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神戸セーラーボーイズ、リレー対談企画スタート! 第1弾はプライベートでも仲良しの、明石侑成×石原月斗が登場

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左から明石侑成、石原月斗

左から明石侑成、石原月斗

今年4月にオーディションで選ばれた、関西発の10人組ティーンエイジャー演劇ユニット・神戸セーラーボーイズ。SPICEではお披露目会から彼らの動向を追いかけてきているが、今回、神戸セーラーボーイズのメンバーの魅力をもっと掘り下げるべく、メンバー2人ずつの対談をリレー形式で行う企画がスタート。まずは最年長18歳の明石侑成と、天然キャラとして愛される17歳の石原月斗。お互いの第一印象や現在の関係性、前回公演からの成長や目標について、ざっくばらんに話してもらった。さらにお互いの似顔絵を描く特別企画や、9月23日(土・祝)に品川プリンスホテル ステラボールで行われる『いろいろ ドルフェス2023』と、11月の神戸セーラーボーイズ 定期公演vol.1 『ロミオとジュリアス』『Water me! ~我らが水を求めて~』に向けての意気込みも。明石&石原ペアの空気感をお楽しみください!

何度も動きがシンクロしていたふたり

何度も動きがシンクロしていたふたり

プライベートで1番仲が良いふたり

ーー18歳の明石くんと17歳の石原くん、おふたりは誕生日が1日違いなんですよね。

明石・石原:そうなんですよ。

石原:侑成くんが1月20日で、僕が21日なんです。

中学生組ともコミュニケーションを交わすふたり

中学生組ともコミュニケーションを交わすふたり

ーーお互いの第一印象はどうでした?

石原:初稽古の時は、僕はあまり最初から自分で行くタイプじゃないから1人でいたけど、もう仲良い3人グループが出来上がってたりもして皆バラバラで。侑成くんは最年長ということもあって、優しそうな方だなと思いつつも「ちょっと話すくらいで終わっちゃうかもな」みたいな印象でした。最初はずっと「なんか馴染めないな」と思ってたのですが、侑成くんから話しかけに来てくれたんです。もう今は1番仲が良いです。

明石:僕は最初、めちゃくちゃ礼儀正しい子やなという印象でした。ずっと敬語で、ずっと背筋伸びてて。でも僕からしか話しかけにいってなかったんで、ちょっと壁があるなと思ったんです。最初は「今どこやってる?」みたいな会話やったんですけど、それがどんどん続いて、ちょっとずつ会話できるようになってきて。壁がなくなったらフレンドリーに明るく接してくれたので、結構印象が変わりました。

石原:僕、めっちゃキャラ作ってたんです。真面目キャラでいこうと(笑)。でもそんなキャラも崩れましたね。

明石:プライベートで1番仲が良いのは、もしかしたら月斗かもしれん。

石原:嬉しい(笑)。

左から明石侑成、石原月斗

左から明石侑成、石原月斗

ーー壁がなくなった瞬間は覚えてます?

石原:6月公演の前に(崎元)リストと侑成くんと僕の3人で、新神戸駅の上にある神戸布引ロープウェイに行った時じゃない?

明石:帰り道が同じなので、3人組でいつも一緒に帰ってたんです。それでロープウェイがあると知った時、「じゃあ乗りに行ってみよう」となりました。その時に本性が出てきました(笑)。

崎元リスト

崎元リスト

ーー前回公演のキービジュアルの撮影の時に、石原くんが「明石くんは優しい」とおっしゃっていましたね。

石原:10人いる異端児たちの中で1番まともな方ですね。皆のお兄ちゃん的なね。

明石:ありがとうございます。そんなに意識はしてないんですけど、皆と距離は近くやらせてもらってます。

ーー石原くんは、10人の中でどんな立ち位置ですか。

明石:ムードメーカーですよね。

石原:嬉しい! 基本元気で明るく、ちょっと……ずっとはしゃいでる感じだと思います。

メンバーにボケが多いので、基本ツッコんでます(明石)

