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MAZZEL、自身初のショーケース・ライブをLINE CUBE SHIBUYAにて開催 初のファンミツアー開催も発表

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MAZZEL DEBUT SHOWCASE“Vivid”

MAZZELが、初のワンマンライブであるMAZZEL DEBUT SHOWCASE“Vivid”を6月1日東京・LINE CUBE Shibuyaにて昼・夜2公演開催した。

彼らのプレデビューシングル「MISSION」やCDデビュー曲「Vivid」ほか4曲を昼・夜通して3000人のMUZE(ミューズ/MAZZELファンの名称)の前で初となるパフォーマンスを披露した。

また、イベント終盤では、MAZZEL初となるファンミーティングが8月に全国4都市(東京、名古屋、大阪、福岡)にて開催されることが発表されると会場から大きな歓声が沸き上がり、約1時間におよぶMAZZEL初のSHOWCASE LIVEは大盛況のうちに幕を閉じた。

なお、MAZZEL DEBUT SHOWCASE“Vivid”は、5月17日に発売した彼らのデビューシングル「Vivid」の応募特典ライブとなっており、約2万の応募の中から抽選で当選した3000名(昼公演1500名、夜公演1500名)が参加したイベントとなっている。

MAZZELの今後のライブの予定としては、先ほど発表された全国4都市で行うZepp Tourのほか、7月22日OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023や8月19日SUMMER SONIC TOKYO、8月20日SUMMER SONIC OSAKA、9月23日24BMSG FES'23 at TOKYO、9月30日10月1日BMSG FES'23 at OSAKAなどの大型フェスに出演を予定している。

ライブレポート

SKY-HIがCEOを務める音楽事務所BMSG。デビューから1年で紅白歌合戦に出演したBE:FIRSTに続くダンス&ボーカルグループ、MAZZEL。5月17日にリリースしたデビューシングル「Vivid」は見事オリコン週間シングルランキング(5月29日付)1位を獲得。大きな注目を集める中、初のワンマンライブ「MAZZEL DEBUT SHOWCASE “Vivid”」がLINE CUBE Shibuyaにて開催された。

MAZZELのメンバーが選出されたオーディション番組「MISSIONx2」のダイジェスト映像がビジョンに映し出される中、客電が消えると、割れんばかりの拍手と歓声が客席から上がる。流麗な旋律が流れ、ビジョンにKAIRYU、NAOYA、RAN、SEITO、RYUKI、TAKUTO、HAYATO、EIKIというMAZZEL8人それぞれの姿と名前が映し出された後、ステージ上に掲げられたMAZZELのロゴのオブジェが上昇し、その下に8人のシルエットが浮かび上がる。煌びやかなイントロから、デビュー曲「Vivid」のパフォーマンスに突入。ファンキーなダンスナンバーをパワフルかつ華麗なダンスと歌声で披露していく8人。RYUKIとSEITOのラップリレーもばっちり決まり、場内は興奮に包まれる。8人のカラフルな個性によって、唯一無二の星座が築かれていく。華々しくハピネスにあふれてはいるが、ここから高みに上っていくための並々とした覚悟がこめられた楽曲を、実に堂々たるパフォーマンスで体現する。

メロウな旋律が流れ、徐々に早くなるテンポに合わせ、MUZE(MAZZELファンの呼称)のハンドクラップもスピードアップ。「Vivid」のカップリング曲、「CAME TO DANCE」だ。TAKUTO、SEITO、RYUKIというラップラインのラップリレーが痛快に響き、RANが「だってルールなんていらないじゃん」と歌い、新たな道を切り開いていくことを約束。そして、HAYATOとKAIRYUが伸びやかなボーカルを流麗に繋いでいく。

大きな拍手の中、KAIRYUの「会場にお越しの皆さん!」という号令を皮切りに、8人全員で元気よく「MAZZELです!」とあいさつ。ひとりずつ元気よく自己紹介をしていくのだが、その都度他のメンバーがわいわいと囃し立てるのが、賑やかなMAZZELらしい。場内にこみ上げる熱気に対し、メンバーは口々に「すごいな!」「夢みたい!」と興奮を隠さない。KAIRYUが「MUZEの皆さん、今日を楽しみにしてくれましたよね?」と呼び掛けると、大歓声が上がる。

合宿一次審査の課題曲であるメロウなラブソング「Fantasy」で、大人っぽく艶やかな歌声を披露し、振れ幅を見せつけた後は、8人それぞれが真剣な表情で、いつも支えてくれるMUZEや家族、友人たちへの思いを口にし、これからの活動をもって恩返しをするという決意を熱く吐露した。

最後は、MISSIONx2の課題曲であり、MAZZELのプレデビュー曲でもある「MISSION」のパフォーマンスで締め。真っ赤な照明の中、決意を滾らせるかのような、凄みのある歌声とダンスを展開した8人。MUZEに向けて長いおじぎをした後、RANの口から、8月に東名阪福の4か所を回るZeppでのファンミーティングツアーを行うことが発表された。MAZZELの迷いながらも幸福に向かって情熱を燃やし続ける旅は、まだ始まったばかりだ。

文:小松香里

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