米津玄師、映画『君たちはどう生きるか』レイアウト原画がジャケの「地球儀」配信リリース 写真集は宮﨑駿監督・鈴木プロデューサーとの5年間に渡る制作ドキュメンタリー
映画『君たちはどう生きるか』の主題歌、米津玄師「地球儀」が7月17日に配信リリースを迎え、そのジャケットが、宮﨑駿監督による『君たちはどう生きるか』の“レイアウト原画”であることが、米津玄師のSNSを通じて発表となった。
初公開となった「地球儀」のジャケットは、机に向かう少年の後ろ姿を切り取ったカットとなり、映画『君たちはどう生きるか』のワンシーンにあたる。絵コンテを読み込んだ米津みずから宮﨑監督へ直々にお願いし決定したカットで、宮﨑監督の直筆により描かれた鉛筆のタッチからは、映画制作中の息づかいが感じられる、大変貴重なジャケットとなった。
また同ジャケットを表紙に飾った、「地球儀」シングルCDの商品写真も公開となった。シングルは、「初回版」「通常版」2形態での展開となり、どちらの形態にも、「地球儀」1曲を収録したCDに、A5版160ページの写真集が同梱。それぞれ装丁が異なり、「初回版」は、モスグリーンのハードカバーに、彫刻版で葉の絵柄やサギの絵が施され、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様となっており、7月26日にリリースとなる。
写真集は、米津玄師と宮﨑駿監督、鈴木敏夫プロデューサーとの5年に渡るドキュメンタリー写真となっており、撮影はスタジオジブリ石井朋彦が手がけた。映画『君たちはどう生きるか』の主題歌制作における過程が記録され、米津が主題歌を宮﨑監督に提出した際の緊張感や、監督が楽曲を聴いて涙するシーンなど、臨場感そのままの写真が収められている。さらに巻末には、米津玄師と鈴木敏夫プロデューサーの対談も収録された。
宮﨑監督は、少年時代に書籍『君たちはどう生きるか』に強い印象を受け、今でも大切な本として今作映画のタイトルとしてお借りし、まったく別のオリジナルストーリーとして冒険活劇ファンタジー映画を完成させた。今作「地球儀」シングルは、宮﨑監督の想いに捧げ、主題歌を制作した大切な時間を、形に残るものとして一冊の本として作り上げた。