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指原莉乃プロデュース=LOVE、≠ME、≒JOYの3グループによる合同フェス「イコノイジョイ 2023」2日間で2万人動員

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「イコノイジョイ 2023」DAY1

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE、≠ME、≒JOYによる合同コンサート「イコノイジョイ2023」が、本日7月29日・30日の2日間に山梨・富士急ハイランド コニファーフォレストで開催された。

3グループがその日限りの特別なライブパフォーマンスを繰り広げる夏の合同フェス「イコノイジョイ 2023」。今年は昨年に続く2回目の開催で、初の2DAYS公演へと規模が拡大された。

DAY1「うぉーたー&あわあわパーティー」レポート

本日の初日公演は「うぉーたー&あわあわパーティー」と題して水や泡を使った演出をふんだんに取り入れた、夏らしいセットリストのライブに。観客の声出しが可能になったことも相まって、会場に集まった約1万人のファンと一体になって、まさにパーティーのような盛り上がりが生まれた。

会場周辺の天気はまぶしいほどの快晴。開演時刻は夕方だが、抜けるような青空からコニファーフォレストに真夏の日差しが降り注いだ。オープニングでは「Overture」に合わせてスクリーンに映し出された映像にカウントダウンが表示され、ライブ開幕の瞬間から会場全体のテンションが上昇する。夏らしい法被風の衣装を身にまとって登場した=LOVE、≠ME、≒JOYは、そのカウントダウンがゼロになると、観客とともに水色のジェット風船を一斉に頭上へ飛ばした。開放感あふれる光景に歓声が上がる中、ライブの幕開けを飾ったのは=LOVEのさわやかなサマーチューン「ウィークエンドシトロン」。会場に設置されたウォーターキャノン、メンバーが持つ放水銃から盛大に水が撒かれた。

その後も3組そろってのパフォーマンスが続き、「す、好きじゃない!」(≠ME楽曲)ではメンバーが水鉄砲やバケツ、たらいで水をかけ合って大はしゃぎする。ヘッドホンを首にかけた諸橋沙夏が“DJ SANA”になりきって観客を勢いよく煽り始めると、ほかのメンバーは水だけでなく、客席エリアに向かって大量の泡も発射。泡を使った演出は今年の「イコノイジョイ 2023」から導入された初の試みで、会場全体に高揚感と清涼感がもたらされた。

続いてライブはユニット曲のコーナーへ。≠MEの鈴木瞳美、谷崎早耶がバスタブに入って「サマーチョコレート」をキュートに歌ったかと思えば、=LOVEの佐々木舞香が無数のシャボン玉に包まれながらソロ曲「真夜中マーメイド」で儚い歌声を響かせ、さらに≠MEの蟹沢萌子と冨田菜々風がユニット曲「ピオニーズ」を情熱的に歌い上げるなど、幅広いパフォーマンスに観客が夢中になった。

ライブ中盤からは3グループそれぞれの単独パフォーマンスがスタート。まずは昨年の「イコノイジョイ 2022」がステージデビューとなり、この1年で大きな成長を遂げた≒JOYが、市原愛弓の初センター曲である最新曲「大空、ビュンと」を疾走感いっぱいに堂々と初披露した。次の≠MEの出番前には、9月6日にリリースされる7thシングルの表題曲「想わせぶりっこ」のミュージックビデオが会場のスクリーンを使って初公開された。かわいらしい恋のナンバーに仕上がったこの曲でセンターポジションに抜擢されたのは、表題曲初センターとなる鈴木瞳美。MVの上映後、ステージに姿を現した≠MEはさっそく「想わせぶりっこ」を初披露し、鈴木の「ちゅーする?」というセリフをはじめとする王道アイドル感あふれるパフォーマンスで観客の心を鷲づかみにした。

=LOVEは、7月19日にリリースしたばかりの最新シングルより、夏の空気感を詰め込んだ表題曲「ナツマトぺ」をはつらつと披露。さらに=LOVEはメンバーがプロデューサー指原莉乃と歌詞を共作し、メンバーが順に他己紹介し合う「ヒロインズ」をライブ初パフォーマンスした。

