来日間近のボブ・ディランを特集、『ERIS/エリス』第38号3/9発行
フリーの本格的な電子版音楽雑誌『ERIS/エリス』第38号が3月9日発行される。今号では4月に5年ぶりの来日を果たすボブ・ディランをエリスならではの視点で大特集する。
新刊『ボブ・ディラン』(新潮新書)を発表した北中正和は、ウッドストック隠遁生活中のザ・バンドとのセッションから生まれた名曲「アイ・シャル・ビー・リリースト」などについて考察。萩原健太は、ブートレッグ・シリーズを第1集から最新の第17集「断章~タイム・アウト・オブ・マインド・セッションズ」まで徹底解説。未発表音源を通して、正規盤の謎やディランの凄さに迫る。
好評連載モア・ザン・ライナーノーツは音楽評論家、元朝日新聞編集委員の篠崎弘が登場。取り上げるのはヴァージン・レコード第1回新譜として発売されて大ヒットしたマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」。このアルバムを50年間「擦り切れるほど」聴き続けてきた筆者によるエッセイは必読だ。