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サディスティック・ミカ・バンド、「1973-1976 LP BOX」発売決定 オリジナルプロデューサー新田和長&クリス・トーマス監修

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アルバムデビュー50周年のサディスティック・ミカ・バンドが、「1973-1976 LP BOX」を7月26日に発売することが決定した。

日本のロック創成期に燦然と輝く金字塔、加藤和彦が結成した稀代のロックバンド、サディスティック・ミカ・バンド。加藤和彦を中心に、ボーカルのミカ、ドラムスのつのだ☆ひろで結成。その後、ギターに高中正義が加入し、1972年にシングル「サイクリング・ブギ」でデビュー。その後、ドラマーとして高橋幸宏、ベースに小原礼が参加し、1973年5月5日、1stアルバム「サディスティック・ミカ・バンド」を発表。そのアルバムデビューから今年で50周年を迎える。その後、キーボードの今井裕が参加し、ベースが後藤次利に替わる。日本の錚々たるミュージシャンが在籍し、圧倒的な作品力と存在感で一時代を築いた。

彼らのアルバムは、イギリス、アメリカの名門レーベルであるハーヴェストからも発売され、世界中で絶賛を浴びた。国内外のフェスのほか、イギリスではロキシー・ミュージックの全英ツアーに帯同。観客を驚きと歓喜で包んだ。そのジャンルを超えたクリエイティビティと演奏力の高さは今もなお瑞々しい。

今回のリイシューは、1973年から1976年、MIKAがボーカルの第1期のオリジナル・アルバム3作品とライブ・アルバム1作品をピックアップ。オリジナルプロデューサー新田和長、そしてビートルズやピンクフロイドなども手がけたクリス・トーマスの監修の元、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオのマイルス・ショーウェル氏によるハーフ・スピード・カッティングを行い、180g重量盤LPとしてリイシューする。1stアルバムに付属のEPを含めて復刻した永久保存版BOXだ。また、当時の彼らを捉えたカメラマン鋤田正義のLPサイズ写真集も付属する。

このLP BOXのリリースを皮切りに、第2期のサディスティック・ミカ・バンドのリイシュー、貴重音源の発掘を含め、今年の50周年はサディスティック・ミカ・バンドファンのみならず、世界のロックファンにとっても待ちに待った年となることだろう。