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ヤマハ、楽器に使用する木材のサステナビリティを考える企画展示「『楽器の木』展」第2弾をヤマハ銀座店にて開催 サステナブルキーボード2種を展示

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サステナブルキーボード(左:DIYタイプ 右:アンティークタイプ)※アンティークタイプは実際の展示と一部異なる

ヤマハは、楽器に使用する木材についての情報や、同社の木材や森林保全への取り組みを紹介するとともに、関連する試作品の展示を行う「『楽器の木』展」をヤマハ銀座店にて開催している。第1弾の「アップサイクリングギター」の展示に続き、第2弾として「サステナブルキーボード」の展示を5月31日から12月4日まで行う。

ヤマハは、世界中の人々のこころ豊かなくらしの実現を目指して事業活動を行う上で、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行っている。その中の重要な活動のひとつが、木材資源への取り組みだ。楽器にはさまざまな木材が使われており、同社は楽器づくりに必要な木材を世界各地から調達している。また、自然環境を保全しながら、高品質な木材を持続可能な仕組みの中で調達するために、日々調査や研究を続けています。このたび、楽器に使用する木材について多くの人に知ってもらい、木材資源のサステナビリティについて考えるきっかけになることを願って、「楽器の木」にまつわる企画展示を開催している。

本展示は、試作品の展示をメインに、木の特徴と音の関係性や、希少木材に代わる素材開発、環境保全への取り組みなどをテーマにしたコラムで構成されている。木材の実物展示もあり、実際に触れて、見て、体感できる展示内容だ。第2弾では、2種類のサステナブルキーボードとして「DIYタイプ」と「アンティークタイプ」の試作品を展示する。電子ピアノの鍵盤は、通常プラスチックから作られるが、サステナブルキーボードには、さまざまな楽器づくりで発生した未利用材(木材特有の節や割れなどの欠点を持つが、製品用途によっては使い道のある材料)を使用している。また、白鍵部分に使用されるプラスチックを木材に置き換えることで、製品1台につきプラスチックを1.1kg削減している。これらの試みでは、材料の持続可能性だけでなく、木材の新たな質感や表情を作ることも目指した。人々の暮らしで長く愛用される“DIY”と“アンティーク”をコンセプトに、「懐かしいけれど新しい」デザインになっている。なお、アンティークタイプは自由に演奏することができる。

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