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.ENDRECHERI.、バラードライブ「.ENDRECHERI. Ballad of FUNK」&デジタルアルバム「Super funk market」配信決定

アーティスト

.ENDRECHERI.

.ENDRECHERI.(エンドリケリー)こと堂本剛が、バラードライブ「.ENDRECHERI. Ballad of FUNK」とアルバム「Super funk market」を8月26日にデジタル配信することを登録無料の情報会員サービスサイト「funk love」イベント「.ENDRECHERI. Erother_meeting Do more the E_FUNK」大阪・オリックス劇場公演で発表した。

アルバム「Super funk market」は、堂本剛シンガーソングライター20周年を祝う、昨年からの活動の総決算として放つブランニューアルバム。自身の“現在地”を示す、FUNK SIDEと、これまで歩んできた軌跡/奇跡を、歌声とピアノの優しい旋律にのせたバラードSIDEの両方を一貫して楽しめる全22曲の大ボリュームなアルバム。現在の世界に生き、感じたことをFUNKを軸にROCK、HIP HOP、R&B、SOULなどの多様なサウンドを飲み込み、ジャンルレスに繋いで魅せるバンドサウンド。THE FIRST TAKEでのパフォーマンスも記憶に新しい、ピアノと自身の歌声だけで勝負するバラードでは、今一度、現在の自分として生まれ変わらせた過去作品(リアレンジ)を、過去から未来へのメッセージとして届ける。

堂本剛インタビュー

自分を生きる。いまを生きる。堂本剛が考える「生」

最近、僕がパーソナリティを務めているラジオ番組では、10代、20代のリスナーの方々が増えているんです。番組に寄せられるメッセージには、みなさんが日常の中で心の内を相談したり、語り合ったりする場所や時間や相手が、とても少なくなっているのではないかと感じます。「自分を生きる」。言葉では簡単ですが、そう決意することにも勇気が必要ですよね。僕自身も10代からもがき苦しんで今日まで生きてきました。
かつて、僕の命の色は、いまにも消えそうでした。もう一度生きよう、そのきっかけをくれたのが音楽です。本気で音楽に向き合う。そう決意したあのときから、僕の熱量は変わっていません。音楽は、「いまを生きる」という実感と幸せを僕にくれました。救ってくれた音楽へといつの日も感謝を伝えたい。そして自分と同じような状況にある人を、その音楽で救いたい。様々な悩み、苦しみを抱える人たちのエールになれたら。たった1ミリでもいい、一緒に前進する事が出来たら。その一心で、自分自身の音楽を命を続けてきました。

後遺症と闘いながら、歌い紡ぐバラード

過去に「突発性難聴」を発症しました。傍目には理解され辛いのですが、現在も後遺症と闘っています。音の振動が鼻腔や骨に響き、音程をとることが困難な状態。スピーカーの割れた音を想像して頂くとわかりやすいと思いますが、音量が上がるにつれ、耳の中でハウリングしたようになります。さらにロングトーンになるほど、正しい音程をとる事が厳しくなる。そのためバラード曲は、いまの僕にとって、特にハードルが高く挑戦そのものです。
コロナのルールが変更になる前から行なっていた最新アルバムのレコーディングでは、日本中の人たちが、様々な場面で闘っている事を意識していました。自分も闘う事を諦めたくない。挑戦をする姿勢が、時代へのエールに繋がればいい…そう考えて、ピアノとボーカルを基本にしたバラード曲に何曲も取り組みました。僕のバラードを聴いてくれた人が、心の傷と向き合い、たくさん泣いて、そしてその心から 1 ミリ動き、新しいスタートを切ることができるように。今回、ライブのバラード公演を決めたのも、こうした想いからです。

今年に無料の情報サービス会員サイト「funk love」を設立したんですが、そこから発信する.ENDRECHERI.の新しい取り組みは、ファン層を広げています。10 代の方々や、男性の方々も増え、この年齢からも新たな出逢いを与えて頂き、僕の人生にまた違う景色が見え始めました。生きてきたからこそ、この時間がある。.ENDRECHERI.のライブでは、直接来てくれる人にも、会場に来られない人にも、「独りじゃないからね」というメッセージを音に乗せて投げかけています。だからライブ会場もはもちろん、.ENDRECHERI.の音源を聴いて下さる時にも「自分を生きる喜び」という煌めいた心で楽しんで貰いたいと思っています。何も気にせず、自分の好きなファッションで、自分のメイクで、とことん「いまを生きること」を自由に楽しんで欲しいんです。

New Digital Album「Super funk market」について

僕にとって「funk」とは、「自分の命の匂い」。「funk」をプンプンさせている人が集まっている場所、という意味で「Super funk market」というタイトルに決めました。日本、地球…規模が大きいほどその平和なエリアが広がっていくイメージ。まずは自分だけからでもいい、友達や家族、どこでだってマーケットを作り繋げていく事ができる。自分を生きる、そんな決意表明をしている人たちとこの人生で出逢って欲しい。挑戦の連続だったバラード曲はもちろん、日本一熱いファンクナンバーもたくさん収録しています。作詩・作曲・アレンジ、楽器演奏に加え、耳を患った事から開発した歌唱法まで、僕の音楽へのアプローチを様々な面から楽しんで貰えたら幸せです。そこには出逢ったことのない眩しい愛があるはずです。

(interview & text:Harue Yamanoi)

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