Travis Japan、初の台湾訪問を400人のファンが空港で歓迎 台湾最大級の漫画展覧会でパフォーマンス
7月27日から7月31日に台湾・台北世界貿易センターで開催された台湾最大級漫画展覧会「2023漫画博覧会」の開幕イベントにTravis Japanがゲスト出演を果たした。
Travis Japan初となる台湾訪問。イベント前日である7月26日台北松山空港に到着し、台風をものともせず、空港で400人近いファンに迎えられたTravis Japanはメディアとのインタビューで、初めての台湾訪問でこれほど多くのファンが待っていてくれたことが嬉しかったと語った。
オフィシャルレポート
台北市長をはじめ、文化部部長、臺北市政府文化局局長等が参列する中台湾最大級漫画展覧会「2023漫画博覧会」オープニングセレモニー。漫画・アニメの博覧会ならではのアニメキャラクター衣装の司会者が、公式アニメキャラクター大使・漫宝(まんぼ)をステージに呼び、オープニングセレモニーがスタート。漫宝は動物のナマケモノをイメージしたキャラクターで、漫宝の可愛らしい挨拶に会場は温かい拍手に包まれた。
続いて、「会場の多くの皆さんがお待ちかねの最重量級のゲスト、日本から超人気グループTravis Japanを熱烈に歓迎しましょう!」と力強い呼び込みがあり、歓声の中Travis Japanがステージに登場。爽やかなパステルカラーの衣装を身に纏い、メンバーそれぞれが中国語での自己紹介。早速司会者から「それでは、拍手でTravis Japanと漫宝のパフォーマンスを歓迎しましょう!」と紹介され、拍手の中、7月3日に配信リリースした3rd Digital Single「Candy Kiss」を漫宝とのオリジナルフォーメーションでパフォーマンスをした。曲中、漫宝とメンバーのツーショットダンスも披露し、「Candy Kiss」を大きな足音を立てながら完璧に踊る漫宝と、Travis Japanのキレのあるダンスで会場が笑顔に包まれた。楽曲の中盤ではメンバーの川島如恵留がアクロバットを披露し、歓声の中パフォーマンスが終了。「2023漫画博覧会」のオープニングを彩るパフォーマンスとなった。
そして台湾時間12:40すぎに「2023漫画博覧会」ATC Special Stageがスタート。会場には抽選で選ばれた、メンバーの名前やそれぞれの想いが詰まったうちわやペンライトを持ったファン200人が会場を満席にし、Travis Japanの登場を待っていた。台湾でラジオDJや多くのMCを務め人気を誇るKENが司会者として登壇し、KENに紹介されTravis Japanがステージに登場。川島の掛け声とともにメンバーがひとりずつ中国語で名前とニックネーム交えながら自己紹介、台湾のファンから温かい拍手が鳴り響いた。
司会者のKENから、台湾では何をしたか質問され、リーダーの宮近海斗は「たくさん食べて、台北の街をしばらく歩きました。また、松田元太はトリュフチャーハンを食べてました」と話した。日本の納豆のように好き嫌いの別れる臭豆腐については、川島が「臭豆腐はとても変わった食べ物で、昨日、インスタライブの時に試食させていただきました。この食文化が守られてきたことにとても感動しました」と語った。
パフォーマンスのコーナーでは「まずは、僕たちのデビュー曲を披露させていただきたいと思います。」との宮近のコメントがあり、全世界メジャーデビュー曲となった「JUST DANCE!」を披露した。この楽曲の日本語パートである中村海人の「いくぞー!」で大きく歓声があがり、メンバー同士アイコンタクトを取りながら、デビュー時を思い返すように爽やかな笑顔でパフォーマンスを行った。楽曲の終了後には歓声が起った。
ステージにはイスと机が運び込まれ、メンバー自身がセッティングする一幕も。最初の企画はQ&Aコーナー。事前にSNSで行われた質問募集の中からTravis Japanメンバーが質問に答えていく。まずは川島が質問BOXから引いたのは「(ライブ前などの気合い入れの最後に)丸いフォーメーションで抱き合う習慣はいつから始まったのですか?」という質問にメンバーは、「2018年から朝の挨拶の習慣が始まりました」「(気合いを入れるために)もともとは殴り合っていたのですが、徐々に抱き合うようになり、最終的には丸いフォーメーションになって抱き合うようになりました」と答えた。
