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坂本龍一、約6年ぶりのオリジナルアルバム「12」本日発売 プロモビデオ公開も

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坂本龍一「12」

坂本龍一が、2017年発売「async」以来、約6年ぶりとなるオリジナルアルバム「12」をリリースした。いまだ続く闘病生活の中、日記を書くように制作した音楽のスケッチから、12曲を選び1枚のアルバムにまとめた作品集となっている。

また、アルバム12曲目の「20220304」の音源にのせて、坂本龍一が生活している日常の映像を繋げたプロモーションビデオも公開された。アルバム収録にも使用したと思われる風鈴や、陽だまりの中で目を瞑っている坂本龍一の様子など、日記のような映像作品となっている。このプロモーションビデオは1月5日から1月16日までに1シーンずつアップされ、本日ひとつの映像作品として公開された。

アルバム特設サイトでは、「『12』をつくるときのA&Rの頭の中」や「『12』をつくるときのマネージャーの頭の中」など、スタッフ目線でアルバム制作の日々を切り取るコンテンツが公開されている。「マネージャーの頭の中」では、病と音楽に向き合う坂本龍一の様子が明かされている。

アルバム発売を記念して、「私のスケッチ」という企画が立ち上がった。アルバムの元のタイトルが「12 Sketches」だったことから、自分の営みを記録(スケッチ)しようという趣旨の企画になっている。

アルバム「12」収録曲の曲名と同じように日付を記して、思い出やその日に込められた想い、記憶について「#mysketch12」のハッシュタグをつけてSNSで語る。”スケッチ”は、テキスト・写真・動画・音楽/音など形式は自由で、Twitter・Instagramで募集している。「坂本龍一『12』マスキングテープ」や「『12』レコードバック」、坂本龍一の所蔵する書籍を集めたスペース「坂本図書」への招待など抽選で特典もあるとのこと。

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