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ピンク・フロイド、日本独自企画「狂気」50周年記念盤の15大特典詳細を動画と画像で公開

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ピンク・フロイド「狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)」

ピンク・フロイド「狂気」50周年を記念した、日本のファンのためだけのスペシャル日本独自企画「狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)」が本日4月19日発売。この記念盤に収録される15大特典が一目でわかる開封動画「開封の儀」が公開となった。

また、ピンク・フロイド日本公式サイトでは15大特典の一つ一つの解説とともに画像を公開した。

今作はピンク・フロイド側が特別に日本のファンのために許諾した日本独自の「狂気」50周年記念盤。パッケージは、やや青みがかっている英オリジナル初版LPを7インチ紙ジャケで再現。帯は70年代に日本発売された超レアな4ch Quadraphonic版の“金帯”を使用。特典として、当時まだ未発表だったアルバム「狂気」をライヴ演奏した1972年3月の2度目の日本公演時にまつわる超貴重なアイテムの数々を復刻。1972年来日時写真満載のドキュメンタリー的フォトブック、公演パンフレット、チケット、ポスター、フライヤー、来日記念シングル・ジャケット他、オリジナルLPに封入されていた2種類のポスター、ポストカードなども含む15大特典を7インチ紙ジャケに封入した、日本のファンのためのスペシャル企画となっている。

15大特典の中で興味深いアイテムとしては、1972年の来日公演会場で配布された幻の歌詞リーフレットや、当時のレコード会社が作成した2色刷りの手書きのチラシなど、入手困難な貴重なアイテムも復刻。50年前に日本のラジオ局へのプロモーション用に作成されたと思われる「宣伝チラシ」にには、こう書かれている。

「音楽は音の有機物なり・・・MOONとは西洋の伝統では陰性なもの。MOONの語源にはLUNEがあり、LUNEはNUNATIC(狂人)へと派生しています。このピンク・フロイドの最新アルバムは、人間が自分では気附かぬ、内面にひそむ狂気を描いたもので、AB面で1曲の構成をなしています。(全てのトラックはつながっており、各々テーマに従ってタイトルがついています。)最期の曲ECLIPSEでは太陽という正常なもの(正気)を今や月という異常なもの(狂気)が徐々に侵してゆく・・・(狂気日食)という暗示的な歌詞が登場する等、幻想と神秘が凝縮されています」

「原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)」に続く、日本独自企画盤として実現した「狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)」の音源は、2021年に海外の高音質に特化した専門レーベルAnalogue Productionsからリリースされた「狂気」のSACD Hybrid Multi Channelのマスターを使用した初の日本盤化となるもの。SACD層にはピンク・フロイドの音を司るジェームス・ガスリーがオリジナル・アナログ・マスターから作り上げた5.1chサラウンド・ミックスを収録。CD層の2chステレオ・ミックスは通常CD機器で再生可能となっている。