ピンク・フロイド、日本独自の「狂気」50周年記念盤が15大特典付で4/19発売
ピンク・フロイドの不滅の名盤「狂気」50周年を記念して、日本のファンのためだけの奇跡のスペシャル企画が実現。「原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)」に続く、日本独自企画盤として「狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)」が2023年4月19日に発売されることが決定した。
2021年に海外Analogue Productionsからリリースされた「狂気」のSACD Hybrid Multi Channelのマスターを使用した初の日本盤で、7インチ紙ジャケットに1972年の2度目の来日公演時のフォトブックや貴重な復刻アイテム含む15大特典が封入される豪華仕様となる。
音源は、高音質に特化した米専門レーベル、アナログ・プロダクションズが2021年にリリースした「狂気」SACD/CDマルチ・ハイブリッド盤のマスターを使用した初の日本盤化となるもの。SACD層にはピンク・フロイドの音を司るジェームス・ガスリーがオリジナル・アナログ・マスターから作り上げた究極の5.1chサラウンド・ミックスを収録。2chステレオでは決して味わえない、聞き手を包囲する音の坩堝、想像力を無限に刺激し、至高の音の世界へと誘ってくれる(CD層の2chステレオ・ミックスは通常CD機器で再生可能)。
パッケージは、英オリジナルLPを7インチ紙ジャケで再現。帯は70年代に日本発売された超レアな4ch Quadraphonic版の“金帯”を使用。特典として、当時まだ未発表だったアルバム「狂気」をライヴ演奏した1972年3月の2度目の日本公演時にまつわる超貴重なアイテムを復刻。1972年来日時写真満載のドキュメンタリー的フォトブック、公演パンフレット、チケット、ポスター、チラシ、そして公演会場で配布された幻の歌詞リーフレット(この時点では「狂気」という邦題はまだ付けられておらず「月の裏側-もろもろの狂人達の為への作品-」と書かれている)他、オリジナルLPに封入されていた2種類のポスター、ポストカードなども含む15大特典を7インチ紙ジャケに封入した、「狂気」50周年を記念した日本のファンのためのスペシャル企画となっている。
先日発表された、ピンク・フロイドが総力を傾ける、「狂気」の進化した最新型、そして、パッケージとしては最終型ともいえる、究極の豪華デラックス・ボックス・セット(3月24日発売)と、1974年11月のウィンター・ツアーでの英ウェンブリー・アリーナ公演での「狂気」全曲演奏を収録したライヴ盤、「狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974」(3月24日発売)、そして、この日本独自企画「狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)」(4月19日発売)の3タイトルが、ピンク・フロイド「狂気」50周年記念プロダクツとなる。
史上最も象徴的で影響力のある作品のひとつであるピンク・フロイド「狂気」は、全世界で5000万枚以上の売り上げを誇り、全米チャートで741週(15年間)連続ランクインし、ギネス記録も打ち立てた歴史的名盤。この組曲の初期のヴァージョンを彼らが初めて演奏したのは、レコーディングの始まる数ヶ月も前のロンドンのレインボー・シアターだった。その後ライヴ・パフォーマンスを通じて練り上げられていき、発売1年前の1972年3月の日本公演でも披露。8作目のスタジオ・アルバム「狂気」は1973年3月1日にアメリカ(最高位1位)、3月16日にイギリス(最高位2位)、4月21日に日本でリリースされた(日本ではオリコンチャート最高位2位を記録)。2023年3月で発売50周年を迎え、今もなお世界中で新しいオーディエンスを開拓し続けている。