山崎伸子(チェロ)
11月14日(火)、15日(水)の2日間、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールにて、『KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka~関西圏の最大拠点 梅田で展開する藝術音楽~ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品大全』が開催される。
津田裕也(ピアノ)
同公演は、チェリストの山崎伸子とピアニスト津田裕也が出演するコンサート。「チェロ・ソナタ 第1番 へ長調 op. 5-1」や「モーツァルト「魔笛」より “恋を知る男たちは”による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46」ほかを演奏する。
山崎伸子は日本屈指の音楽教育者であり、指揮者兼チェリストでもあった齋藤秀雄の晩年の愛弟子の1人。小澤征爾の師でもある齋藤に師事するため小学5年生で広島から単身上京、桐朋学園でその手ほどきを受け、その後、20世紀の巨匠チェリスト、ピエール・フルニエに師事した。
●山崎伸子からのメッセージ
私にとってベートーヴェンは最も敬愛する作曲家です。
高校で初めて出会ったベートーヴェンの弦楽四重奏曲で音楽を学ぶ歓びを知りました。それから何十年も経った今でも彼の音楽に接すると新しい発見が有り、年を重ねる度にその中の人間を慈しむ深い音楽に感動し、励まされます。
ベートーヴェンのチェロ作品は彼の多様な時期にわたって書かれています。
それは、どんな環境でも常に模索し向上しようとする試みに満ちています。
生誕250周年+3年に全曲を演奏するというこの素晴らしい機会に、聴衆の皆さんと共感し合いながら、ベートーヴェンの世界に耳を傾けたいと思います。
チケットはイープラスほかプレイガイドにて発売中。