THE RAMPAGE
THE RAMPAGE が、12月30日にアリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 “RAY OF LIGHT”』のファイナル公演を開催。会場となった東京・有明アリーナにおける1公演での最多動員数を記録した。
デビュー丸5年を迎えた2022年1月25日に発売した最新アルバムを引っ提げ、14都市25公演で開催された今回のアリーナツアーは、満員の観客で客席が埋まったライブは「RAY OF LIGHT」で幕を開ける。ツアータイトル『RAY OF LIGHT』のテーマを体現するようなド派手なレーザーと照明演出の中、16色のスパンコールスーツを身に纏った16人が登場しパフォーマンス。
デビュー5周年のツアーということもあり、自身の1stシングル「Lightning」、2ndシングル「FRONTIERS」を立て続けに歌唱したり、ボーカルの川村壱馬がラップのリリックを手がけた前向きなメッセージが込められたヒップホップ曲「STRAIGHT UP」など、パワフルな楽曲で会場を一気に盛り上げる。
本編中盤のVocalコーナーでは、EXILEの20周年記念としてJr.EXILEによるTRIBUTE企画でカバーした「あなたへ」や、今年初めてTHE FIRST TAKEに出演し歌唱し話題となった「MY PRAYER」、最新バラード曲「KIMIOMOU」を3曲続けて披露。また、パフォーマー5人からなるラップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEも3曲パフォーマンス。28日に発売した『HiGH&LOW THE WORST BEST ALBUM』にも収録している「RIDE OR DIE」ではフラッグが上下に振られ会場が凄まじい盛り上がりを見せていた。直後のPerformerコーナーのダンストラックではTHE RAMPAGEの楽曲をパフォーマーの龍がリミックスしたり、ライブ終盤には同じく龍がMPCを、浦川翔平がDJプレイをするなど、デビューから5年が経過し、エンタテイメントの幅が確実に広がっていることを実感させた。
本編終盤のMCでメンバーそれぞれがファンへの感謝と2023年への決意を述べた。リーダーの陣が「今年は5年半ぶりのリリースイベントで直接皆さんとお会いできて改めて皆さんの誇りでありたいなと思いました。日本から世界へ幸せを届けたいという一心で活動してます。僕たちだけでは叶えられない夢を皆さんと一緒に叶えて、皆さんの夢の原動力になっていきたいです。しんどい事もありますが、楽しい事の方がきっと多いと思います。これからも人生を共にしていただけたらと思います。本当に1年間ありがとうございました!」と語ると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こったていた。
そして「WELCOME 2 PARADISE」を笑顔でパフォーマンスして本編は終了。鳴り止まないアンコールで再度登場し、映画『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌「THE POWER」や世界的ギタリストMIYAVIをフィーチャリングし話題になった「ROUND UP feat. MIYAVI」、THE RAMPAGEの代表曲の1つでもある「SWAG & PRIDE」をノンストップで披露。これぞTHE RAMPAGEといったパフォーマンスで会場のボルテージも最高潮となりアンコールが終了した。
そこから急遽暗転し、会場の大型ビジョンにアルバムの告知映像が流れ始め、最後にはニューアルバムのリード曲「NO GRAVITY」が初披露となることが告知されると、この日1番の大歓声が沸き上がった。疾走感のあるダンスポップに、悩みや苦悩を乗り越えて、未来に進むという強い意志を込めた「NO GRAVITY」をボーカル含め16人でパフォーマンスし、8ヶ月に及ぶロングツアーが幕を閉じた。
撮影=木下マリ
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