倉木麻衣、母校・立命館大学で客員教授として特別講義を実施 後輩との交流に感激しアカペラ歌唱のプレゼントも
倉木麻衣が1月12日、母校・立命館大学にて特別講義を行った。学生時代、音楽活動と並行しながら立命館大学で学んだ倉木麻衣は、2016年より立命館大学産業社会学部客員准教授(現在は客員教授)として招聘され、これまでにも特別講義を行ってきたが、コロナ禍を経て約4年ぶりの講義となった。
今回は「ライブ構築と社会貢献」をテーマに、2021年に行った配信ライブ「Mai Kuraki Live Project 2021“unconditional L♡VE“」、そして、これまでに行ってきたチャリティーライブや楽曲・グッズの企画を例に挙げながら、文化・音楽活動と社会形成の関連性について自身の経験を元に語った。中盤からはそれまでの講義を元にライブやイベントの企画を考えるディスカッションに移行。グループに分かれて話し合う学生たちに寄り添ってアドバイスをしながら交流を持った。
講義を行った産業社会学部の学生は、倉木麻衣が在学中に学んだ有賀郁敏教授のゼミ生ということもあり、伝えたい想いや共有したいメッセージへの理解力が高く、リアリティと時代に合った先進性を兼ねそろえた後輩たちのアイデアに感激した倉木は、自身のライブに実際に取り入れたいと目を輝かせた。講義の最後には、「自分自身を愛し、その愛を広げ、社会に出ても今いる仲間を大切にしながら世界に羽ばたいて欲しい」「自分の思い通りにいかないこと、諦めそうになってしまうことも、素晴らしい経験であり財産になるので、どんな時も自分の道を信じて進んで欲しい」と、まもなく社会へ出る後輩たちへメッセージを届けた。
そして、自身も刺激を受けた貴重な時間に気持ちが高まった倉木は、感謝の想いを込め、講義テーマともなった“ライブ”でこれまで大切に育ててきた楽曲「chance for you」をアカペラで披露した。そんな予定外のプレゼントに、教室には大きな拍手が鳴り響いた。