そして、これらの言葉のあとに身振り手振りを交えて歌い上げる「Crave to you」(Angelo)へと続いた流れは、胸に迫るクライマックスであったように思う。

KIRITOは当夜のライブを指しながら、過去を振り返らずに今を生きつつ、同時に過去に作ってきたものも愛していることが伝わればいい、といったメッセージも届けていた。新たなリスタートを切った今、ここから先の彼は、より自由かつアクティブな展開を見せていくことだろう。

文=早川洋介

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