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ピアニスト・五条院凌、初の全国ツアー・東京千秋楽でファンに感謝を届ける

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五条院凌

五条院凌

ゴージャスな立ち振る舞いと確かな演奏技術で今注目を浴びているピアニスト“五条院凌”(ごじょういん・りょう)が、5月7日(日)めぐろパーシモンホール 大ホールで初の全国ツアーの千秋楽を迎えた。

おルーツ、おクラシックなど、何にでも「お」を付ける強烈なキャラクターが話題だが、ピアノの腕前に加えて、彼女が時折見せる等身大の女性像が同世代の女性を中心に多くの共感を呼び、3月より展開してきた自身初となる全国ツアーは早々に全てSOLD OUTした。

五条院凌

五条院凌

会場は観客で埋め尽くされ、開演前から熱気で満ちていた。舞台上には本ツアーから登場している大きな真っ赤なバラのオブジェと真っ赤な特注キーボードに加えグランドピアノが置かれていた。スポットライトをまとった五条院凌が舞台上に姿を現すと、早くも客席は熱狂につつまれた。ショーは前半後半の二部構成で、1stアルバム『Fabulous』の楽曲に加え、要所要所に散りばめられた名曲のカバーを披露した。

五条院凌

五条院凌

前半の見せ場となったのが本人が以前から尊敬して止まない、歌手・中森明菜の代表曲で加藤登紀子作の「難破船」を寂し気で哀愁漂うオリジナルピアノアレンジで届けた。

後半は、本ツアーのために制作した新曲を披露し、カバー楽曲「ヴィエ」では、五条院の「おスタンドおアップ」という一言で舞台と客席が一体となり、スタンディングオベーションが沸き起こった。

五条院凌

五条院凌

アンコールでは、ファンからもらった数えきれない程の薔薇の花束を持って登場。声出しも解禁され客席からは「五条院さま」などの大きな歓声が聞こえ、その歓声に応えるかのように五条院は圧巻のパフォーマンスを発揮し、会場からはいつまでも鳴り止まない大きな拍手が沸き上がった。

五条院凌

五条院凌

全国ツアーの開催前に全ての公演でチケットが完売したため、急遽再追加公演の開催が決定した。 7月29日(土)茨城 結城市民文化センター アクロス 大ホール、9月26日(火)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)、9月29日(金)東京 江東区江東公会堂(ティアラこうとう)での公演が発表されている。これらのチケットは5月10日(水)から発売となる。

Photo by ViVi koharu

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