広告・取材掲載

広告・取材掲載

ピアニスト藤田真央がカーネギーホールデビュー

アーティスト

SPICE

 

ピアニスト藤田真央が2023年1月25日(水)、ニューヨークにあるクラシックの殿堂、カーネギーホールにデビュー。現地の様子が到着した。


大ホールにて行われたリサイタル。現地時間午後8時、会場は最上階の客席まで埋めつくされた。

今回のデビューリサイタルは、世界でも限られたトップアーティストのみが起用される同ホールの主催公演。そこに出演するということは大きな快挙で、期待に満ちたニューヨークの観客のみならず、世界中からプロデューサーやジャーナリストが公演を見届けるために駆けつけた。

 

【演奏曲目】
 モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 K.311
 リスト:バラード第2番
 ブラームス:主題と変奏 Op.18b
 クララ・シューマン:3つのロマンス Op.21
 ロベルト・シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.22

冒頭のモーツァルトで観客の心を早くも掴み、次のソナタでは”マオワールド”が全開に。リストでは一転、ドラマティックに美しい音を聴かせ、前半終了時点で早くもブラボーの歓声があがった。後半、最後のシューマン ピアノ・ソナタで静かに曲を閉じた途端、客席からは大きな歓声が沸き、スタンディングオベーションで熱狂的に幕を閉じるコンサートとなった。

アンコールには、「モーツァルト:ピアノ・ソナタk.545 より第一楽章」「スクリャービン:エチュードOp.8-12」「モシュコフスキー:15のエチュードOp.72-11」の3曲を演奏。

カーネギーホールでの鮮烈なデビューで、また一つ世界の楽壇に大きく存在を示した藤田真央。今年6月には、ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と来日ツアーも予定されている。

関連タグ

関連タグはありません