坂本龍一の思いを継ぐ植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」寄付受付を開始
5月上旬、「坂本龍一は、私たちにたくさんの音楽を残してくれました。そのお返しに、私たちはこの地球に木を残しませんか?」というメッセージとともに開設が告知された、植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」が寄付受付を開始した。
このプロジェクトは、今年3月28日に亡くなった音楽家 坂本龍一の訃報が流れ、ネットに溢れる世界各地からの弔意を目にした坂本龍一の友人でニューヨーク在住のアーティスト、チボ・マットの本田ゆかが「坂本さんを愛する人達全員が一本づつ木を植えたらどうだろう?愛と感謝を込めて」とFacebookにポスト。
時を同じくして、坂本龍一の家族から「お父さんのファン全員が木を一本ずつ植えたらすごいね。でも、植えたいと思ってもどうやればいいかわからないだろうから、一本のコストを寄付できるシステムを作ればすごくいいんじゃない?」と声があがり、その異口同音に上がった思いを形にするべく、植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」を立ち上げた。
「TREES FOR SAKAMOTO」はこれまで寄付先の選定を行い、各地の森林保全活動を行っている団体と提携、世界各地から寄付できるように受付準備を進めていた。第1弾の寄付先として、以下の5つの地域を選定され、本日より「TREES FOR SAKAMOTO」で寄付の受付がスタートした。どの地域も木1本から寄付することができる。
同プロジェクトは、ファンドレイジングプラットフォーム「Syncable」のシステムを採用し、寄付金は「Syncable」経由で森林保全団体「一般社団法人more trees」が受け取り、必要経費を除いた全ての金額が各地の活動団体に寄付される。
寄付先
- ブラジルの大西洋岸にある森林地帯、ポンタウ
- 中国 内モンゴル自治区、テンゲル砂漠
- タンザニア マラ州、ブティアマ丘陵
- 日本 高知県、梼原町
- インドネシア、東カリマンタン州