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明日海りおの「役者だからこその歌を歌いたい」という思いが込められた、20thアニバーサリーコンサート『ヴォイス・イン・ブルー』が開幕 

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20th Anniversary Rio Asumi sings dramas『ヴォイス・イン・ブルー』

20th Anniversary Rio Asumi sings dramas『ヴォイス・イン・ブルー』

2023年9月15日(金)東京・国際フォーラム ホール C にて、宝塚歌劇団花組トップスターから女優へと鮮やかな転身を遂げ、今年芸歴20周年を迎えた明日海りお。その足跡と現在の輝きを映し出すアニバーサリーコンサート『ヴォイス・イン・ブルー』が開幕した。

「Rio Asumi sings dramas」の副題に、明日海の「役者だからこその歌を歌いたい」という思いを込めて送る本コンサート。そのコンセプト通り、楽曲ごとに異なる多彩な世界観に観客を誘い、役者としての魅力を存分に見せる珠玉の2時間半となった。

1幕はミュージカルの名曲を中心に、イタリア歌曲からポップスまでバラエティー豊かなラインナップ。芯の強さを持った王道のヒロインから、周囲を惑わす妖艶な女性まで振り幅広く演じ切り、一つの出演作として続きが見てみたいという観客の思いをかき立てる。2幕は出演作の楽曲を中心に、豪華日替わりゲストとのコーナーも。この日は『ガイズ&ドールズ』で共演した井上芳雄が駆けつけ、息の合ったデュエットと軽快なトークを披露した。

宝塚歌劇団時代の楽曲群は、どれも代表作と言えるナンバーばかりだが、現在の明日海が歌うからこその新たな魅力が加わり、懐古趣味に留まらない輝きを放つ。一方、エネルギッシュなダンスや、出演者全員でのチャレンジ企画など、カンパニー全体の魅力を見せる場面もあり、いずれも大いに見応えのあるものになっていた。

タイトルにもある通り、テーマカラーはブルー。このブルーが、時に海、時に空のイメージとなって、舞台全体を美しく彩る。また開幕前、幕間、終演後と、紗幕に明日海の直筆メッセージが映し出されるほか、明日海自身のナレーションで20年を振り返る趣向もあり、彼女の温かな人柄、手作りのぬくもりが感じられるコンサートとなっている。

なお、東京公演は9月19日(火)まで。その後、9月22日(金)~24日(日)に梅田芸術劇場メインホールにて大阪公演が行われる。

チケットは好評につき既に完売しているが、9月19 日(火)・24日(日)の東京・大阪各千秋楽公演はライブ配信が決定している。19日には、トップスター時代の相手役、蘭乃はな・花乃まりあ・仙名彩世・華優希が、24日には、宝塚歌劇団同期生の凪七瑠海がゲストとして登場予定。

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