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FANTASTIC 6による、ライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART3』が開幕 東京追加公演が決定&オフィシャルレポートも公開

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ライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART3』

ライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART3』

2023年8月31日(木)オリックス劇場(大阪)にて、FANTASTIC 6が主演をつとめる、ライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART3』が開幕した。大阪公演の後、東京公演、愛知公演、福岡公演と続いていくが、満員御礼につき9月28日と29日に東京追加公演の実施が決定した。

また、オフィシャル開幕レポートも届いたので紹介する。

同シリーズは、FANTASTICS from EXILE TRIBEの冠番組「FUN!FUN!FANTASTICS」との連動企画として立ち上げられた舞台で、第1弾が2021年4月と7月、第2弾は2022年4月から5月にかけて上演された。主演を務めるのは、FANTASTICSのユニット・FANTASTIC 6の澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太。また、PART3では、袴田吉彦、田中律子、今立進(エレキコミック)が出演している。

今回の物語で描かれるのは、颯太の両親の離婚危機。サッカー選手の父親(袴田吉彦)は全盛期をとうに過ぎており、怪我をした膝をもう一度痛めると歩けなくなるかもしれないことから、母親(田中律子)は「サッカー選手を辞めなければ離婚する」と宣告。それでも現役にしがみつく父親。その裏には、息子である颯太への強い想いがあった。

『BACK TO THE MEMORIES』の注目ポイントは、ストーリー展開に合わせて日本のヒット曲の数々が歌われるところ。第3弾でも、父親にとって母親は勝利の女神だったことを明かすエピソードで永井真理子の「ミラクル・ガール」(1990年)、父親がサッカー選手として残酷な現実に直面するところでは高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」(1995年)、颯太のためにピッチに立とうとする場面では中島美嘉「GLAMOROUS SKY」(2005年)など、幅広い楽曲が登場人物の心情や状況をあらわしている。

そして、それらの楽曲を通じて感じられるメッセージが「夢」をあきらめないこと。冒頭で歌われるサザンオールスターズの「希望の轍」(1990年)を起点として、「夢」というワードが出てくる楽曲が数多く登場。FANTASTIC 6はアーティストとして、そして父親はサッカー選手として夢を追いかける姿が、それらの楽曲に後押しされるように熱く語られていく。

また、今回もFANTASTIC 6は劇中で、大喜利、かくし芸などを披露。「ヒーローインタビュー中、お父さんはお母さんになんというプロポーズをしたのか」というお題では、6人が思い描くプロポーズの言葉が投げかけられ、ファンの気持ちをときめかせた。

作品の目玉のひとつであるかくし芸では、澤本がシャボン玉を華麗に飛ばす「エクストリーム・シャボン玉」、木村は横幅5センチのベルト状のラインを渡る「スラックライン」、瀬口は帽子を使ってジャグリングなどを繰り出す「ハットトリック」、中島は色々な技をまじえた「リフティングからのロングシュート」、堀は縦に並んだ20個の風船を一矢で割る「アーチェリー」、八木は大小バラバラのサイズのグラスを使った「テーブルクロス引き」、そして6人でスティックを繋いでいく「デビルスティック」に臨んでいる。成功するか、失敗するか分からない緊張感たっぷりのチャレンジ芸を、観客は固唾を飲んで見守った。
ほかにも、FANTASTIC 6が意外なキャラクターになりきるコントでは爆笑の渦が巻き起こったり、アナウンスに応じて観客がタンバリンやリングライトで盛り上がったりするなど、全編に渡って会場内は大賑わい。

即興性が強い舞台とあって、毎回見え方が変わる当作。何度鑑賞しても「初見」のような感覚で堪能できるはずだ。今後は、9月7日から10日まで東京ドームシティホール(東京)、9月15日から18日まで愛知県芸術劇場大ホール(愛知)、9月22日から24日まで福岡サンパレス(福岡)での上演を予定し、9月28日と29日に新宿文化センター大ホールでの追加公演が発表になった。

また、同公演の中身を深掘りする特番「FUN!FUN!FANTASTCS 公演報告2023」が9月16日(土)深夜に読売テレビで放送が決定。TVerでも1週間配信される。この特番では、9人の出演者が座談会を行い、公演の手応えをリアルに語る。

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