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幾田りら、ドラマ「大奥」主題歌「蒲公英」MVを本日20時にプレミア公開

アーティスト

幾田りら

“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活躍し、シンガーソングライターとしても活動する幾田りらの新曲「蒲公英」ミュージックビデオが本日20時にYouTubeにてプレミア公開される。

この楽曲は、NHKドラマ10「大奥」の主題歌で、ドラマは3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした大人気コミック・よしながふみ「大奥」が原作となっている。

幾田りら コメント

孤独という環境が生み出す虚像は、いつしか取り返しのつかないほど、リアルとはかけ離れてしまうことがあります。そして刷り込まれていくうちに、本当の自分さえ見失ってしまう。人生の終着点に辿り着いた時に、何をもって幸せだったということができるのか。「大奥」という作品に触れて、そんなことを頭に巡らせながら曲を書き続けていました。生きていく上で一番困難なこと、私は許すことだと思っています。それは誰か相手がいることも然り、自分自身の心に向けてもです。最期の瞬間を迎える時に残るものは数多くはありませんが、己の大切に信じ貫いてきた精神は未来へ託すことのできる唯一の希望になるのではないかと私なりに辿り着きました。憎しみや恨みの心ではなく、愛と許し合いの心で自分と見つめ合い、力強く前を向けばそれが生きていく意味に真っ直ぐ繋がっていくと作品から導いてもらえた気がしています。「蒲公英」という花の生き方をこの物語に重ねたことも、そのような意味合いを込めています。
そして今回ミュージックビデオでは、監督のYUKARIさんやチームの皆さまがその思いを受け継いで、さらにメッセージを立体的に広げてくださったと感じています。鮮やかな香りを纏った「蒲公英」を何度でも味わって楽しんでいただけたら嬉しいです。

「蒲公英」ミュージックビデオ監督・YUKARI コメント

“蒲公英”を聴いた時に、「人が生きていく上での辛さ・強さ・希望」を鮮明に描いている楽曲だなと感じつつ、こんな思いが生まれました。誰でもこの世に生まれてくる理由と価値がある。平凡・退屈・不自由を感じても、将来の自分が笑えるように行動していけば、いつかきっと「自分を封鎖する何か」は消えて楽しく生きられるはず。
だから、自分の人生をもっと愛すること。そして、もっと笑うこと。
そういったコンセプトの元撮影していく中で、りらさんの内側から滲み出てくるような感情・表情・指先の仕草・視線・歌唱が混じり合い生まれたのが、今回のミュージックビデオだと考えています。

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