=LOVEの山本杏奈、≠MEの落合希来里、永田詩央里、≒JOYの江角怜音、藤沢莉子、村山結香がダンスパフォーマンスを披露し、観客の視線を釘付けにしたあとは、彼女たちの前に=LOVEの齋藤樹愛羅がさっそうと登場。6人を率いながら、ソロ曲であるクールなダンスナンバー「Kiara Tiara」を堂々と披露して歓声を浴びた。続いては=LOVEの野口衣織がソロ曲「拝啓 貴方様」を情感たっぷりに歌唱。和傘をさす野口に雨のように水が降り注ぎ、楽曲が持つ大人びたムードが会場中に充満した。

日没が近付いてきた頃、ライブはいよいよラストスパートへと突入。3グループが一体になっての迫力満点のステージが繰り広げられていく。≒JOY「今日も君の夢を見たんだ」ではカラフルな傘、≠ME「まほろばアスタリスク」では光るマイクスタンドがメンバーの手元に。=LOVE「青春”サブリミナル”」の途中にはメンバーがトロッコに乗り込み、会場のあちこちに笑顔を振りまいた。そして=LOVE、≠ME、≒JOYの3グループが登場する協力パズルアプリゲームの配信が決定したことを発表したのち、3組はコラボ曲「トリプルデート」をにぎやかに披露。夜空に勢いよく打ち上がった花火が彼女たちの織りなす“パーティー”を彩った。

アンコールでは≠ME「君はこの夏、恋をする」、=LOVE「夏祭り恋慕う」といった夏曲が畳みかけられ、会場のテンションが再上昇。興奮が冷めやらぬ中、=LOVE初のライブフィルム映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』が9月22日より全国で公開されることも明らかに。この映画は今年1月から3月にかけて開催された「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の東京・日本武道館公演でのライブパフォーマンスを中心に描かれる。

ラスト、=LOVE、≠ME、≒JOYは「うぉーたー&あわあわパーティー」の締めくくりに「ナツマトぺ」をコラボ。この日一番の量の泡がメンバーを包み込んだ。=LOVEリーダーの山本杏奈は「メンバー34人と、今日きてくださったみなさん、そして配信を見てくださっている皆さんと、みんなで夏の最高の思い出ができたんじゃないかと思います!イコノイジョイ最高!世界で一番最高のお祭りをありがとうございました!」と初日公演を無事に終えた喜びと、来場者とライブ配信視聴者への精一杯の感謝の気持ちを伝え、大盛況のうちに「イコノイジョイ 2023」の初日の幕が閉じた。

DAY2「シャッフルパーティー」レポート

2日目の公演は「シャッフルパーティー」と題し、3グループがメンバーをシャッフルして楽曲を披露するなどレアなパフォーマンスが盛りだくさんに。初日同様に約1万人のファンが会場に集まり、声出し可能な野外ライブを思い切り楽しんだ。

初日に引き続き、天候に恵まれた野外会場の富士急ハイランド コニファーフォレスト。まぶしい夏の日差しがステージを照らす中、=LOVE、≠ME、≒JOYは初日と同じく法被風の衣装で観客の前に姿を現した。=LOVE髙松瞳の「今日だけのスペシャルなステージ、楽しんでいきましょう!」というかけ声とともに最初に披露されたのは、3グループによるにぎやかな合同楽曲「トリプルデート」。この日もウォーターキャノンによって水が撒かれ、熱気と清涼感の両方が場内に広がっていく。続く≠MEの楽曲「す、好きじゃない!」では=LOVEがメインとなってパフォーマンスし、さっそく「シャッフルパーティー」ならではの貴重なライブが繰り広げられた。≒JOYの楽曲「スイートシックスティーン」では、≠MEがシャボン玉に包まれながら歌唱。≠MEの夏曲「クルクルかき氷」では≒JOYがタオルを振り回して客席エリアにウェーブを起こしたり、トロッコに乗って場内を巡ったりと元気満点の歌とダンスでライブの盛り上がりを加速させた。

会場に架かった虹がライブのムードを鮮やかに彩る中、続いてはシャッフルユニットコーナーが展開され、アイドルらしいキュートな一面を強調したステージが連続。目まぐるしい歌詞展開が特徴の≠MEのユニット曲「ウルトラレアキッス」を歌った=LOVEの髙松、≒JOYの市原愛弓、村山結香は曲中に早口言葉に挑戦し、先輩後輩の垣根を超えたコラボパフォーマンスで会場の空気を和ませた。

