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小沢健二の東大講義、ロックバンドセットの一般公演も決定

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小沢健二が、「東大900番講堂講義・追講義 + Rock Band Set」と題した講義を10月2日に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて実施すると発表した。

小沢は9月30日に東京大学で「東大900番講堂講義」と題した講義の実施を予定している。これは三島由紀夫の公開討論会が行われたことでも知られる東大駒場キャンパス900番教室の教壇に小沢が立ち、新曲・旧曲の演奏も含めた“アトラクションのような講義”を展開するというもの。ただしこの講義には大学生・院生と東大の教職員しか出席できず会場の収容キャパシティも600席程度のため、参加資格を持たないファンに向けて追講義の実施が予告されていた。

今回ついに発表されたこの追講義は約2,000人収容のLINE CUBE SHIBUYAに場所を移し、学生以外の参加もOK。ドレスコードは「パーティー向きの服装および懐中電灯」と指定されている。小沢からは「東大本講義と同じ内容の講義(新曲・旧曲の演奏含む)のあと、ロックバンドセットでさらに演奏します。レッツパーリー」とのメッセージが届いており、コンサートホールならではの特別な体験が期待できそうだ。

入場チケットの先行予約は本日7月14日より受付中。来場者には小沢自身が執筆とデザインを担当した教科書と、同じく小沢デザインによるニットのジャガード編みバッグがプレゼントされる。いずれもこの講義でしか手に入らない貴重かつ高品質なアイテムとなっている。

LINE CUBE SHIBUYAの前身である渋谷公会堂は、小沢が1994年5月に「ラブリー」「愛し愛されて生きるのさ」を新曲として披露したツアーの会場であり、同年10月には初めてストリングスセクションをバックに「ぼくらが旅に出る理由」などアルバム「LIFE」の楽曲を演奏し、大喝采を博した会場。小沢の音楽史上、転機となってきた場所と言える。今回の公演は、1996年12月のアコースティックコンサート「”lover”」以来約27年ぶりとなる。

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