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フルートと弦楽のための室内楽『相愛ソロイスツ 2023』出演者よりコメントが到着

アーティスト

SPICE

清水信貴(フルート)

清水信貴(フルート)

2023年5月23日(火)ザ・フェニックスホール(大阪)にて、『相愛ソロイスツ 2023 ~フルートと弦楽のための室内楽~』が開催される。

本コンサートは京都市交響楽団の首席奏者を21年間務めた清水信貴(フルート)と名手たちによる、演奏機会の少ないフルートと弦楽のための室内楽。出演者よりコメントが到着した。

出演者

清水信貴(フルート)

清水信貴(フルート)

大谷玲子(ヴァイオリン)

大谷玲子(ヴァイオリン)

竹内晴夫(ヴィオラ)

竹内晴夫(ヴィオラ)

上森祥平(チェロ)

上森祥平(チェロ)

出演者コメント

2021年はピアノ五重奏を中心に、2022年は弦楽六重奏。そして3回目の今年の相愛ソロイスツ2023は、毎回出演の安定の弦3人に、相愛が誇るフルートの名手である清水信貴教授が加わり、フルートと弦楽のための室内楽を演奏いたします。

プログラムには聞きなれない作曲家が並んでいるかもしれませんが、いずれもとても聴きやすく明るく楽しい気分になれるプログラムです。しかし演奏するには実はかなりの難曲揃いです。

名曲のモーツァルトのフルート四重奏曲イ長調からはじまります。18世紀前半のドイツの作曲家モリークによるデュオ・コンチェルタンテは、フルートとヴァイオリンの超絶技巧が炸裂する変奏曲。ドイツ後期ロマン派の作曲家レーガーによるセレナーデは、ベートーヴェンやバッハやモーツァルトを意識して作曲された、底抜けに明るく快活で美しい傑作です。レーガーとほぼ同時代のフランスの作曲家ルーセルのトリオは、古典的でありながら個性的なリズム感があり、特に2楽章の不思議な旋律は魅力的です。最後のアメリカの現代作曲家イウェイゼンによるブリッジハンプトン組曲は4人によるクァルテットで、プログラム初めのモーツァルトをパロディー化した何ともユニークで面白い作品です。この組み合わせのプログラムを実際演奏会で聴けるのは大変珍しいと思います。 ご多用のことと存じますが、是非ともお聴きいただきたく、ご案内申し上げます。

相愛ソロイスツ2023 出演者一同

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