≒JOYの逢田珠里依と大西葵が、=LOVEの佐々木舞香と野口衣織によるユニット曲「虹の素」を見事に歌い上げたのを皮切りに、シャッフルユニットコーナーはシリアスなムードに一転する。≠MEの蟹沢萌子、櫻井もも、冨田菜々風の3人は、=LOVEのユニット曲「知らんけど」を熱唱。それぞれマイクスタンドの前に立ち、複雑な心境を描いた大人の恋愛ソングを自分たちの色に染めてみせた。続いて=LOVEの佐々木、野口が≠MEの蟹沢と冨田のユニット楽曲「ピオニーズ」を歌い始めると、女性ファンの大きな歓声が客席から響く。真っ赤な衣装に身を包んだ2人は、狂気的で艶やかなムードを生み出して会場全体を支配した。

ライブ中盤には≒JOYはウォーターキャノンから発射される大量の水を浴びながら=LOVE「あの子コンプレックス」を歌い、迫真の表情と歌声で観客を魅了する。≠MEは=LOVE「Poison Girl」、=LOVEは≠ME「天使は何処へ」と、お互いにダンスナンバーをカバー。「天使は何処へ」は≠ME史上最高難度のダンスが見どころのガールクラッシュ感あふれるナンバーで、=LOVEが炎の演出を交えながらこの曲を歌い踊ると大きな歓声が沸き上がった。

≒JOYが「大空、ビュンと」、≠MEが9月6日にリリースする7thシングルより、昨日の初日公演で初披露した表題曲「想わせぶりっこ」、=LOVEが14thシングル「ナツマトペ」のカップリング楽曲「だからとて」とそれぞれ最新曲を披露したのち、ライブは3グループ全員で楽曲を届けるラストスパートへとなだれ込む。終盤のMCでは会場のスクリーンに特報が映し出され、=LOVEの6周年コンサート「=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が10月18、19日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されることが発表された。大場花菜は「ずっと、さいたまスーパーアリーナでいつかみんなでコンサートができたらいいなって、夢にみていたので、6周年でこんな大きなステージに立たせていただけることが本当に嬉しいです。」と以前から夢見ていたステージに立てることを大いに喜んだ。その後、3グループは=LOVEの最新サマーチューン「ナツマトぺ」を歌唱。佐々木の「最高の日をありがとう!」という声に合わせ、鮮やかな花火が夜空に打ち上がった。

アンコールのMCでは=LOVEのリーダー山本杏奈がニュースキャスターに扮した「IKONOIJOY NEWS」の映像が上映され、9月12日から18日にかけて東京・品川プリンスホテル ステラボールで「イコノイジョイ大感謝祭」と題したイベントが行われることが明らかに。「イコノイジョイ大感謝祭」では日替わりでさまざまな催しものが行われる予定で、ここからは新人キャスターに突然任命されたステージ上の=LOVE諸橋沙夏からその詳細が告知された。諸橋は手渡された紙を読み上げ、「イコノイジョイ大感謝祭」の中で「=LOVE パジャマゲームパーティー」「≠ME 合唱団」「≒JOY ミニミニ運動会」、各グループのカラオケ大会、「=LOVE 大谷映美里 女性限定トークショー」が催されることをアナウンス。さらに「=LOVE 諸橋沙夏 ソロコンサート」が開催されることを発表した。このことを初めて知った諸橋は、目に涙を浮かべながら、「こうして夢を叶えることができたのはスタッフさんやメンバー、そしていつも応援してくださるファンの皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを言葉にした。

盛大な拍手が送られる中、3グループが「イコノイジョイ 2023」の締めくくるラストナンバーとして歌ったのは=LOVEの夏曲の1つ「夏祭り恋慕う」。=LOVE、≠ME、≒JOYは最後の最後まで全力で歌に感情を込めパフォーマンスを披露。

最後は=LOVEリーダーの山本杏奈が「この2日間で、昨年よりも成長した34人の姿をお見せできたと思います。こんなに大きなステージに立てている私たちは、本当に幸せだなと改めて感じることができました。今会場にいる皆さん、配信を見てくださっている皆さん、そして支えてくださるスタッフさん、メンバーの家族、沢山の方のおかげです。本当にありがとうございます。これからも、みなさんに沢山の愛を届けて、みんなで最高の「イコノイジョイ」を作り上げていきたいと思います。」と、精一杯の感謝の気持ちを伝え2日間にわたる合同フェスを大団円へと導いた。