梶浦由記
マルチ音楽コンポーザー・梶浦由記のデビュー30周年を記念し、2001-2009年に手がけたゲーム、アニメ作品のサウンドトラックを中心に本人がセレクトし2000年代のキャリアを総括した、初期のベスト盤サウンドトラック『30th Anniversary Early BEST Collection for Soundtrack』のが12月6日(水)に発売されることが発表された。
梶浦由記はアニメ『鬼滅の刃』やアニメ『ソードアート・オンライン』、北野武監督・主演映画『アキレスと亀』、NHK歴史番組『歴史秘話ヒストリア』、NHK連続テレビ小説『花子とアン』など数々の話題作の劇伴音楽を手掛けており、ヴォーカル・ユニットのプロデュース等、幅広い作曲・音楽プロデュースを行っている。
『30th Anniversary Early BEST Collection for Soundtrack』では、「NOIR」「アクエリアンエイジ」「.hack」「Xenosaga」「MADLAX」「エレメンタルジェレイド」「ツバサ・クロニクル」「エル・カザド」「PandoraHearts」等、フライングドッグで手掛けた数々の作品の音源に加え、バンダイナムコミュージックライブ「舞-HiME」シリーズの音源7曲含む造語曲、インスト曲中心に現在CDでは入手困難な音源全71曲を収録。ブックレットには本人による楽曲制作時にまつわるインタビューを掲載。ファン垂涎のアイテムになっている。
初回限定盤には2020年9月18日に配信されたスタジオライブ「Yuki Kajiura LIVE 番外編~STUDIO配信LIVE vol.#1 reprise!」を収録したBlu-ray Discを同梱。このライブは2008年に開催された「Yuki Kajiura LIVE VOL#1」の楽曲を現在のライブメンバーで再び行なったもので、収録曲は全て2008年以前の楽曲になる。
なお、同日にSACRA MUSICより実写ドラマ作品のサウンドトラックを収録した「The Works for SoundtrackⅡ」も発売される。数々のアニメ作品の音楽を手掛ける梶浦由記のベスト盤サウンドトラックをファンならばチェックしておきたい。