明石侑成

明石侑成

ーー4月のお披露目会、6月の初公演『神戸セーラーボーイズ SF (セミフィクション)「Boys×Voice 306」』、8月の『Boys×Voice 308』と拝見してきました。ユニットとしてもめざましい成長ぶりで、結成からわずか4ヶ月で伸び代の大きさを証明していましたね。中でも明石くんの印象がすごく変わったなと。お披露目会の時は緊張感が伝わってきましたが、今はすごく堂々とされていて。

明石:6月まではめちゃくちゃ、めちゃくちゃ緊張してました。

ーーお互いに公演を経ていくごとに変わった印象はありますか。

石原:侑成くんは初めての舞台がお披露会だというのは聞いていました。でも歌も演技もダンスも、すごく器用にこなしていたので、初めてなのにすごいなという印象でした。

明石:月斗は、元々舞台を経験してるので、6月の時からやっぱ上手やなと。8月になってまたレベルアップしたので、すごいポテンシャルが高いなと思いました。

ーーメンバーが成長している姿を見て、刺激を受けたりします?

石原:ダンスが上手かったり、演技に一途だったり、歌が上手くて器用だったり、皆個性が強いので、やっぱ負けてられないですね。

明石:基本的に皆結構ダンスもできるんです。自分はちょっとダンスが苦手やったんで、置いていかれないよう家でも稽古でも、必死に練習しています。

石原月斗

石原月斗

ーー4月のお披露目会以降、自分が成長したなと思うことや、心構えで変わった部分はありますか。

明石:4月はやることに対して必死すぎて「自分自分」となってたんですけど、8月は余裕ができてきて、周りもちょっと見えてきたなと思いました。楽しかったです。

石原:神戸セーラーボーイズは基礎から色々叩き込まれるから、歌もダンスも演技に関しても成長できています。これまで等身大の僕らを演じる「セミフィクション公演」を上演してきましたが、自分を役として演じる新鮮さがあって。最初「うわ、これできるかな」と心配していましたが、石川幸斗という役が、そのままの「僕」なんですよ。元気でアクロバットするし、まあ、空気読めないところもあるんですけど、「ああ、いつもの僕だな」と思えるので、だんだんやりやすくなっていきましたね。自分磨きにもなりました。

ーー明石くんは最初大人しそうな印象でしたが、8月公演で意外とツッコミキャラなんだとわかるシーンがありました。

明石:基本ツッコんでるかもしれないです。このメンバーはボケが多すぎて、ツッコミきれないとこもあるんですけど(笑)。月斗はバチバチにボケ。

石原:侑成くんも結構ボケます。

稽古の様子

稽古の様子

ーー8月公演は、自分の魅力や個性を見つけることがテーマになっていました。今思う、ご自分の魅力はどういうところだと思いますか。

石原:今後出していきたい魅力になっちゃうんですけど、やっぱりダイナミックなアクロバット。バレエもしていたので、皆のダンスとは少し違うキレのある動きをしたいです。まずは綺麗に見えることを第一として、ダンスも立ち方もアクロバットも綺麗を心がけて、それを魅力にしていきたいなと思ってます。

明石:僕が思う自分の魅力なんですけど、かわいさもあるしカッコ良さもある、両方を兼ね揃えた明石侑成になりたいです。

石原:(自己紹介フレーズの)大きな瞳じゃなくて(笑)。

明石:どっちもいける明石です。

ーーメンバーから見た今の明石くんは、かわいいカッコ良いで言うと?

石原:お茶目キャラ。かわいいし、カッコ良いのはもちろんなんですけど、たまに出る天然が良い。

明石:なんでや。月斗は桁違いの天然キャラなんです。そこはもう勝てないです(笑)。

1人2役を演じる「定期公演」への想い、自分自身の魅力

左から明石侑成、石原月斗

左から明石侑成、石原月斗

ーーそもそもおふたりがセーラーボーイズに応募しようと思ったキッカケは?

