世武裕子、カープの聖地マツダスタジアムで国家斉唱「代え難い経験をさせてもらえた」
広島を拠点に活動中の世武裕子が、8月18日広島・Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島にて行われたプロ野球JERAセントラル・リーグ公式戦「広島東洋カープ VS 読売ジャイアンツ」にて国歌斉唱を行った。
マツダスタジアム創立年からカープファンとなり、カープがキッカケで広島に拠点を移すことになった世武裕子。日々の暮らしの中でカープ愛のみならず広島愛を育み、特別な地となった広島で国歌を歌うことに「珍しく緊張していますが(笑)、正しく歌おうとせずに、気持ちに集中するような歌唱がしたいだ」と語った。毎試合熱い試合を繰り広げるカープにとっての、大切なこの日の一戦。緊張感のある、祈りのような神聖で美しい歌声を轟かせ、満員御礼のスタジアムもぐっと引き込まれた。
「苦しみや悲しみから救われたいと願う人に柔らかく寄り添い、肯定するような歌を歌いたい。短い時間だったけど、一球ずつ真剣勝負をしているプロ野球選手の皆さんのグランドに音楽家として立たせてもらい刺激を受けました。代え難い経験をさせてもらえた」と、イベントを振り返った。
なお、「あなたの生きている世界」春の東名阪リリースツアーに続いて、10月30日に広島・Live Juke、11月1日に隣県岡山・城下公会堂でもコンサートを開催することを発表している。