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千葉雄大、藤井隆出演の『ジャズ大名』 大鶴佐助、山根和馬、富田望生、大堀こういちら全キャスト発表

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『ジャズ大名』出演者

『ジャズ大名』出演者

2023年12月9日(土)~24日(日)KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>(2024年1月、兵庫(神戸)、大阪(高槻)、愛知公演あり)にて上演される、KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』。全キャストが発表された。

KAAT 神奈川芸術劇場「貌(かたち)」シーズンの<ホール>公演は、筒井康隆の傑作小説『ジャズ大名』の舞台化作品。江戸末期、アメリカから漂着した黒人奴隷と出会った音楽好きの藩主が、彼らの奏でる音楽の虜となり、城中でジャム・セッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディだ。岡本喜八監督、古谷一行主演による映画(1986年)でも知られており、今回は小説から新たに上演台本を書き起こし、原作の精神を令和の世に蘇らせる。

物語の舞台を原作の九州の小藩から、実在した神奈川・小田原藩の支藩、荻野山中藩に置き換え、神奈川の史実を織り込んだアレンジを加えることで、神奈川を拠点にするKAATならではのオリジナル作品を創りあげる。上演台本と演出は、演出家・福原充則。

福原充則

福原充則

音楽は、栗コーダーカルテットをはじめジャズの周辺で多彩な活動を展開する関島岳郎のもと、即興性の高い、ジャンルを横断した演奏で注目されるユニークなミュージシャン達が集結した。ジャズが生まれる以前の黒人達の音楽に日本の楽器の音色が交じった熱狂の生演奏を繰り広げる。振付は、ダンスカンパニーBaobab主宰の北尾亘。強力な音楽に拮抗するように、リズミカルな躍動感を伴った圧倒的な群舞を創り出す。

関島岳郎

関島岳郎

北尾亘

北尾亘

人間の好奇心が、異質な音楽にも恐れることなくのめり込み、人種、文化の貌(かたち)を超えて熱く交流していくエネルギーとなる様を描き、「貌(かたち)」シーズンを彩る。

すでに発表済みだが、音楽好きの荻野山中藩の藩主・大久保教義役には千葉雄大、家老・石出九郎左衛門役には藤井隆。
そして新たな出演者が決定。数々の舞台で強烈な印象を残す大鶴佐助、元DA PUMPのメンバーでダンサー・俳優として活躍する山根和馬、抜群の演技力で着実にキャリアを積み重ね、若手俳優の中で最も活躍が期待される女優のひとりである富田望生、俳優としての豊富な経験に加え、音楽活動も積極的に行う大堀こういち、数多くの話題作に出演し続けながら近年は演劇ユニット「さんぴん」での活動でも注目を集める板橋駿谷、北尾亘、永島敬三、福原冠の4名、高い身体能力を持ち幅広い役を演じわける今國雅彦、佐久間麻由といった個性的なキャストの出演が決定。さらに、日本に流れ着く黒人役には、ソフトバンクのCM等でおなじみのダンテ・カーヴァーのほか、イサナ、モーゼス夢が加わり、人気・実力を兼ね備えた俳優陣が、福原が創り出す筒井ワールドを実現する。

幕末にあったかもしれない歴史の一コマを音楽とダンスの狂乱とともに描く。

【あらすじ】
維新の嵐が吹き荒れる江戸末期、アメリカの南北戦争が終結し、解放された黒人奴隷が故郷のアフリカを目指して船に乗り込むが、日本の小藩に流れ着いてしまう。鎖国の世、外国人の取扱いに困る藩の役人らは彼らを座敷牢に閉じこめておくが、好奇心旺盛な藩主・大久保教義(千葉雄大)は彼らの奏でる楽器の音に夢中になり、家老・石出九郎左衛門(藤井隆)の制止も聞かず、次第に城中を巻き込んでジャム・セッションを繰りひろげていく。熱狂はいつまでもいつまでも続き、そして……。

 

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