石原:僕は去年、『テニスの王子様』の舞台で東京にいたので関西からは離れていたんですが、事務所の方からオーディションのお話をいただいて、ありがたいことに受かりました。オーディション前は神戸セーラーボーイズが舞台なのかアイドルなのかわからなくて、ちょっと不思議なところもあったんですけど、チームでやるのは初めてだったので、すごく楽しみで、やってみたいなという気持ちがありました。

明石:僕は最初、映像系に興味を持ってたんですけど、「何かの作品に出たい」という気持ちはありました。舞台はそんなに詳しくないし、ゼロからのスタートやったんですけど、演技は事務所のレッスンを受けて興味を持っていたので、受けさせてもらって合格させていただきました。

ーーセーラーボーイズに在籍する間に成し遂げたいことはありますか。

石原:やっぱり僕はアクロバットが大好きなので、チーム皆でアクロバットをしたい。「神戸アクロバットボーイズ」みたいな(笑)。リストと(細⾒)奏仁は元々体操をやっていたとも聞いています。10人じゃなくてもいいんですけど、ダイナミックなアクロバットを皆でしたいなと思ってます。

明石:僕は次の公演みたいに、原作があるキャラクターを皆で演じてみたいなと思います。

細⾒奏仁

細⾒奏仁

ーー次の定期公演ではMANKAI STAGE『A3!』の劇中劇『ロミオとジュリアス』『Water me!  ~我らが水を求めて~』を上演されます。おふたりとも『Water me! ~我らが水を求めて~』に出演、明石くんがアリババ役、石原くんがランプの魔人役を演じられます。まさに明石くんがおっしゃった、原作があるキャラを演じる機会になるわけですね。

明石:すっごい楽しみです。自分は原作のあるキャラを演じるのも初めてなので、大切になってくる立ち方や座り方を意識していきたいです。

ーーきっと自分を投影したキャラとは演じ方が違いますよね。役を演じる時に心がけていることはありますか。

石原:まずは、その役がどういう性格なのかすごく研究します。もちろんお客様がその役に抱いているイメージにも忠実に再現したいと思ってるんですけど、自分がやるからこそのオリジナル性を加えたいなと思ってます。MANKAI STAGE『A3!』に出演されている方々は歌唱力がほんとにすごくて。完全に上位互換で、めちゃくちゃ参考になりました。ただ今回、セミフィクションも混ざってて、「石川幸斗が演じるランプの魔人」なんですよ。2役演じなきゃいけない。難易度がランクアップしてるので、色々考え直さないといけないですね。

奥村頼斗

奥村頼斗

ーー次は奥村頼斗くんと崎元リストくんの対談を予定しています。おふたりから見た奥村くんと崎元くんの印象は?

石原:リストは第一印象がすごく良い子。明るくて元気なキャラで、真面目な印象です。

明石:頼斗は最初、月斗以上に壁があったんです。でも最近わかったのが、意外とふざける子です。

ーー皆の新しい一面が見えてきているんですね。最後に9月23日(土・祝)に出演する『いろいろ ドルフェス2023』と、11月17日(金)〜26日(日)までAiiA 2.5 Theater Kobeで行われる、神戸セーラーボーイズ 定期公演vol.1 『ロミオとジュリアス』『Water me! ~我らが水を求めて~』に向けて意気込みを教えてください!

この後、お互いの似顔絵を描き合ってくれた明石と石原。お互い1番の仲良しと話す通り、すっかり気を許して楽しそうにじゃれ合う様子は見ていてほっこりした。これからも同じ時間を過ごす中で、お互いを深く知っていくのだろう。神戸セーラーボーイズとしての次なる挑戦も楽しみだ。

お互いの似顔絵を描いてくれた明石侑成、石原月斗

お互いの似顔絵を描いてくれた明石侑成、石原月斗

取材・文=久保田瑛理 撮影=高村直希

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