三浦大知、JAXA初「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーに就任 新曲「ALOS」を書きおろし
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2月12日に先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を載せたH3ロケット試験機1号機の打ち上げを予定しているが、2006年に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)から続く「だいち」シリーズ衛星のさらなる認知向上を目的として、三浦大知が「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーに就任した。アーティストを地球観測衛星のアンバサダーとして起用するのは、JAXAとしては初めてとなる。
就任に伴い、「だいち」シリーズ衛星のイメージソングとして三浦大知が「だいち」シリーズ衛星のために書き下ろした新曲「ALOS」を使用することも決定。また、JAXA筑波宇宙センターでの撮影の模様も入れたミュージックビデオも制作された。新曲「ALOS」は2月1日より各種音楽配信サイトにて配信予定。
さらに、三浦大知が地球観測衛星について学ぶためにJAXA筑波宇宙センターを訪れた際の様子や、これから宇宙で活躍する「だいち3号」にエールを送るためにJAXA種子島宇宙センターを訪問した様子等を収録した動画が1月26日にJAXA公式YouTube チャンネル「JAXA Channel」にて公開された。
「だいち」シリーズ衛星は、地震、豪雨による水害・土砂災害、森林火災、火山噴火などのさまざまな災害の監視や状況把握、地理空間情報の整備・更新などへの貢献を目的とした地球観測衛星。光学センサとレーダセンサの両方を搭載した初代「だいち」は2006年から2011年にかけて運用され、レーダセンサを搭載した「だいち2号」は2014年に打ち上げられ今も活躍中。
三浦大知コメント
この度は「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーのお話をいただき、とても光栄です。楽曲制作をするにあたり、筑波宇宙センター、そして種子島宇宙センターにて、このプロジェクトに関わっているスタッフの皆さんのお話を聞かせていただき、また「だいち3号」の実機や「だいち3 号」の打ち上げを支える様々な施設を見学させていただきました。「だいち」シリーズ衛星に込められた想い、そしてこのプロジェクトに人生をかけて携わっているスタッフの皆さんの願い、情熱、魂。皆さんのお話や見せていただいた風景を通して受け取ったその全てを詰め込んだ一曲を作りたいと思い制作しました。この楽曲が、聴いてくださった皆さんと「だいち」シリーズ衛星を繋ぐ一つの橋になれば幸いです。「だいち3 号」が宇宙に到達し活躍することを心から楽しみにしています。