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坂本龍一、是枝裕和×坂元裕二による映画『怪物』サウンドトラックを5/31発売

アーティスト

サウンドトラック「怪物」

坂本龍一が音楽を担当した映画『怪物』のサウンドトラックの発売が5月31日に決定し、ジャケットアートワークが公開された。

映画『怪物』は、「万引き家族」の是枝裕和が監督、「花束みたいな恋をした」「大豆田とわ子と三人の元夫」の坂元裕二が脚本を手掛け、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子ほか豪華実力派キャストが出演する。

坂本龍一による音楽で構成され、まさに“怪物”級の才能が集結した映画ということで話題を集めている。映画『怪物』は6月2日に全国公開される。是枝裕和からのオファーで坂本龍一が音楽を担当することになった。今年発売された坂本龍一の6年ぶりのオリジナルアルバム「12」から「20220207」「20220302」のほか既存曲と、映画への書き下ろし2曲が収録されている。

坂本龍一 コメント全文(1月5日発表コメントより)

「怪物」
怪物と言われると誰が怪物なんだと探し回ってしまうんだが、それはうまくいかない。誰が怪物かというのはとても難しい問いで、その難しい問いをこの映画は投げかけている。さて、その難解なテーマの映画にどんな音楽をつければいいのだろう。救いは子供たちの生の気持ち。それに導かれて指がピアノの上を動いた。正解はない。

今回残念ながらスコア全体をお引き受けする体力はなかった。監督からのたってのご所望でピアノ曲2曲を提出した。新しいアルバム「12」からの曲や、古い曲を使って全体を構成してくださった。

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