中島みゆき、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』予告映像とともに主題歌「心音(しんおん)」を解禁
岡田麿里監督最新作、9月15日公開の映画『アリスとテレスのまぼろし工場』主題歌として9月13日に新曲「心音(しんおん)」を初のアニメジャケットで発売することが発表されたばかりの中島みゆき。岡田麿里監督の台本に惚れ込み、初のアニメーション映画への書き下ろしとなった最新曲が、本日解禁された「アリスとテレスのまぼろし工場」の本予告の圧倒的な映像とともに公開された。
本予告映像では主人公の1人である14歳の少年、菊入正宗のモノローグから始まり、一人の少年と二人の少女たちが出会ってしまった瞬間が切り取られている。“その少女の心には決して触れてはならない”という、意味深な文字が映し出され、それに重なるように中島みゆきの歌声が鳴り響く。「心音(しんおん)」と名付けられた楽曲の歌詞には台本から紐解いたストーリーを描写するように丁寧に綴られていく。
「届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる“推し”です!」と、中島自身がコメントするほどの作品。この作品のために書き下ろされた歌は主人公たちの想いに最後まで寄り添うように響いていく。
そして本予告のラストに向け「未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け」と主人公たちの背中を強く未来へ誘うかのように、そして優しく包み込むかのように歌声が届いていく。
映像の最後には、消え入りそうな少女の声で「大嫌い…」という一言が聞こえるが、誰に向けて放たれた言葉なのか、“恋する衝動”を武器に、少年少女たちは果たして未来へと駆け抜けることはできるか、9月の公開が待ちきれないほどの臨場感に満ちた映像になっている。