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結束バンド、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』ライブイベントでアルバム全曲初歌唱 新曲初披露も

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©はまじあき/芳文社・アニプレックス

4月23日に行われたTVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」のスペシャルイベント「ぼっち・ざ・ろっく!です。」で発表された、結束バンドによる初のワンマンライブ「結束バンドLIVE-恒星-」が、5月21日東京・Zepp Haneda(TOKYO)で行われた。スペシャルイベントでもミニライブコーナーはあったが、今回は最初から最後まで生バンドによるライブ。「結束バンド」キャストも、そこからさらにパワーアップした姿を見せた。

この日の1Fフロアはオールスタンディング。結束バンドのTシャツを着たオーディエンスが詰めかけた会場は、ライブ前から熱気に包まれていた。

ステージにバンドメンバーと長谷川育美(喜多郁代役)が登場すると「ひとりぼっち東京」からライブがスタート!そこから結束バンドの楽曲を次から次へと繰り出していく。長谷川も、ゴリゴリのバンドサウンドと共に、その唯一無二のボーカルを、会場中に轟かせていく。

印象的だったのは「あのバンド」だろう。アルバム「結束バンド」では聴けない、TVアニメ第8話で後藤ひとりが覚醒する劇中イントロを再現。アニメのBlu-rayの特典CDでも聴けないフル尺でのパフォーマンスに、観客も熱狂していた。また、文化祭ナンバーである2曲も盛り上がった。「忘れてやらない」では、サビで大合唱が起こり、「星座になれたら」のギターソロでは、こちらも劇中で後藤ひとりが披露したスライドギターを再現。そこでも会場は湧きに湧いていた。

出演者に、青山吉能(後藤ひとり役)、鈴代紗弓(伊地知虹夏役)、水野朔(山田リョウ役)の名前があったことからも想像できたと思うが、各キャラクターのEDテーマももちろん歌唱。鈴代、水野は各々ウェーブや、コール&レスポンスなど、いつも以上に元気溢れるMCで会場を大いに沸かせた。驚きだったのは青山吉能による「転がる岩、君に朝が降る」だ。自ら黒いレスポールカスタムを手にし、バンドの一員として歌う姿に、多くの人が盛り上がりながらも感動していた。

そして、新曲「光の中へ」「青い春と西の空」も発売・配信に先んじて初披露。アンコールでは、劇場総集編が上映決定し、2024年春に公開予定であることも発表されるなど、まだまだ終わらない「ぼっち・ざ・ろっく!」に、観客も歓喜の声を上げていた。

「1曲目からめちゃくちゃ楽しかったです。ライブで歌うのってこんなに楽しいんだと気付かされました。「ぼっち・ざ・ろっく!」に出会って、大切なものをいっぱいいただけました」と長谷川が伝えていたが、最初から最後まで、キラキラに輝く、最高にカッコいいボーカルだった。

すべての人が熱狂し、心を打たれたライブ「結束バンドLIVE-恒星-」は、5月28日23:59まで、アーカイブ配信中。

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