続いて質問をひいたのは宮近。Boxから指ハートを出すなど、おちゃめなしぐさも見せながら「この場で九九を暗唱できますか?」という質問に8の掛け算と2の掛け算を披露し、躊躇いがちに答えてファンを笑わせた。司会のKENの「ファンの皆さんは2の掛け算ができるか」の問いに、会場中で掛け算を暗唱する一幕もあった。
次に質問を引いたのは、七五三掛龍也。Shimeコールが沸き起こる中、七五三掛自身への質問が…。「『Candy Kiss』のパフォーマンスで投げキッスをするダンスでは本当にハートが飛んでくるように感じます。あれは本物ですか?」との質問が。七五三掛は実際に投げキッスのパフォーマンスをし、「我爱你」と伝えファンを喜ばせた。続いては松田が質問を引き、松倉海斗に対し、「購入した小型のカメラでどんな映像を撮った?」との質問が。「いろんなメンバーを撮影している」「台湾の街並みとか撮れたらな〜」とコメントした。
続いてのコーナーは中国語チャレンジコーナー。スケッチブックが配られ、メンバーが中国語にチャレンジする内容となっており、漢字で書かれた中国語の意味をあてるゲーム。メンバーたちは漢字を見ただけで「出道」「偶像」「可樂」の日本語の意味がわかるという語彙力の高さを見せ、中国語の発音当てでは「ハリウッド」の意味がわからなかった中村海人が、ひらめきで飛び跳ねる場面もあった。川島が教わったばかりの中国語でじゃんけんをし、勝利した宮近にはパイナップルケーキが贈呈された。宮近はパイナップルケーキを持ったまま、2nd Digital Single「Moving Pieces」をパフォーマンス。ここでしか見られないパイナップルケーキver.のパフォーマンスを披露した。
振付けに関しての質問では、七五三掛が「ダンススタジオで想像しながらずっと籠って考える」と答え、振付けを覚えるのが早いメンバーは?と聞かれると「如恵留(川島)が覚えるのも早いし、記憶している時間も長い」と答え、「のえるさんすごい」とKENも日本語で絶賛した。最後に3rd Digital Single「Candy Kiss」を披露。松田がハートポーズを披露するなどファンへ愛を表現した。熱気冷めやらぬままにパフォーマンスが終了し、KENから台湾でワンマンライブが観たいですか?との呼びかけにファンは熱く歓声をあげた。
最後にファンの皆さんにメンバーからメッセージを伝えた。松倉は「谢谢! 初めて台湾に来れて嬉しかった。またコンサートで来たいです。」とコメントし、台湾への再訪問への期待を膨らませた。七五三掛は「今日は本当にありがとうございました。Travis Japanとして台湾に来ることができて嬉しかったです。台湾のみなさんに僕たちのエンターテインメントを観てもらえて嬉しい」と感謝を伝えた。「Travis Japanに初めて会ったよって人!」と川島は観客に問うと、数名が手を上げ感慨深げに頷き、「Travis Japanをもっと好きになってくれた人!」と続け、会場全体が手をあげTravis Japanとファンの絆を確かめた。宮近は「皆さんにもっと会える機会を作っていきたい。この愛をもっと大きくしていきたい」と伝えた。
中村海人も続けて「雨の中来ていただき、ありがとうございました。温かい気持ちとみなさんのパワーで雨も吹っ飛ばせたんじゃないかなと思います。」と台風の中足を運んでくれたファンを労った。吉澤も「みなさんの笑顔をこんなに近くで見られることはないので嬉しかった。今日は来れていない人にもいろんなパフォーマンスを観てもらえるように頑張ります!SNSでも発信していくので見てね。」と今後の活動にも意欲をみせた。
最後に松田は「よっ!楽しかったですかー!」とファンに投げかけ、会場を一体に。Travis Japanメンバーにも「楽しかったですかー!」と質問しメンバーも大きな声で答え「最高に楽しい時間をありがとうございました。コンサートでまたお会いできることを楽しみにしています!」と台湾再訪問をファンに誓った。
そしてTravis Japanの恒例の掛け声でイベントの締めに。KENからの提案で、Travis Japanとファンの合言葉である"賛成”を中国語で行うことに。宮近の掛け声「いつかTravis Japan台湾でライブやっちゃっていいですか?」に対し「賛成~!」の意の中国語が会場一体に響き渡った。メンバーそれぞれにハグをし、ステージ見えなくなるギリギリまでファンに愛と感謝を伝え、台湾初訪問でのSpecial Stageが終了した。