中島みゆき、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』主題歌「心音(しんおん)」の歌詞付トレーラー&インナージャケ公開
岡田麿里監督の台本に惚れ込んだ中島みゆきが歌う、主題歌「心音(しんおん)」の歌詞付トレーラー(ワンコーラス)が初公開された。
7月27日、満を持して公開された岡田麿里監督の最新作でMAPPA初のオリジナル劇場作品『アリスとテレスのまぼろし工場』の本予告は、TVやウェブなどおよそ600近い媒体で取り上げられた。映画の公開を楽しみに待つファンに加え全世界のアニメファンがこの映像に反応。動画の再生回数が早くも110万回を越え、その圧倒的な映像美はもちろんのこと、未来へともがく少年少女たちに寄り添う中島みゆきの魂の歌声に「中島みゆきが、アニソン?!」「中島みゆきぽいと思ったらそうだった」「みゆき節、数秒なのに迫力!」「中島みゆき主題歌、ヤバイ」等、初のアニメ主題歌を歌う中島みゆきに対しても大きな反響が寄せられた。
中島みゆきが岡田麿里監督に初めて会った際、“「この台本、好きです!」というのが精一杯でした”と、中島みゆき本人が公言するほど台本に惚れ込み、この作品のために書き下ろした作品が今作「心音(しんおん)」。楽曲の歌詞は台本から紐解いたストーリーを描写するように丁寧に綴られていく。そして「未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け」と主人公たちの背中を強く未来へ誘うかのように、そして優しく包み込むかのように歌声が届いていく。
また、7月半ば、主題歌シングル「心音(しんおん)」のCDジャケットとして、映画の主人公の1人「五実」が何かを決意したかのように涙を浮かべ遠くを見つめる姿が印象的な描き下ろしイラストによるアニメスリーブジャケットを公開し大きな反響を呼んだが、そのスリーブジャケットを外した際のインナージャケットに新たなアニメイラストを使用していることが発表され、その画像も公開された。
このジャケットは、スリーブジャケットに描かれた「五実」とは別の主人公の1人「睦実」の見る者の心をつかんで離さないアップの横顔が描かれたイラストで、岡田麿里監督曰く「この曲を聴いて真っすぐにたどり着いた本編のワンシーン。私にとっての“心音”です」と語っている。
描き下ろされたスリーブジャケットと合わせ、「心音(しんおん)」の核が詰まったような素晴らしいダブルジャケット仕様となったこの作品は、“映画制作スタッフと中島みゆきの楽曲が本当の意味で一つの作品として完成した”といってもいい仕上がりになっている。
さらにスリーブジャケット、インナージャケットそれぞれのイラストによるCD購入特典の画像も併せて公開している。