高橋洋子が「エヴァンゲリオン」シリーズをテーマとした単独公演を初開催、アンコール含む14曲を熱唱

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歌手・高橋洋子が(たかはしようこ)が、28日に東京都・新宿の歌舞伎町内に4月に誕生したばかりの東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)にてワンマンライブを行った。

「エヴァンゲリオン」シリーズをテーマとした初の単独公演として開催された本公演は、歌唱する楽曲すべて「エヴァンゲリオン」関連楽曲で構成する一夜限りの豪華スペシャルライブ。アンコール含む14曲を熱唱した。

会場が暗転し高橋洋子がステージ後方の階段上に登場すると悲鳴にも近い大歓声が沸き起こり、演前から熱気に満ちた超満員会場の温度が一気に上がる。高橋はエヴァンゲリオン初号機をイメージした緑・紫・黒を基調としたオートクチュールのドレスを身に纏い、2013年3月27日発売の「暫し空に祈りて」からライブがスタート。続いて5月10日に発売したばかりの新曲で疾走感と高揚感が溢れる「罪と罰 祈らざる者よ」を初披露。力強く歌い上げるボーカルで会場を魅了した。

アニメ主題歌、ゲーム、遊技機など様々な「エヴァンゲリオン」関連楽曲を歌唱してきた高橋洋子はMCも入れずノンストップで畳みかけ、ピアニスト・まらしぃやSAX奏者・松下 洋、ヴァイオリニスト・鹿嶋 静、そして高橋洋子とともに国内外でパフォーマンスをしてきたダンサー陣がそれを高橋のパフォーマンスをさらに引き立て芸術作品のようにステージが練り上げられていく。

1997年公開映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』主題歌「魂のルフラン」では「エヴァンゲリオン」作中に登場する“ロンギヌスの槍”を掲げ、荘厳でスケール感のある佇まいで熱唱し会場が興奮の渦へ巻き込まれていく。

高橋はMCで今回のライブタイトルである「月十夜」について、「エヴァンゲリオン」という作品では月を連想させ、月には運の「ツキ」という意味もあると話し「今日はみなさんと月(ツキ)を共有したい」と語った。高橋は海外でエヴァンゲリオンワールドツアーを行ってきたが、最終公演をこの場所に定めていたと語る。“エヴァ”と出会って28年、エヴァと歩んできた奇跡へ感謝の気持ちを届けた。アンコールのラストには誰もが知る国民的大ヒットソング「残酷な天使のテーゼ」を力強く歌い最高のクライマックスの中、一夜限りのスペシャルライブは閉幕した。

YOKO TAKAHASHI EVANGELION ultimate Live「月十夜」セットリスト

1 暫し空に祈りて
2 心よ原始に戻れ2020 with 松下 洋ver.
3 罪と罰 祈らざる者よ ※新曲、初披露
4 幸せは罪の匂い with 松下 洋ver.
5 FLY ME TO THE MOON 2020
6 TENSIONS ultimate Live ver.
7 魂のルフラン
8 無限抱擁 with まらしぃver.
9 残酷な天使のテーゼ with まらしぃver.
10 Teardrops of hope with 鹿嶋 静ver.
11 what if?

アンコール

En1 Final Call
En2 赤き月
En3 残酷な天使のテーゼ

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