さだまさし×吉田政美によるグレープ、47年ぶりとなるオリジナルアルバムの収録詳細発表 トレーラー映像も公開
昨年11月3日に東京・神田共立講堂にて開催されたグレープ復活コンサート”GRAPE 50年坂 一夜限りのグレープ復活コンサート”にてサプライズ発表された、グレープとして47年ぶりのリリースとなるオリジナル・アルバム。その後、アルバムタイトルが「グレープセンセーション」であること、そのジャケット写真やさだまさし×吉田政美のアーティスト写真のみが公開されていたが、この収録内容詳細が発表になった。
2月15日に発売されるアルバム「グレープセンセーション」には、11月3日のコンサートで制作過程にも関わらず先んじて披露された「天人菊」「ゲシュタルト崩壊」はもちろんのこと、さだまさし作詞・吉田政美作曲という初の組み合わせ楽曲「花会式」も収録される。「花会式」についてさだは、「これまでの”グレープの仕事”の中で一度もできなかった共同作業ができたことがとても嬉しい」と語る。他にも「うたづくり」「夢の名前」「春を待たず君を離れ」「春風駘蕩」といった、新曲7曲+セルフカバー新録となる「縁切寺」「無縁坂」「精霊流し」の3曲を収めた全10曲からなるニューアルバム「グレープセンセーション」は、前作から”47年という時を経ての円熟味”と同時に、”47年という時を経ても進行形”であるグレープを大いに感じさせる必聴盤。
今作についてさだは、「誰にも故郷があるように僕の音楽家としての故郷はグレープです。良いところもダメなところもありましたが、とても大切な場所です。疲れ果てた時、傷ついた時に僕は故郷長崎に帰って自分を見つめ直し、立ち直ってきました。今年デビュー50周年の節目を迎える僕にとって49年目にグレープへ帰郷することは必然であり、自然なことでした。吉田と久しぶりに気合を入れ、こうして4枚目になるグレープの『ニューアルバム』をお届けできることを誇りに思います。どうぞお楽しみいただけますよう」とコメントしている。そんなニューアルバムについては、さだのレギュラー番組・東海ラジオ「1時の鬼の魔酔い」(毎週月曜25:00〜)でも語られていく予定だ。
また、さだまさしオフィシャルYouTubeチャンネルにて”グレープニューアルバム「グレープセンセーション」ダイジェスト・ライブトレーラー”も特別公開となった。これは、11月3日に行われた一夜限りのコンサートの模様から、ニューアルバムに収録される「精霊流し」「天人菊」「ゲシュタルト崩壊」「縁切寺」「無縁坂」の5曲をダイジェストにしている。